村の名前 の商品レビュー
著者の芥川賞受賞作とデビュー作の2編いり。 どちらも生きていくこと存在することの不安定さを描いている。 主人公たちは、惑わされているのか妄想しているのか曖昧で居心地がわるかった。 また、みちを踏み外す描写が多く、それも読んでいてつらい。 ラストは落ち着くところて収まったよう...
著者の芥川賞受賞作とデビュー作の2編いり。 どちらも生きていくこと存在することの不安定さを描いている。 主人公たちは、惑わされているのか妄想しているのか曖昧で居心地がわるかった。 また、みちを踏み外す描写が多く、それも読んでいてつらい。 ラストは落ち着くところて収まったようだが、そこまでに至る事案が気になって落ち着きの悪い結末になっている。
Posted by
- 1