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魂のいちばんおいしいところ の商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2022/07/04

詩集というものはあまり読み慣れていなくて、情景が浮かばなかったり奥行きが見出せなかったり、その時の私自身のコンディションにもよるのだろうなと思います。 詩を読むのは難しい。そう感じる私が一番心に残ったのは「成人の日に」でした。

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2020/11/20

実家にあったものを母が私の20歳の誕生日のとき贈ってくれて、表題作「魂のいちばんおいしいところ」や「成人の日に」など読んで、いままで自分がいろいろ悩みながらも自立のために努力できたのは、人の支えがあったからだということを心底実感した。…というおもいでがあったのもあるが、心洗われる...

実家にあったものを母が私の20歳の誕生日のとき贈ってくれて、表題作「魂のいちばんおいしいところ」や「成人の日に」など読んで、いままで自分がいろいろ悩みながらも自立のために努力できたのは、人の支えがあったからだということを心底実感した。…というおもいでがあったのもあるが、心洗われるかんじがするのですすめたい。「ほんとうに出会った者に別れはこない(「あなたはそこに」より引用)」とか「悲しみはいつも私にとって/見知らぬ感情なのだ(「九月のうた」より引用)」とか、自分の経験と照らして深く読むと、自分を大事にし人を思いやるきもちが湧いてくるようなきがする

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2019/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1990年刊。 サンリオ社から出版された、『うつむく青年』、『空に小鳥がいなくなった日』に続く詩集で、新聞や雑誌、映画やテレビのために書いた作品から選ばれた詩を集めたもので、書かれた時期は、まちまちで、かなり古いものもあるそうです。 他の文庫や選集に載っていない詩がたくさんあり、楽しめました。 初めて目にした詩では 「二月のうた」 「四月のうた」 が、とっても素敵でした。

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2018/03/18

タイトルになっている詩がとても好き でもほかのも読みやすく、自分の中に溶けて入ってきやすく、好きです

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2011/04/07

久々々の再読。被災地の状況を伝え聞いてザワつく気持ちを、この詩集を声に出して読むことで落ち着かせる。『遠くから見ると』『明日』には鎮静効果あります。

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2009/10/07

迷ったり、自分がわからなくなったり、自信をなくしたりしたときは、谷川さんの詩を読みます。 みじかいことばの一つ一つが、ふかーーく心に刺さって元気をもらえます。解釈のしかたは人それぞれ。本当の意味とかわからなくても、何か感じるものがあって、想像して、受け止めればいいと思います。 ...

迷ったり、自分がわからなくなったり、自信をなくしたりしたときは、谷川さんの詩を読みます。 みじかいことばの一つ一つが、ふかーーく心に刺さって元気をもらえます。解釈のしかたは人それぞれ。本当の意味とかわからなくても、何か感じるものがあって、想像して、受け止めればいいと思います。 高橋さん

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2009/10/07

-そうしてあなたは自分でも気づかずに/あなたの魂のいちばんおいしいところを/私にくれた- もし、あなたが愛する人ともっと心が近くなるといいな、と思うなら、この詩集を買ってみて。どこかに、あなたの伝えたい言葉が見つかるはず。手紙に引用してもよいし、本に線を引いてプレゼントしても素...

-そうしてあなたは自分でも気づかずに/あなたの魂のいちばんおいしいところを/私にくれた- もし、あなたが愛する人ともっと心が近くなるといいな、と思うなら、この詩集を買ってみて。どこかに、あなたの伝えたい言葉が見つかるはず。手紙に引用してもよいし、本に線を引いてプレゼントしても素敵。例えば、片思いのあなた!おススメは「わたしの捧げかた」。

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2009/10/07

初めて詩集というものを読みました。 読んでると、だんだん心が静かになっていいものでした。 「十一月のうた」「あなたはそこに」「ころころ」「魂のいちばんおいしいところ」がとても好き。 いつか大切なひとに読んであげたい。

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2010/03/26

とても美味しい。どこか哀しい。それはまるで、一番好きな人と穏やかに食事をし、楽しいままに終わった後の微かな切なさに似ている。 谷川俊太郎の詩は限りなく透明でありながらその実体というものは曖昧で、分析などせずにただ眺めていたいと思う。 言葉が心そのままの形を映すのなら楽なのに、とい...

とても美味しい。どこか哀しい。それはまるで、一番好きな人と穏やかに食事をし、楽しいままに終わった後の微かな切なさに似ている。 谷川俊太郎の詩は限りなく透明でありながらその実体というものは曖昧で、分析などせずにただ眺めていたいと思う。 言葉が心そのままの形を映すのなら楽なのに、という切なさを私は、谷川さんから学んだ。

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2009/10/04

ひとつのたしかな今日があるといい  明日に向かって  歩き慣れた細道が地平へと続き  この今日のうちにすでに明日はひそんでいる 

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