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そして扉が閉ざされた の商品レビュー

3.5

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    2

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2019/06/14

密室を解くのではなく、密室に監禁された中で過去の出来事を紐解く。物語の中へ読者を引っ張っていくのが上手いと思います。徐々に徐々に引き込まれ、一緒になって謎を追いました。アイスピックの件は途中で想像できたのですが、それがなぜあんな結末になったのかは全員が本当のことを言わないと解明で...

密室を解くのではなく、密室に監禁された中で過去の出来事を紐解く。物語の中へ読者を引っ張っていくのが上手いと思います。徐々に徐々に引き込まれ、一緒になって謎を追いました。アイスピックの件は途中で想像できたのですが、それがなぜあんな結末になったのかは全員が本当のことを言わないと解明できない。すごくインパクトのある作品と言うわけではないけれど、ちゃんと本格で、とてもきれいにまとまっていて、これからどうなるかという想像をさせてくれるエンディングも私は好きでした。

Posted byブクログ

2019/06/01

これは岡嶋作品中でも出色の傑作。核シェルタ内での密室謎解き&心理ゲーム。最後まで展開が読めない完璧なプロットとその話術・展開。完璧で教科書的作品。こういう作品に出会えて幸せ。

Posted byブクログ

2019/03/14

サクッと読める小説 会話形式が多くドラマみたいな感覚。 でも、登場人物はあまり好きじゃなかった。 魅力的なキャラが居たらより良かった。 ラスト数ページの犯人の告白等はアッサリ… ちょっと残念。

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2018/10/04

初めて読んだ岡嶋二人さんの作品。二人で書いたものらしい。 テンポも悪くなく… ここからはネタバレを含むかな。 だが、車のトリックや殺人のトリックは、ちょっと無いでしょう、と思う。お母さんがどうして犯人はこの主人公たちの中にいると思ったのかも、思い込みなのか、根拠があったのかよ...

初めて読んだ岡嶋二人さんの作品。二人で書いたものらしい。 テンポも悪くなく… ここからはネタバレを含むかな。 だが、車のトリックや殺人のトリックは、ちょっと無いでしょう、と思う。お母さんがどうして犯人はこの主人公たちの中にいると思ったのかも、思い込みなのか、根拠があったのかよく分からない。というわけで、ちょっとモヤモヤとするところはあったけど、でも読みやすくて面白かったので、ちょっと甘めの★4つかな。結構好きな感じなので、他も読んでみたい。

Posted byブクログ

2018/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4人の男女が殺人を疑われ核シェルターに閉じ込められる。 大きなことは何も発生しないのに、人物たちの行動で少しずつ 話が進んでいく。その進み方が自然な感じ。 核シェルターから脱出しようとしている描写は分かりづらかった。 咲子の母親はどこまで理解して、彼らを閉じ込めたのか 少ししっくりこない。

Posted byブクログ

2018/07/23

淡々とした正統派なミステリだった。おもしろくてどんどん読み進めていくんだけど、想像の域を超えることはなかった。 謎が現れる→解決 を繰り返すのだが、推理にしては間違いが無さすぎる。良く言うと無駄がない。まだ何かあるだろう、と結末に期待するが推理通り。

Posted byブクログ

2018/05/25

男女4人がシェルターに閉じ込められて、事故死したはずの友人の死の真相を探る物語。 何もないところから、論理的に次から次へと思考が発展して最後はスッキリまとまった。 被害者側の落とし方が、なるほどな!いい意味で母親の執念と悲哀を感じた。

Posted byブクログ

2018/05/20

そういや飛行機缶詰中に読んだのに全く印象に残らず、レビューどころか、全て忘却の彼方に行っていた1冊。 男女2人ずつの4人が、亡くなった共通の友人、咲子の家を訪れ、気がついたら出口のない部屋に閉じ込められていた。脱出を試みるとともに、咲子行方不明+殺人(?)事件の真相を思い出し、...

そういや飛行機缶詰中に読んだのに全く印象に残らず、レビューどころか、全て忘却の彼方に行っていた1冊。 男女2人ずつの4人が、亡くなった共通の友人、咲子の家を訪れ、気がついたら出口のない部屋に閉じ込められていた。脱出を試みるとともに、咲子行方不明+殺人(?)事件の真相を思い出し、解決を試みる。 岡嶋二人のことだから、誰か死ぬんだろうなー、千鶴なんかなにも当たり障りのないキャラクターだからなー、などと読んでいましたが、特に死にません。特に、じゃないか。 半分暗闇の、出口のない部屋の中で、事件当初のことを延々思い出す4人。ただ、それぞれの記憶ははっきりしているものの、事件当日にともに動いていた者はいない状況。はっきりした手応えのないまま進むので、なかなかもどかしい。 オチまで読んでもなあ。納得はできたような出来なかったような。落ちも何もかもクリアなのだけど、湊かなえを読んだあとのような「あっそう」という感想しか出なかったんだよね。 岡嶋二人の小説なんだから、もうちょっと凝った殺し方をしてほしかった。

Posted byブクログ

2018/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本格派!ただ一つの事件に対して、論理的に犯人は誰だを追求していくスタイル。二転三転いやいやもっと展開していくクライマックスは読み応えあったな。 ラストはちょっとしんみり。

Posted byブクログ

2017/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デスゲーム的なもの(密室の雰囲気でソウとか)を期待して読み始めてしまったのが間違い。 正直いまいちだったなー、、 話の展開やおちは、湊かなえ作品の「リなんとか(藤原竜也と戸田恵梨香主演の)」←記憶力がひどい を思い出した。

Posted byブクログ