そして扉が閉ざされた の商品レビュー
大オチは読めました。トリックもオーソドックス。 嗚呼、ミステリというのは本当に、もう書き尽くされているのだなと。なんかもう、どーんと驚く本が読みたい。いっそドイルでも復習してみようかしら。 閉じ込められる、ということで味付けしてあるけども…うーん
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シェルターに監禁された4人が、数ヶ月前の友人の死についての真相に迫らざるを得なくなる。 シチュエーションは面白いが、シェルター→回想という構成が所々ぶつ切りで読み難く感じたシーンもあった。 ネタバレになります ちょっと難に感じた部分 お母さんちょっと強引すぎないか? いくら男性...
シェルターに監禁された4人が、数ヶ月前の友人の死についての真相に迫らざるを得なくなる。 シチュエーションは面白いが、シェルター→回想という構成が所々ぶつ切りで読み難く感じたシーンもあった。 ネタバレになります ちょっと難に感じた部分 お母さんちょっと強引すぎないか? いくら男性とはいえ担いで上がれたんだ… 本人が自覚してないってオチ 過失致死とかになるんですかね。
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起きると、扉の開かない部屋に閉じこめられていたという、SAWとか、CUBEを思わせるミステリ。 「何故、閉じこめられたのか?」 「誰に閉じこめられたのか?」 オチは・・・うん
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あまり期待せずに読み始めたら面白くて一気読み。 読み終えてから、この人の本にはいつも一気読みさせられてしまうことを思い出した。
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核シェルターに閉じこめられた4人 雄一、正志、鮎美、千鶴の話。 殺人に見えた現場は、偶然の死亡で、主人公である犯人は自分が犯人であることを知らない。
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私の推理力では犯人は分かりませんでした… というかほぼ9割の推理小説は(そんなに数多く読んではいないけど)犯人分からないんだけど(苦笑) だってこれって殺人と言うより事故じゃない?誤って殺してしまった上に殺したって事に気づきもしてないし。 犯人をかばった女性も、その女性をかばお...
私の推理力では犯人は分かりませんでした… というかほぼ9割の推理小説は(そんなに数多く読んではいないけど)犯人分からないんだけど(苦笑) だってこれって殺人と言うより事故じゃない?誤って殺してしまった上に殺したって事に気づきもしてないし。 犯人をかばった女性も、その女性をかばおうとした婚約者もみんな空回りって感じ。 後によ~く考えれば凶器も行動もなるほどって思うんだけどね。 推理小説を読み慣れている人は気づいたのかも。 犯人の意外性が分かるまでは一気に読めちゃう。 密室ものなので息苦しくなりつつ(笑) 自殺した女性の母親によってシェルターに閉じこめられた4人の男女。 母親は自殺ではなく殺されたのだという。 犯人が分かるまでシェルターからは出られない。 4人は互いを疑い合い、否定し合う。 話が進むほど誰も犯人だと思えなくなる。 4人の共犯か、本当に殺人ではないのではないか? これ映像化したら息苦し~くなりそうだけど迫力あるドラマになりそうだなぁ。
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※ほんのちょっとネタバレあり。 昔、『扉は閉ざされたまま』という小説を読んだなあ。全然、本作とは関係ありませんが。 さて、本作。 積読本3冊目。 『99%の誘拐』もそうですが、この人の文章は巧みです。 トリック的には非常にシンプル。その語り口にワナがあるんですね。 本書も ...
※ほんのちょっとネタバレあり。 昔、『扉は閉ざされたまま』という小説を読んだなあ。全然、本作とは関係ありませんが。 さて、本作。 積読本3冊目。 『99%の誘拐』もそうですが、この人の文章は巧みです。 トリック的には非常にシンプル。その語り口にワナがあるんですね。 本書も 「男女4人が密閉空間に閉じ込められ、極限状態になっていく」 という、ある意味究極のクローズドサークルで気持ちの探り合いがはじまるワケです。 さて、本書の中で実は一番の被害者は誰だったんでしょうか? 死んだ人? 殺した人? かまった人? いやいや、死体を○○をした人? それとも本当に無関係だった人? 秋の夜長にじっくりと読みたい一冊です。 さあ、これで積読されている本は2冊に減りました! 次に読むのはいつになるか・・・。
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彼女がどうやって死んだのかと、誰が殺したかはめずらしくわかりました(^^)v でも、どうしてそこに死体があったのかは…;; 心を読んでいくのがよい話だと思います。 青春だなあ~(は?)
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粗筋(アマゾン引用) 富豪の若き1人娘が不審な事故で死亡して3カ月、彼女の遊び仲間だった男女4人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた!なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?4人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する...
粗筋(アマゾン引用) 富豪の若き1人娘が不審な事故で死亡して3カ月、彼女の遊び仲間だった男女4人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた!なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?4人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。
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男女4人。あのパーティーのメンバー。 あのとき一人が自殺した。 気がついたらあのときの面々が顔を連ねている。 自殺した女性の母親が核シェルターに閉じこめた。 あの自殺は本当に自殺だったのか。 殺人ではなかったか。 核シェルターという閉鎖的空間と、そこにいるメンバーたちへの疑念。...
男女4人。あのパーティーのメンバー。 あのとき一人が自殺した。 気がついたらあのときの面々が顔を連ねている。 自殺した女性の母親が核シェルターに閉じこめた。 あの自殺は本当に自殺だったのか。 殺人ではなかったか。 核シェルターという閉鎖的空間と、そこにいるメンバーたちへの疑念。 自分はやってない。そう思っても周りは誰も信じない。自分も周りを信じない。 メンバーは他人が殺人を起こしたかも知れない疑惑と、このシェルターから 出られないかも知れないという、底知れぬ恐怖と戦いながら、あのときのことを 思いだし、ここにいるであろう犯人を、探し始める。 これは面白いです。閉鎖的環境。その中に確実に犯人がいる。 俗に言う、雪の山荘ものですが、核シェルターという極端に狭い空間。 これを有効に使って、メンバーが極限の恐怖の中、他人に対する疑惑の念を持つ。 最高のサスペンス&本格ミステリです。 傑作の一つでしょう。
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