カディスの赤い星(上) の商品レビュー

逢坂剛【著】

ある有名なギター製作…

[文庫ＯＦＦ]

ある有名なギター製作家から、人を探して欲しいと言われる所から始まり、大きな陰謀に巻き込まれる。スペイン好きの私にはたまらない本でした。話の内容はもちろん素晴らしいなんですが、読むとスペインに行きたくなります。

ギタリストを探すこと…

[文庫ＯＦＦ]

ギタリストを探すことを依頼された男がスペインを揺るがす陰謀に巻き込まれていく。直木賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞した。

フリーのＰＲマンが、…

[文庫ＯＦＦ]

フリーのＰＲマンが、内戦中のスペインを舞台に、伝説のギターを追う。

スペインについて作者…

[文庫ＯＦＦ]

スペインについて作者の理解が深い。展開がおもいしろい。下巻もぜひよみたいです

2012/08/29

フラメンコギターを聴きに行きたくなる一冊。
スペインの内戦、独裁政権の実態など、
自分があまり知らないことが描かれていたのも興味深かった。

それにしても、主人公ハードボイルドすぎ！
後半は、感情移入ができなくなってきました。

全体としては、まあまあ面白いといったとこでしょうか。

2011/07/21

会社の後1月くらいは新入社員が貸してくれました。絶対面白いですよ!といわれましたが確かに面白かったです。

逢坂氏の作品は何作か読んだことあるのですが今まで読んだものはどちらかといえば短編だったので長編でがっつり読んだのは初めてです。
スペイン通で、フラメンコギターの腕前もかなり、と言う話は聞いたことがあったのでこの舞台の背景も納得、と思いました。

スペインの内戦、独裁政権の実態などほとんど知らなかったので今度きちんと調べてみよう、と思いました。ひとつの出来事からどんどんと色々な方面に物語が発展するのは見事!です。フラメンコギターが聞いてみたくなります。いや、本当に。ただ主人公がハードボイルド過ぎ…　あんなにヒロインの彼女に冷たくしなくても良いのでは?と言うことと不死身すぎ…　いや、死んで欲しいわけではないのですが…　

読み物として面白かったです。

2010/08/22

スペインが舞台の小説。上巻はハードボイルド独特のセリフまわしや、人間関係がダイナミックに展開し面白い。が、後半に進むにつれ、はちゃめちゃ、やりすぎ感たっぷり。

2010/07/24

とにかくおもしろい！

主人公の頭の良さとフットワークの軽さに舌を巻きます。
格好いい中年を想像しながら読んでましたw

2009/10/04

　直木賞受賞作。複雑に絡み合う人間模様が日本とスペインを繋ぐ。フリーのＰＲマンが手掛けた仕事は人探しだった。２０年前にスペインの有名なギター製作家からの依頼でもあった。そして思ってもいなかった大きな事件、いや凄い事件に遭遇することになる。スケールがとにかくでかい。だけど説明も丁寧だし未知の国・スペインの内情などが読者にも理解できる。ラストはもうハラハラ！