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三千里(上) の商品レビュー

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2025/07/14

河東碧梧桐(1873-1939)、松山生まれ、伊予尋常中学を経て、三高入学ののち、二高に編入、でも中退。中学の時に、同級生の高浜虚子とともに、正岡子規から野球と俳句を教わった。なんという交友関係、もう俳句で生きるしかないではないか。 『三千里』は俳句の旅日記。33-34歳の時にし...

河東碧梧桐(1873-1939)、松山生まれ、伊予尋常中学を経て、三高入学ののち、二高に編入、でも中退。中学の時に、同級生の高浜虚子とともに、正岡子規から野球と俳句を教わった。なんという交友関係、もう俳句で生きるしかないではないか。 『三千里』は俳句の旅日記。33-34歳の時にした俳句行脚を記している。120年ほどまえの日本各地がどうだったか、その見る目も書きぶりも期待以上におもしろい。 上巻は千葉から東北・北海道の旅。たとえば、冒頭の8月6日。両国の停車場を発って、稲毛の海気館に宿泊。浜であさりをとったり、カニと遊んだり、座敷にヤドカリを這わせたり(なにやってんだか)。ただ、夜はノミと蚊で眠られず。これが初日。

Posted byブクログ