1,800円以上の注文で送料無料

珍らしや蟾蜍、吐息す の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/12/09

1985年に『週刊大衆』に連載された西村寿行作品。作家・西村寿行を主人公にした『黒猫の眸のほめき』の続編ですが、西村寿行は作品に登場せず、前作で西村寿行を誘拐した瀬田一家が主役となった作品。まあ、一番活躍するのは、前作では瀬田一家の敵、今作では瀬田一家の味方となった、超能力を使う...

1985年に『週刊大衆』に連載された西村寿行作品。作家・西村寿行を主人公にした『黒猫の眸のほめき』の続編ですが、西村寿行は作品に登場せず、前作で西村寿行を誘拐した瀬田一家が主役となった作品。まあ、一番活躍するのは、前作では瀬田一家の敵、今作では瀬田一家の味方となった、超能力を使う荼吉尼婆ですけど。 他の西村寿行作品の続編によくあるパターンで、強い美女が登場します。『蘭菊の狐』の続編『襤褸の詩』、『風紋の街』の続編『陽炎の街』と一緒ですね。それらの作品と比べると、エロス度とバイオレンス度が低めな気がしますね。そのせいか、西村寿行作品の中でもパワー低めな感じです。ユーモア度を高めにしたのかもしれませんけど、自分と寿行先生の笑いのツボが違うのか、あまり楽しめなかったです。

Posted byブクログ