三国志(五) の商品レビュー

吉川英治【著】

「三国志」の王道の１…

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「三国志」の王道の１冊。これを読まずして三国志は語れません。必読です。

孔明の活躍が始まりま…

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孔明の活躍が始まります。前半の雄・曹操を呉の周瑜とともに打ち破っていく赤壁の戦いは心躍るもの。もし、赤壁の大敗がなければ曹操が天寿のうちに中国を統一したと思われるだけに重大な一件。孔明の智謀はまさに神の如く的中していきますが、これは演義の誇張もおおきなところ。すこし減じてみましょう。そうでないと赤壁の勝者・周瑜が余りにも不憫です。

この巻では、かの有名…

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この巻では、かの有名な赤壁の戦いが描かれています。吉川英治さんの文章で描かれた赤壁の戦いは圧巻です！！！

赤壁の戦い。三国志の…

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赤壁の戦い。三国志の中では最も盛り上がるところとも言える。天下に迫った曹操を孔明が撃退します。天才です。

赤壁の戦い後、この巻…

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赤壁の戦い後、この巻では曹操vs劉備の構図が出来上がっていきます。

2024/04/30

赤壁の戦い、文章から戦場が目に浮かんだ。映画レッドクリフとは全然違うね、あれはアクション重視だし。それはそれで面白かったけど。
しかし三国志一報われない男周瑜、孔明がいなければ、呉はもっと違う未来があったのかも。
それだけ孔明はずば抜けてたんだな。

2022/08/22

赤壁の戦いも一つのクライマックスではあるが、あくまでお話全体の中の一つに過ぎないこと、よく分かります。
また、やはり本作は良き物語に共通して言える「口伝」であろうことが容易に想像つきます。多くの聞き手はやんやの大騒ぎだったんだろうなぁ。

2022/08/10

三国志の名場面である赤壁の戦いは、諸葛孔明をはじめとした兵法に精通した武人たちの駆け引きと、そのスケールの大きさが見どころだと思う。
この戦いを導いたのは諸葛孔明であり、魏と呉を戦わせながら、一番の利益を得るのは蜀の国になるという戦略が成功したことになる。結局のところ、兵法だけでなく人間の心理まで深く理解する諸葛孔明の知略は誰も読むことはできず、掌で転がされ続ける武人たちの戦いのように見えた。
また、趙雲の武士としてのまっすぐで誇り高い信念と劉備玄徳に仕え抜くという一貫した行動が印象的だった。

2022/01/29

ホントは去年の課題図書だったけど、やっと5巻。
5巻は赤壁の巻と望蜀の巻。有名な赤壁の戦いを挟み、玄徳、曹操、孫権のせめぎ合い、そして、孔明、周瑜の騙し合い。知っているっていうエピソードが盛りだくさん。
残り3巻、本年度中には読破したいですね。

2021/08/19

赤壁の戦いは非常に読み応えがあった。兵法を駆使し、人の心をも読み欺き合う駆け引きの面白さ。
一方、この戦いで膨大な死者が出たことは恐ろしく、兵の一人一人を単純な数として見ることはしたくないと思う。規模が大きくて想像もできないほどだ。
趙雲の武人としての誇りや生き方、胸に響くものがあった。