1,800円以上の注文で送料無料

危険な童話 の商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

被害者に「そりゃそんなひどいことしたら殺されても仕方ないよ」って同情の余地なし、犯人に同情という点ではこれまで読んできた中でも屈指のミステリ。漫画家の花村えい子がお勧めしていたので読んだのは昭和末期でした。 犯人(自殺する)の遺族も被害者遺族もこれからの人生辛いな…と想像する幕切れが鮮やか。 日本推理作家協会賞の最有力候補に挙げられながら落選したのは謎。飛鳥高「細い赤い糸」って未読だけど、そんなに傑作なのだろうか。

Posted byブクログ

2013/12/01

半世紀前の作品、というのを差っ引いても、まあ、面白い。ただ、いきなり視点がブレたり、主人公に共感できなかったのが残念。犯人の動機ではなく心情への洞察が深ければ、個人的にはよかったと思う。

Posted byブクログ

2014/09/01

イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387154545.html) 日本探偵作家クラブ賞候補(1962/15回)

Posted byブクログ

2012/07/19

寡作の作者自身が論理とロマンティズムを融合した自作中の最高傑作に挙げているそうだ。犯人は最初からほぼ確定しているのに、トリックが解き明かせず、犯行の理由も最後の手記によって始めて明らかになる、まさに本格推理小説だ。昭和61年の作品だが、古さを感じさせない傑作。

Posted byブクログ

2012/05/17

再読。仮釈放されたばかりの男が従姉妹であるピアノ教師の家で殺害される。発見者である彼女が容疑者として拘束されるのだが……。 論理的な謎解きに文学的な香気を併せ持つ傑作。犯人の立てた緻密な計画とそれを突き崩していく刑事の一進一退の攻防の愉しさに加え、各章の冒頭に挿入された童話の幻想...

再読。仮釈放されたばかりの男が従姉妹であるピアノ教師の家で殺害される。発見者である彼女が容疑者として拘束されるのだが……。 論理的な謎解きに文学的な香気を併せ持つ傑作。犯人の立てた緻密な計画とそれを突き崩していく刑事の一進一退の攻防の愉しさに加え、各章の冒頭に挿入された童話の幻想性、読後に残る人間の物悲しさを感じさせる余韻も見事。

Posted byブクログ