大いなる天上の河(上) の商品レビュー
機械文明と有機文明との戦い カバーがとてもいい 表紙 8点加藤 直之 展開 7点1987年著作 文章 7点 内容 780点 合計 802点
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SFとしてはハードの部類に入りますね。 だけれども、少し見方を変えれば 現実世界でもいつか起きかねないものに なるように思えるのは気のせいではないと思います。 メカが人間の住む星を ことごとく崩壊させた事件。 それから6年後が舞台となります。 この脅威のメカが恐ろしいのは 学習能力があるということ そして、人類の頭脳を奪っていくのです。 なんか、薄ら寒いわ… このどうあがいても絶望な相手に 人類はどのように立ち向かっていくのでしょう…
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機械生命に蹂躙される人類ってなわけですが、それでも生き残る為に人類が取る様々な手段がある種のテクノロジィ退化をもたらしてしまっているという設定が、よいボディブローとなって後々効いてきます。 有機生命と機械生命をそれぞれトップダウンとボトムアップで作っていくとどこが平衡点になるか、...
機械生命に蹂躙される人類ってなわけですが、それでも生き残る為に人類が取る様々な手段がある種のテクノロジィ退化をもたらしてしまっているという設定が、よいボディブローとなって後々効いてきます。 有機生命と機械生命をそれぞれトップダウンとボトムアップで作っていくとどこが平衡点になるか、という考えを想起させる面白い作品だったと思います。
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