空飛ぶ馬 の商品レビュー
1989年の本にしては、登場人物の様子にあまり古さを感じない。まあ、ケータイとかスマホは出てこないけどね。 落語という伝統文化を題材としているけど、登場人物の雰囲気は新しい感じ。 私自身がもう古くなってきてるので、実はそんなに新しくないのかもしれないけれど。
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人が死なないミステリーということで、万能鑑定士αのようなものかと期待したけど、実際は珈琲店タレーランの事件簿と同じ系統の作品。 普段使いの文章を面白おかしくすることで個性を出そうとするんだけど、本筋のミステリー自体がそれほど深くないので、自分には合いませんでした。 特に2作目...
人が死なないミステリーということで、万能鑑定士αのようなものかと期待したけど、実際は珈琲店タレーランの事件簿と同じ系統の作品。 普段使いの文章を面白おかしくすることで個性を出そうとするんだけど、本筋のミステリー自体がそれほど深くないので、自分には合いませんでした。 特に2作目はほとんど女子大生の旅行の話で、謎が生じたこと自体、終わりの10ページぐらいだったため、少し退屈さを感じたぐらいでした。 最後の読了感は良かったです。
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過日読んだ「夜の蝉」が面白かったのでこちらも読んだけど、変わらずナイス。上質なミステリーの味わい、随所に出てくるさまざまな書物や作家にも擽られるし。主人公の女子大生と明快に謎解きする落語家さん どちらも魅力的な存在感があります!やっぱり面白かった。
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新作が出たので単行本で読み直してみようと。 著者の性別を探る鮎川センセの解説が微笑ましい。 今思えば、「私」でなく円紫さんなのだなあ。
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テレホンカードとか出てくるけど、だからってぜんぜん古臭くない。知ってても最後まで女の人がかいたお話だと疑いながら読みました。
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資料番号:110264595 請求記号:F/キタム 春から文系の学生になった人へ、こんな"師匠"と出会えると良いですね。
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『鍋奉行京へ行く』の桂九雀さんのあとがきを読んで急に読みたくなりました。1989年の作品で、思っていたよりも、ずっと昔が舞台の印象を受けました。時代とともにどんどんスピード感が増して、軽くなっているんだなあと感じました。落語家やミュージシャンなどを本業とする素人探偵が、日常に潜む...
『鍋奉行京へ行く』の桂九雀さんのあとがきを読んで急に読みたくなりました。1989年の作品で、思っていたよりも、ずっと昔が舞台の印象を受けました。時代とともにどんどんスピード感が増して、軽くなっているんだなあと感じました。落語家やミュージシャンなどを本業とする素人探偵が、日常に潜む謎を解き明かすというタイプの小説のはしりになるのでしょうか、初々しい印象も受けました。探偵役の人柄とワトソン役の私との関係が魅力になっています。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387155314.html) (収録作品)空飛ぶ馬/赤頭巾/胡桃の中の鳥/砂糖合戦/織部の霊
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東西ミステリーベスト2012年度版17位。短編形式で進む。昔読んだ記憶があるけどシリーズ化してたのかぁ。主人公が名無しじゃないですか( ̄▽ ̄;)たまに主人公キャラ崩壊してるけど(笑)無理に女性言葉つけてる感じで違和感(^_^;)最後の『空飛ぶ馬』はすごい切ない感じでよかった。基本...
東西ミステリーベスト2012年度版17位。短編形式で進む。昔読んだ記憶があるけどシリーズ化してたのかぁ。主人公が名無しじゃないですか( ̄▽ ̄;)たまに主人公キャラ崩壊してるけど(笑)無理に女性言葉つけてる感じで違和感(^_^;)最後の『空飛ぶ馬』はすごい切ない感じでよかった。基本的には爽やか風味でこんなミステリーもよいね。
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円紫師匠の推理力に驚かされるのはもちろんだけど、この主人公の記憶力の良さと、豊かな感受性にも驚きました。 編それぞれが独立しているのに、最後の編でそれらが少しずつ重なり合っていて、面白かった。 この主人公、かなり風変わりで(なにせ「こんちくしょうゆ」だから(^O^))、これが...
円紫師匠の推理力に驚かされるのはもちろんだけど、この主人公の記憶力の良さと、豊かな感受性にも驚きました。 編それぞれが独立しているのに、最後の編でそれらが少しずつ重なり合っていて、面白かった。 この主人公、かなり風変わりで(なにせ「こんちくしょうゆ」だから(^O^))、これが彼女の日常と思わされるところは満足でした。 自然、人の素振りや当たりの様子など、全ての描写がとても丁寧で綺麗です。そして全編を通し、上品な空気が漂いとても素敵な作品でした。
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