軍師竹中半兵衛 の商品レビュー

笹沢左保【著】

羽柴(豊臣)秀吉の軍…

[文庫ＯＦＦ]

羽柴(豊臣)秀吉の軍師として知られる竹中半兵衛の一代記。利を求めず、戦国の世を飄々と生きた半兵衛の生き様には魅せられるものを感じます‥500ページを越える大作ですが、すらすら読めちゃいました

秀吉の軍師として仕え…

[文庫ＯＦＦ]

秀吉の軍師として仕えながらも無欲の男道を貫いた半兵衛の心中はいかなるものだったのか。病死しなければもっと出世しただろうに・・・524ページの力作です。男性の方必見です。

野心もなく、ただ乱世…

[文庫ＯＦＦ]

野心もなく、ただ乱世に自分の才を活かしたい半兵衛と、秀吉のすれ違いに人間関係の空しさを感じました。あと、お市の方と半兵衛の関係も、この話の味なのでしょうが、私はあまりいいとは思えませんでした。この２人の関係を除けば、とても面白い作品だったと思います。

秀吉の軍師として有名…

[文庫ＯＦＦ]

秀吉の軍師として有名な竹中半兵衛を描いた長編歴史小説です。

2024/01/08

戦さの情報は史実に基づいているためか詳しい。お市の方などとの会話は面白くするために脚色されている？脚色が小説の醍醐味ですかね。嘘っぽいと感じずに、入り込んでしまうので良い本なのだなと感じました。

2023/11/18

秀吉の軍師としては黒田官兵衛が有名ですが、ニ兵衛と呼ばれていたもう一方の竹中半兵衛に興味がありました。
軍師としての潔いところがいいですね。

2019/09/29

竹中半兵衛重治。恐るべき男よ、と秀吉は言った。まるで当人みたいに信長というものをよく知っている。もし半兵衛を敵に回したら、これ以上恐ろしい人間はいなかった。立身出世を望まず、権勢といったものに関心を示さない。荒馬を乗りこなすのが楽しいだけで、馬を飼うのは性に合わぬと、半兵衛はいう。天下を治めるは馬を飼うことに似ている。信長、秀吉という荒馬を自在に乗りこなし、戦国を駆けぬけた一世の軍師、36年の生涯を描く大河小説。

竹中半兵衛が長生きしていたら、豊臣政権はもっとマシになっていたはず。
竹中半兵衛、豊臣秀長、黒田官兵衛の三人が揃って豊臣家にいる頃が一番よかった。

2016/02/10

お市と一刀斎のくだりは疑問でしたが物語の中の秀吉が一般的なイメージとは違っていたので興味がわきました。とても面白かったです。

2014/04/20

さすが日本の諸葛亮孔明を呼ばれる人物．この人に出世欲があったら，織田信長をも凌ぐ影響力があったのではないかと思わずにはいられない．

2013/08/02

初めて読む竹中半兵衛の小説でした。
某所で竹中半兵衛のオススメ小説を検索したらこの本がおすすめされてました。
絶版ということで中古で手に入れましたが、今年８月新装版で出るそうですね。

無欲であるが、信念をもち、真っ直ぐに生きる半兵衛さんがかっこいいです。
お市の方との恋心も描かれています。
こういう史実にないようなことが書かれていると批判される方もいますが、
あくまで小説なのでいいのではないかと私は思います。

総じて面白かったです。最後の章はどうしても辛いのがわかっているので、読みたくなくて読了まで時間がかかってしまいましたが、分厚くても一気に読めました！　
他の半兵衛さんの小説も読んでみたいと思います。