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そして扉が閉ざされた の商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2014/11/30

岡嶋二人としてはベストではないでしょうか トリック自体はイマイチだが シェルターでのやりとりはテンポがあって いい感じ 少し甘い採点で4.5点 四捨五入で★5

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2014/07/13

イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387158304.html)

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2013/07/04

 毛利雄一は、目を開けると知らない空間に閉じ込められていた。そうだ、自分は確か、恋人だった咲子の母親・三田雅代に呼び出され、オレンジジュースを飲んだのだ―。ということは、ここは三田邸の地下の核シェルター!?同じ空間に閉じ込められていたのが影山鮎美、成瀬正志、波多野千鶴というメンバ...

 毛利雄一は、目を開けると知らない空間に閉じ込められていた。そうだ、自分は確か、恋人だった咲子の母親・三田雅代に呼び出され、オレンジジュースを飲んだのだ―。ということは、ここは三田邸の地下の核シェルター!?同じ空間に閉じ込められていたのが影山鮎美、成瀬正志、波多野千鶴というメンバーであることから考えると、理由は咲子を含めた5人で行った別荘でのことに違いない。しかし咲子が車ごと崖から転落して亡くなったしたのは事故であり、自分達に罪はない。雅代は何か勘違いしているのだ・・・!  ワンシチュエーションミステリーというか、閉じ込められたシェルターの中で、誰が犯人なのか延々話し合っているのだが、出てくる4人がどれも嫌な感じで好きになれない。だからこそ、最後のどんでん返しというかなんというかの事柄には、「そんな他人への思いやりができる人たちだったの!?」という、違和感がものすごい。あと、昔の作品だからかもしれないが、言葉遣いに時代を感じる(苦笑)。

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2012/09/30

いやぁ、なかなかいい作品だ。閉鎖環境下の関係者のみによる真犯人探し。 外れ無しの岡嶋作品だから、期待して読んだが、今回も期待通りだったな。借りた本が古かったけれど、良い作品だから最後まで楽しめた!

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2012/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雄一の目が覚めるとそこは窓もない謎の空間だった。一緒にいたのは4カ月前、一緒に過ごした正志、千鶴そして鮎美だった。 4人がすぐに思い出したのは、あの日崖から車ごと落ちて死んだ咲子のことだった。咲子の母に薬を盛られ閉じ込められてしまった4人は、少しずつあの日あった出来事をお互いに話し出す…。 読みやすいんだけど、室内の説明で「蹴り上げ板」とか「吊り下げベッド」っていうのが、実際どういうものか想像しにくかった。 あと、ああいう車の後部座席にバイク(たぶん原付とか小型じゃないと思う)を乗せるのって、ちゃんと固定しないとオイル漏れとかするから無理だと思う…。 テンポ自体はサクッと読めてまあまあ面白かった。

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2010/09/27

咲子・雄一、正志・鮎美、千鶴の5人は咲子の別荘へ。しかし滞在中、咲子は崖からアルファロメオごと転落死してしまう。 3ヵ月後、咲子の母親の手によって4人は別荘の核シェルターに監禁される。 トイレの壁には「お前たちが殺した」の文字。 事故の真相は?果たして4人は脱出できるのか。 今...

咲子・雄一、正志・鮎美、千鶴の5人は咲子の別荘へ。しかし滞在中、咲子は崖からアルファロメオごと転落死してしまう。 3ヵ月後、咲子の母親の手によって4人は別荘の核シェルターに監禁される。 トイレの壁には「お前たちが殺した」の文字。 事故の真相は?果たして4人は脱出できるのか。 今更ですが、初・岡嶋作品です。大昔から気になりつつ、ようやく手にとりました。 面白かったです~!もっと早く読むべきでしたね。 シェルターに閉じ込められるという極限状態で推理は4人の回想がたより、そして容疑者は4人だけ。 こんな超閉塞状況でよくもまあこんな真相を! ほころびが出始めるところはちょっとあっけない感じしますが、この監禁状態ではありでしょう。 遅まきながら、岡嶋作品ものんびり追いかけたいと思います。

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2010/09/25

目覚めたら密室に閉じこめられていた男女4人。3ヶ月前に彼らを別荘に招いた娘が事故死しており、娘の母親がその真相を突き止めようと監禁したらしい。彼らは脱出を試みながらも当時のことを回想し、本当に事故だったのか推理していく。 現在の状況に当時の回想を織り交ぜながら話が進んでいき、少し...

目覚めたら密室に閉じこめられていた男女4人。3ヶ月前に彼らを別荘に招いた娘が事故死しており、娘の母親がその真相を突き止めようと監禁したらしい。彼らは脱出を試みながらも当時のことを回想し、本当に事故だったのか推理していく。 現在の状況に当時の回想を織り交ぜながら話が進んでいき、少しずつ事件の真相が明らかになっていくので飽きさせないし、伏線やサプライズもあって傑作とは思うが、語り手にまったく共感できなかったのが残念。 文庫版解説では島田荘司が絶賛しているらしいので、そちらを読みたかった。

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2014/09/18

読む前に「SAW」見たから、4人の中に雅代の共犯者がまぎれこんでるンじゃないかという気がしたがそんな事はなかった。なんかどのキャラクターもアウトローすぎて感情移入が出来ない。トリックは大体予想通りだったので面白かった。20年前なら確かに意外性も目新しさもあったかも知れないけど、今...

読む前に「SAW」見たから、4人の中に雅代の共犯者がまぎれこんでるンじゃないかという気がしたがそんな事はなかった。なんかどのキャラクターもアウトローすぎて感情移入が出来ない。トリックは大体予想通りだったので面白かった。20年前なら確かに意外性も目新しさもあったかも知れないけど、今となっちゃここに使われているトリックや、殺害方法は粗方使われ尽くしてるので大体途中で見当が付いてしまう。どうでもいいけど正志君、幼馴染みだからってちゃん付けで呼ぶなよ。作者理系っぽいのにあんまり理系優遇されてないよね

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2009/10/19

10月19日読了。「このミステリーがすごい!」1988年度の第6位の作品。目が覚めたら脱出不可能な密室に閉じ込められていた4人の男女。脱出のため奮闘する中、それぞれに思い当たる過去の「事件」の真相が見えてくる・・・。まさに「岡嶋二人の世界」!トリッキーな設定・展開の妙が命のミステ...

10月19日読了。「このミステリーがすごい!」1988年度の第6位の作品。目が覚めたら脱出不可能な密室に閉じ込められていた4人の男女。脱出のため奮闘する中、それぞれに思い当たる過去の「事件」の真相が見えてくる・・・。まさに「岡嶋二人の世界」!トリッキーな設定・展開の妙が命のミステリで、登場人物が少ないだけにまあ真相は読めると言えば読めるのだが、脱出のトライアルにより状況が見えてくる展開速度と、真相が浮かび上がり主人公の疑惑が形になってくる展開速度がマッチしており集中が途切れずに読み進められる。こーいう小説は面白いねえ。

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2009/10/04

070715。気が付くと核シェルターのような密室に閉じ込められていた男女4人のお話。殺人の疑いをかけられた4人は犯人探しを始める。岡島二人だから、ぜったい一筋縄ではいかないよね、と思いながら読んだため、仕掛けにもそれほど驚かなかったけど、面白かった。図書館の本はすごく古くて、そん...

070715。気が付くと核シェルターのような密室に閉じ込められていた男女4人のお話。殺人の疑いをかけられた4人は犯人探しを始める。岡島二人だから、ぜったい一筋縄ではいかないよね、と思いながら読んだため、仕掛けにもそれほど驚かなかったけど、面白かった。図書館の本はすごく古くて、そんな昔にこんなこと考えたなんてすごいよなぁ。と改めて思う。

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