デッド・ゾーン(上) の商品レビュー
昏睡状態から覚めると…
昏睡状態から覚めると予知能力を身につけていた男の物語。未来を予測することは人を幸せにするとは限らない。マキャモンの「ミステリーウォーク」を思わせる。
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予知能力を持ってしま…
予知能力を持ってしまった男の孤独と悲哀を描いた長編作品です。
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予知能力を持った男の…
予知能力を持った男の人が主人公。怖い話では、ないです。すごく切ないです。
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S.king作品の中…
S.king作品の中では怖くないほうです、主人公のジョンが交通事故にあい、4年半の昏睡から奇跡的に目覚める、そして予知能力をもみにつけた、彼の力を利用しようとするものが、、、、、
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映画見てしまっていてなるべく思い出すまい思い出すまいとはするのだがどうしても浮かんできてしまうこれはしょうがないか
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2021.09.19 読了。 途中でビジネス本がマイブームになり、途中まで読んでメモっていたものの続きから読んだ。 評価は下巻読了後に。 ジョン・スミスの超能力がこれからどうなるのか。 恐らくこのサイコメトリングとグレグが繋がって何かを解決するのだろうが、どう繋がっていくのか。 セーラとは復縁できそうな気がするがキングは復縁させない気もするんだよなー。 吉野美恵子さんの訳が非常に読みやすい。
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1979年のキングの初期の作品であるが、根底にあるものは完成されている。ザ・スタンドのような壮大な物語はそこにはないが、ここではひとりの青年の心のうちにある深い世界が描かれている。1ページ目からどことなく漂う物悲しさがラストまで少しずつ降り積もってていく流れは、ジョニーの朗らかな...
1979年のキングの初期の作品であるが、根底にあるものは完成されている。ザ・スタンドのような壮大な物語はそこにはないが、ここではひとりの青年の心のうちにある深い世界が描かれている。1ページ目からどことなく漂う物悲しさがラストまで少しずつ降り積もってていく流れは、ジョニーの朗らかな性格と対比されて、読んでいて胸が詰まるものがある。哀しい物語と読むことはできるが、キングを良く理解している読者であれば、根底にある思いは救いの物語であることは容易に気づくだろう。
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「知りたくないのに触れた人の思念が伝わってきちゃう」そんな主人公のお話。 内面的な苦労がメインかと思ったら、主人公が世界を揺るがす事件に結び付く思念をキャッチしてしまい悩んで悩んで・・・ 主人公と一緒に悩んでしまい下巻まで一気読み。
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はるばるアメリカまで旅行してきた本です。キングなら外れは無かろうと持って行ったのですが、乗り切れぬまま持ち帰り、更に日本でも結構苦労しながらの読了です。 キャリー、ファイヤースターターの流れの作品ということで、凄く期待していました。確かに、その雰囲気もありますし、ストーリーや主...
はるばるアメリカまで旅行してきた本です。キングなら外れは無かろうと持って行ったのですが、乗り切れぬまま持ち帰り、更に日本でも結構苦労しながらの読了です。 キャリー、ファイヤースターターの流れの作品ということで、凄く期待していました。確かに、その雰囲気もありますし、ストーリーや主人公の造形なども良い感じです。 載れなかった理由の一つにはやや冗長という事があります。もう一つは"古さ"でしょう。 1970年代を舞台にし、リアルタイムの時代の雰囲気を最大限に取り込んだ作品。それゆえに劣化も激しい気がします。 もう一つ、訳文の関係もあるかもしれません。 最後が良かっただけにちょっと残念です。
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米国でトランプが台頭してニュースが流れるさなかにあって、この本を思い出した人は少なくないと思う。一介のセールスマンが権謀術数で大統領候補にのし上がっていく。未来を予見できる能力を持つ主人公はこの男が大統領となって核ミサイルのボタンを容赦なく押してしまう未来を予見してしまう。そして...
米国でトランプが台頭してニュースが流れるさなかにあって、この本を思い出した人は少なくないと思う。一介のセールスマンが権謀術数で大統領候補にのし上がっていく。未来を予見できる能力を持つ主人公はこの男が大統領となって核ミサイルのボタンを容赦なく押してしまう未来を予見してしまう。そしてそれを未然に阻止しようと対決するストーリー。主人公の超能力者ゆえの孤独と悲しさ、そして対決の果てに快哉を上げてしまうラストシーンは圧巻。クローネンバーグ監督の同名映画もなかなかの傑作。
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