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徳川家康 獅子の座の巻(2) の商品レビュー

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竹千代は広忠、信長は…

竹千代は広忠、信長は信秀、それぞれ父を失って当主となった。人質の身ながらも忠実な家臣に守られる竹千代。一族・家臣に不穏な気配のある信長。どちらもこらからが試練の始まり。

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家臣の猪突猛進ぶりよ…

家臣の猪突猛進ぶりよく、大久保新八郎が好きでした。女性陣は戦国の世に生まれ、同情すべき点は多いと思いますが、田原御前と楓という二人は好きになれませんでした。 w

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今川への人質となるは…

今川への人質となるはずが、織田へといったことで信長との出会いがあった。第2巻。

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2024/02/25

乱世の荒波にこれでもかと揉まれる松平家! これでよく最終勝利者になれたな家康は。。。織田信長と出会い、少しずつ役者が揃ってくる印象かな。

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2023/07/16

竹千代が尾張に連れ去られ、人質交換から今度は今川家の人質へ。そこで運命の皮肉か太原雪斎から受ける訓育が見どころ。幼い竹千代にわずかな望みをかける松平党の切ない祈りに似た戦い。その後の家康の人格を形成していった周りの環境が集約された堂々の第二巻。

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2022/07/12

第2巻め。 竹千代は、今川の人質として駿府に行くまで。 後半は信長が父の葬式で焼香を投げつけるところまで。 信長の話がちょっと面白かった。先は長い。

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2022/01/23

松平家に忠義を立てる松平家の家臣たち。後の徳川家の結束の強さは既にこの頃から健在。一方の広忠はクズ度が高まるばかり。織田家といえば、だいたいが桶狭間の戦以降しかあまり知りませんが、平手政秀など、信長の守役くらいにしか知らなかった武将のほか、あの今川家の名将太原雪斎など、ここにはギ...

松平家に忠義を立てる松平家の家臣たち。後の徳川家の結束の強さは既にこの頃から健在。一方の広忠はクズ度が高まるばかり。織田家といえば、だいたいが桶狭間の戦以降しかあまり知りませんが、平手政秀など、信長の守役くらいにしか知らなかった武将のほか、あの今川家の名将太原雪斎など、ここにはギッシリとそれ以前の織田対今川家、そしてそこに挟まれる松平家の様子が詰まっていて、面白かったです。また信長15歳、竹千代6歳の頃の掛け合いがなんともいい。この巻のラストは信秀の死。信長19歳。まさに内憂外患の中にあって、これから尾張をどう統一していくか楽しみ。

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2021/09/24

松平も織田も父親の時代が終わりました。信長のほうは濃姫との掛け合いが始まって、今後を期待してしまいます。一方竹千代は駿府に移って、暫くは勉学の時でしょうか。何度読んでも良いテンポで進む良い小説です。

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2021/07/16

戦乱の不条理さに翻弄されていく人々の様子が描かれている。愛する正室と離縁しなければいけなくなった広忠は、於大と似ているお春を求愛するようになるものの、お春には片目八弥という許嫁が。忠君の八弥は受け入れるものの 、最終的にはお春を自分の手で殺めなければいけない苦しみ、そして広忠に対...

戦乱の不条理さに翻弄されていく人々の様子が描かれている。愛する正室と離縁しなければいけなくなった広忠は、於大と似ているお春を求愛するようになるものの、お春には片目八弥という許嫁が。忠君の八弥は受け入れるものの 、最終的にはお春を自分の手で殺めなければいけない苦しみ、そして広忠に対する埋み火が燃え盛る。 なんという修羅の世界か。 大名も、そこに生きる女達も、一人の人間で、不条理な世の中で必死に生きていた。

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2021/06/06

竹千代が今川に人質に送られるも途中で尾張に拉致され、織田信広との人質交換で駿府に行って、というところまで。織田信秀の死と葬儀もこの巻で、織田家中も丁寧に描かれている。 広忠が情けなく歯痒いが、本人の苦悩もわかる気がする。華陽院も於大も相当過酷な人生を歩んでいる。 あとがきで、この...

竹千代が今川に人質に送られるも途中で尾張に拉致され、織田信広との人質交換で駿府に行って、というところまで。織田信秀の死と葬儀もこの巻で、織田家中も丁寧に描かれている。 広忠が情けなく歯痒いが、本人の苦悩もわかる気がする。華陽院も於大も相当過酷な人生を歩んでいる。 あとがきで、この本を書き始めたきっかけが第二次大戦が終わったときだったことに触れている。家康を掘り下げていったい何が戦乱を終わらしめたのかを大衆と考えたかったのだと。

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