草の根のファシズム の商品レビュー
個人がどのように戦争に反対、参加したかを中心に書かれている。これまでなかったサハリンの地元民の日本軍としての戦争参加が説明されていた。
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アジア太平洋戦争の軍人・軍属、開拓民たちの手記から、「草の根」の人々がどのようにして戦争協力に至ったのか 、戦争のなかでどのような経験をしたのかが描かれている。中国、朝鮮半島、台湾、フィリピン、インドネシア、シンガポール、南洋諸島等の侵略先、侵略先の住民との交流の有無や深さによっ...
アジア太平洋戦争の軍人・軍属、開拓民たちの手記から、「草の根」の人々がどのようにして戦争協力に至ったのか 、戦争のなかでどのような経験をしたのかが描かれている。中国、朝鮮半島、台湾、フィリピン、インドネシア、シンガポール、南洋諸島等の侵略先、侵略先の住民との交流の有無や深さによって戦争の捉え方や敗戦後の意識が異なることが興味深かった。
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"普通の民衆”がどのように感じ、考え、戦中・戦後を生きたのか、個々の戦争体験記録から一人一人の事例がとりあげられている。 様々なケースがあって、それぞれの状況にも感じるところは多々あるが、戦後40年時点で戦争に対しての自己検証が行われているとは言いがたいという。 今、...
"普通の民衆”がどのように感じ、考え、戦中・戦後を生きたのか、個々の戦争体験記録から一人一人の事例がとりあげられている。 様々なケースがあって、それぞれの状況にも感じるところは多々あるが、戦後40年時点で戦争に対しての自己検証が行われているとは言いがたいという。 今、戦後70年で更につきつめて考えて行くべきことが示されているようにも思う。
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