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日本語の論理 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/02/24

「同定作用」は人間が幼児期の頃からやっていることであり、「同定作用」をするときに精神に独特な喜びを感じさせる。

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2013/08/27

数年前に読んだ (http://jarinko.tea-nifty.com/blog/2007/10/by_a006.html)ものを再読。 さすがに言語論を扱うだけあって、文が明快で読みやすい。ユニークな視点でぐいぐい読ませる。でも一度目にも感じたことだけど、どうしてそこまで...

数年前に読んだ (http://jarinko.tea-nifty.com/blog/2007/10/by_a006.html)ものを再読。 さすがに言語論を扱うだけあって、文が明快で読みやすい。ユニークな視点でぐいぐい読ませる。でも一度目にも感じたことだけど、どうしてそこまで断言できるのかな、と思うところはある。小さい子が外国語を学ぶことに反対されているけれど、国際結婚をしている家庭でどういうコミュニケーション方法をとることを推奨されるのか、聞いてみたい気はする。 今回、おもしろいと思ったのは 「嘘が言えるということは言葉のもっとも大きな特性である」(p.138)というところ。 ソシュールのパロールとラングの話(p.137)、子どもが言葉を身に着けていくにあたっての同定作用の話(p.269)など、言語学を学んでみたい気になった。

Posted byブクログ

2013/07/21

前半の「日本語の論理性」については、名詞中心構文と動詞中心構文、連想の論理がわかりやすく比較されています。 「言語と思考」の章では、数学者が数式を使うように、母国語から離れて新しい概念や思想を創る道具として外国語を使うという意見が面白かったです。 文庫本の初版は1987年ですが、...

前半の「日本語の論理性」については、名詞中心構文と動詞中心構文、連想の論理がわかりやすく比較されています。 「言語と思考」の章では、数学者が数式を使うように、母国語から離れて新しい概念や思想を創る道具として外国語を使うという意見が面白かったです。 文庫本の初版は1987年ですが、内容は今読んでいても違和感がありません。残念ながら著者の思いとは逆に、日本では外国語(特に英語)の学習はますます「実用」重視になってきています。こういった嗜好はどこからくるものなのか、興味深いです

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2013/05/29

日本語は非論理的であるという主張は昨今聞かれない為、それに対する反論という点では些か実感の掴めない点もあったが、外国語(英語を始めとするゲルマン語系を想定か)と比較する形で日本語の特色を示した点は面白く感じた。 日本語に良文の定形がない問題や、外国語を実学ではなく外国語として学ぶ...

日本語は非論理的であるという主張は昨今聞かれない為、それに対する反論という点では些か実感の掴めない点もあったが、外国語(英語を始めとするゲルマン語系を想定か)と比較する形で日本語の特色を示した点は面白く感じた。 日本語に良文の定形がない問題や、外国語を実学ではなく外国語として学ぶ意義については、出版から30年経った今も考える余地はあるように思われる。

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2012/08/16

日本人必読! 英語と日本語のロジックの違いや文化の違いがとてもわかりやすくまとめてある。 留学生に日本語を教える際に便利。

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2012/06/25

日本語は欧米と比較すると論理的でないといわれる。明治から今まで日本人(特に知識人)は外国文学や論文に触れるたびにそういうコンプレックスを抱いて来た。でももし欧米の言語と日本の言語が本質的に違うものだとしたら?今まで日本人以外の人に日本語を教える機会があったけど、文法的な難しさでな...

日本語は欧米と比較すると論理的でないといわれる。明治から今まで日本人(特に知識人)は外国文学や論文に触れるたびにそういうコンプレックスを抱いて来た。でももし欧米の言語と日本の言語が本質的に違うものだとしたら?今まで日本人以外の人に日本語を教える機会があったけど、文法的な難しさでない日本語の難しさを説明する事が出来なかった。でもこの本を読んで、島国日本の言語の特殊性が見えてきた。

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2012/02/26

一般に欧米の言語は論理的で,日本語は非論理的な言語である,という一般的な通年に対して,そうではなく,日本語ならではの論理というものがあるのではないか,欧米式の「論理的」にとらわれているために「論理的」でないと判断されるのではないか,日本語と英語の優劣というものはないのではないか,...

一般に欧米の言語は論理的で,日本語は非論理的な言語である,という一般的な通年に対して,そうではなく,日本語ならではの論理というものがあるのではないか,欧米式の「論理的」にとらわれているために「論理的」でないと判断されるのではないか,日本語と英語の優劣というものはないのではないか,と論ずる著。 日本語を別の観点から見られる,という点で面白い。また,外国語学習の利点などもさすがに学者の考えることだと非常に興味をそそられた。

Posted byブクログ

2009/11/28

ここにきてno imageときたか。 最近本屋で見つけたのだけれど。 外山さんのお話は 毎回面白い。

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