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風の王国 の商品レビュー

3.6

26件のお客様レビュー

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とても面白くて楽しか…

とても面白くて楽しかったです。すこし歴史がはいっていて難しいところもあったけれども全体的にたのしかったです。

文庫OFF

<読了した文庫を文庫…

<読了した文庫を文庫OFFに売却する前に記念としてレビューを書きます。>仁徳稜。はるか古代の日本から連綿と生きながらえた風の一族。世界に冠たる単一民族国家日本は大いなる虚言でした。戦慄の古代歴史ロマンが始まります。

文庫OFF

2024/12/18

サンカと呼ばれる流浪の民をモチーフにした作品。 無国籍で山の中を渡り定住しない自然と共生した生き方。 国家の枠から外れた存在。 その存在を通してまた今までと違った国家観が持てるんじゃないかな。 かなり強い前提にあるものだから。 モデルのあるのもあればフィクションの部分もあるしでフ...

サンカと呼ばれる流浪の民をモチーフにした作品。 無国籍で山の中を渡り定住しない自然と共生した生き方。 国家の枠から外れた存在。 その存在を通してまた今までと違った国家観が持てるんじゃないかな。 かなり強い前提にあるものだから。 モデルのあるのもあればフィクションの部分もあるしでファンタジーみたいなものだけど考えさせられる良い作品だったかな。 独特の雰囲気を醸し出してる。 歩くって事に関しても面白かったかな。

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2025/12/03

読者を歴史ロマンに引き込む傑作 日本にかつてサンカという民族がいたらしいということを初めて知った。詳しくはないが、東南アジアにいる「ゾミア」と共通点が多い人たちなのかと思う。時の為政者による管理、束縛を嫌い、自らの信じる生き方を実践する人たちが、古代から近現代に至る日本の歴史にお...

読者を歴史ロマンに引き込む傑作 日本にかつてサンカという民族がいたらしいということを初めて知った。詳しくはないが、東南アジアにいる「ゾミア」と共通点が多い人たちなのかと思う。時の為政者による管理、束縛を嫌い、自らの信じる生き方を実践する人たちが、古代から近現代に至る日本の歴史において重要な役割を果たしていたこと、いつの時代にも歴史は為政者の都合の良い様に記載されるが、その陰には知られない暗部が存在していることは、日常的に感じている部分である。 膨大な参考資料をもとに、緻密に構築されたストーリーで、最後まであっという間に読み終えた。五木寛之が二度目の休養のあと、1984年に書いた小説とのこと。読者に歴史のロマンを感じさせる傑作だと思う。

Posted byブクログ

2023/02/25

流浪の民の組織の話。 巨大企業や非社会的集団や日本の歴史が絡み影で動く人がいる。 文化人類学や民俗学の参考文献が5ページくらいあり壮大なつくりでした。 山が好きな人はいいかも?

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2022/04/30

五木寛之 「風の王国」 国家の枠に属さない放浪民族の末裔が主人公のアイデンティティ小説〜自分は 何者なのか、自分は どこから来て、どこへ行くのか を問うている。著者は、現在の自分が自由になるために過去を知る必要があるとしている 山と里のあわいを流れる放浪民族は〜社会の血液であ...

五木寛之 「風の王国」 国家の枠に属さない放浪民族の末裔が主人公のアイデンティティ小説〜自分は 何者なのか、自分は どこから来て、どこへ行くのか を問うている。著者は、現在の自分が自由になるために過去を知る必要があるとしている 山と里のあわいを流れる放浪民族は〜社会の血液であり、社会に活力と生命を与える必要な存在としており、放浪民族の生き方(アイデンティティ)に 日本人の心や超国家思想を見出しているようにも読める タイトルの「風」は 放浪民族の生き方(移動性や不定住性)や 跳ぶような歩き方をする放浪民族の象徴なのだと思う 放浪民族の生き方(アイデンティティ) *相互扶助と自然共生〜自分が大きな有機体の一部である生き方 *勝つか負けるか、決断を迫られたときは〜負けて世間の陰を流れて歩く〜世間から離れ一所不住の道をゆく *前進をやめて後退する生き方〜取るのでなく捨てる生き方〜土地を捨て、安住を捨て、身体ひとつで流れて生きる 市民生活に溶け込みながら、強大な経済力と暴力装置を持ち、秘密結社化して王国を再生した一派との対立構造は、放浪民族の本来の生き方(アイデンティティ)を理解する一助になる

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2021/04/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

やっと読み終えた なぜかなかなか読み進めることが出来ず。 1週間かけての熟読 本当の自由とはなんだろうと思ってしまった。 山窩に興味があり、読みはじめた 私はサンカに憧憬の念を抱いていたので、それを恥じた 彼ら彼女らの苦悩を知らなかったのにただ、国家に縛られていないということへたいしての憧れでみていたから 結局、色々なしがらみはあるものの何かに縛られていた方が楽だから私は仮初ではあるけれどとても自由だった 本当の自由は苦難が多いのだろうなと思った 途中で出てきたジプシーは自分達のことをジプシーとは呼ばないロムと呼ぶのところが心に残っている 人間。本当にその通りだと思った生き方や姿形が多少違っていても同じ人間だよなぁと 図書館で借りたが購入しようと思う 参考文献もとても面白そう

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2021/01/27

日本の少数民族のサンカ、存在は知っていたけど「山窩」であまり良くない言葉だって初めて知った...今ではもう自分がサンカだと認識できている人は少ないって何かで読んだけれど、こんな感じで彼らの心情を未だに暖めて育んでいてくれたらいいのにな、と思った。

Posted byブクログ

2021/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

兄やその恋人、上司や同僚、中華料理の店員に至るまで、自分以外の登場人物の尽くが宗教団体のキーパーソン。自分は教祖の血を引く唯一の人間であるが自らはその事実を知らない。ご都合主義をテーマとしないご都合主義には嫌悪感がある。 後半にかけてのドタバタと事態を収束させる無理やりな幕切れにも満足しきれない。 また、山の民も海に憧れるという点には同調するが、山と里の合間に生きるものが浪民という考え方には相入れない。山地と平野の境目、ちょうどノといわれるあたりこそが人の好む地である。

Posted byブクログ

2021/01/02

人の集団を形成すると、特定の人たちを自分たちより不幸な立場に置き安定を得るのだろう。今の学校の苛めもその小さな共同体での事象かもしれない。 ハードボイルドな味つけもある伝奇小説。2021.1.2

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