1,800円以上の注文で送料無料

柴田元幸と9人の作家たち の商品レビュー

4.4

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

オースター、パワーズ、カズオ・イシグロ、レベッカ・ブラウン、アート・スピーゲルマン、ダイベック、ピアソン、シリ・ハストヴェット、そして村上春樹。作家が肉声で語る「小説の作法」とは? 英文併記。

Posted byブクログ

2009/10/07

常に原作者の声を代弁する事しかできなかった柴田さんが、ついに作家自身の声を伝える事ができた本。その意味では柴田さんにとっても願ったりかなったりではないか。緊張の裏に、興奮を隠し切れない生の声でのやり取りにひきこまれる。

Posted byブクログ

2009/10/04

大好きな作家たち9人が集まって、自らの作品についての思考法なんかを紹介してるんですよ。本(作家)の裏側(本性)を知りたいなんて思ってる人にはおすすめ。CDもついてるので、生声も聴けます。 〈インタビュー〉村上春樹、ポールオースター、カズオイシグロ、レベッカ・ブラウン他。

Posted byブクログ

2009/10/04

文字(英語&柴田さん訳日本語)で見るだけでなく、 CDで実際インタビューが聴けるのが良い点。 おかげで柴田さんの声を初めて拝聴できました。 作家の実際の声を聴けたし。 ニューヨーカーの表紙は、 ニューヨーカー読者な英語の先生に実際見せていただきました。

Posted byブクログ

2009/10/04

翻訳家、柴田元幸と英米の作家たち(プラス村上春樹)とのインタビュー。付属のCDで、カズオ・イシグロの生の声を英語で聞けたのはよかった。彼曰く、創作において大切なことは“自分の声”をkeep updatingすること。この本、English Journalの記事をまとめたものらし...

翻訳家、柴田元幸と英米の作家たち(プラス村上春樹)とのインタビュー。付属のCDで、カズオ・イシグロの生の声を英語で聞けたのはよかった。彼曰く、創作において大切なことは“自分の声”をkeep updatingすること。この本、English Journalの記事をまとめたものらしいが、好企画だと思う。英語のヒアリングのレッスン用にももちろん使える。

Posted byブクログ

2009/10/04

翻訳家柴田元幸さんが手がける本ってツボ一押しされる。9人の作家との対談、これまた興味深く、中身が充実していて、すごい良い本だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

シリ・ハストヴェット、アート・スピーゲルマン、T・R・ピアソン、スチュアート・ダイベック、リチャード・パワーズ、 レベッカ・ブラウン、カズオ・イシグロ、ポール・オースター、村上春樹という9人の作家のインタビュー。 CD付で、英語のインタビューと、柴田氏の日本語訳が左右のページに...

シリ・ハストヴェット、アート・スピーゲルマン、T・R・ピアソン、スチュアート・ダイベック、リチャード・パワーズ、 レベッカ・ブラウン、カズオ・イシグロ、ポール・オースター、村上春樹という9人の作家のインタビュー。 CD付で、英語のインタビューと、柴田氏の日本語訳が左右のページに載っている。 色々な楽しみ方ができる濃い一冊だと思う。 柴田氏の訳を英語と比べて読んでみるのもよし、英米で第一線で活躍する現代作家達の 生の声を聞くのもよし、文学論、作品論に触れるのもよし、語学教材として使用するのもよし・・・。 作家達のポートレイトの写真も 美しい、素敵な一冊。 面白かったのは、ダイベックが、作家の読書の仕方は、 肉食性 carnivorousー と 例えていた所。自分の作品のこやしにするために、何かヒントになる所はないか、つねに 探しているような読み方を していると話していた所。 また、村上春樹氏の作中の 第3者の位置づけー うなぎの話も面白かった。 柴田氏、他の作家の方の文学に対する知識の深さに驚く。自分が勝負している世界の事は詳しいのだなあ、と。 また、どの作家も、書く事だけでなく、話も上手というのは、 かなりの驚きだった。

Posted byブクログ

2009/10/04

アメリカ現代文学ガイドとして、これ以上のものは望めないでしょう。パワーズやオースターの肉声が聞けるだけではなく、最後に収められた村上春樹との対話は、雑談めいた雰囲気でありながらかなり創作の核心に触れている(と思わせる)貴重な記録。

Posted byブクログ

2009/10/04

柴田元幸のインタビュー集。オースターとか、カズオ・イシグロとか、村上春樹とか。文学っ子の英語の勉強教材として、最適。理由。英語の勉強に最も適しているのは会話文だと僕は思うんだけど(英会話を念頭に置くとどうしてもそうなる)、読んで面白い会話文の教材ってのはなかなかない。で、これは掛...

柴田元幸のインタビュー集。オースターとか、カズオ・イシグロとか、村上春樹とか。文学っ子の英語の勉強教材として、最適。理由。英語の勉強に最も適しているのは会話文だと僕は思うんだけど(英会話を念頭に置くとどうしてもそうなる)、読んで面白い会話文の教材ってのはなかなかない。で、これは掛け値なしに面白い。それから、美文の翻訳がすぐ横についているのも大きい。それが柴田元幸なんだもんな。しかも、録音CD付き。変な英会話の本買うより、こっちほうがいい。村上春樹のインタビューも英語でやって、それを収録して欲しかったなあ(無茶な話だけど)。村上春樹の声を一回聞いてみたんだよねえ。

Posted byブクログ

2009/10/04

柴田元幸氏によるアメリカの現代小説の書き手8人+仲良しの村上春樹氏へのインタビュー集である。登場してくる作家たちの小説への真摯な態度に感動する。小説は、捨てたものではない、そう思わせる本である。柴田氏の翻訳は、相変わらず見事であるし、対訳で英語と作家自身によるCDがついているので...

柴田元幸氏によるアメリカの現代小説の書き手8人+仲良しの村上春樹氏へのインタビュー集である。登場してくる作家たちの小説への真摯な態度に感動する。小説は、捨てたものではない、そう思わせる本である。柴田氏の翻訳は、相変わらず見事であるし、対訳で英語と作家自身によるCDがついているので英語学習者にも役に立つと思う。読むより訳すほうが速いという柴田氏。翻訳書、出しすぎです…買うのが追いつきません。ファンなんです。

Posted byブクログ