パディントン発4時50分 の商品レビュー
たまたま乗っていた電…
たまたま乗っていた電車から女性が絞殺される瞬間を見てしまった友人の証言を頼りに、ミス・マープルが活躍します。年老いてもマープルの行動力には目をみはるものがあります。マープルが出てくる作品のなかではダントツにこの作品が好きです。
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列車の窓から殺害現場…
列車の窓から殺害現場を目撃した友人のためにミスマープルが推理する。家政婦ルーシーが活躍する。
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ミセス・マギリティは…
ミセス・マギリティは並走する列車の中に、背中を見せた男が女を絞め殺すところを偶然目撃する。ミス・マープルの推理が冴える作品です。
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やっぱり、名作というだけの事はありますね。ミステリーの醍醐味に、一番怪しそうな人物が実は全然犯人では無く、人畜無害そうな人物が犯人であるという事がありますが、この作品はそれを地で行っています。 それと、その謎解きの話に至る事柄として、誰も信じてはくれない、走行中の電車の車窓から...
やっぱり、名作というだけの事はありますね。ミステリーの醍醐味に、一番怪しそうな人物が実は全然犯人では無く、人畜無害そうな人物が犯人であるという事がありますが、この作品はそれを地で行っています。 それと、その謎解きの話に至る事柄として、誰も信じてはくれない、走行中の電車の車窓から一周見かけたことが、実は重大な事件であるという事をミス・マープルが見破って、ちゃんと事件が存在していることを示してから謎解きに入るという流れも良いです。
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友人ミス・マープルに会うためにパディントン駅発4時50分の列車に乗ったマギリカディ夫人は、並走する後発列車の個室で男が女を絞め殺す場面を目撃する。 ミス・マープルとマギリカディ夫人は警察に経緯を話すが、女性の死体はどこにも見つからなかったと言われる。 ミス・マープルはマギリカディ...
友人ミス・マープルに会うためにパディントン駅発4時50分の列車に乗ったマギリカディ夫人は、並走する後発列車の個室で男が女を絞め殺す場面を目撃する。 ミス・マープルとマギリカディ夫人は警察に経緯を話すが、女性の死体はどこにも見つからなかったと言われる。 ミス・マープルはマギリカディ夫人の話を信じて自ら調べることにした。おそらく死体は列車から投げ落としてあとから片付けたのだろう。そしてその条件に合う地点をクラッケンソープ家が所有するラザフォード・ホールと推測する。 まずは死体を発見しなければ。だが年寄りのミス・マープルには自ら捜査することはできない。そこで旧知の敏腕家政婦のルーシー・アイルズバロウに協力を求める。 ルーシーはクラッケンソープ家に家政婦として入り込む。 …おお!推理小説お約束、素人の潜入捜査!!笑・笑 そして納屋の石棺の中から女性の死体を発見したのだ! …そして大成功!!笑・笑 ではここで関係者を。 ●当主ルーサー:頑固でケチな老人 ●第四子、長女エマ:第四子、長女。ラザフォード・ホールで父の面倒を見ている。困り物の父と勝手な兄たちに囲まれながらもなかなかのしっかり者。 ●長男エドマンド:第二次世界大戦中で戦死。死の直前にフランス人のマルティーヌという女性と結婚して息子もいるらしい??死体はマルティーヌなのか?? ●次男セドリック:風来坊画家 ●三男ハロルド:銀行家。アリスという妻がいる。 ●四男アルフレッド:なんか裏社会と繋がってるらしく… ●ブライアン・イーストリー:死亡したクラッケンソープ家の次女イーディスの夫 ●アレグザンダー・イーストリー:イーディスとブライアンの息子で休暇をクラッケンソープ家で過ごす。 ●ジェイムズ・ストッダード=ウエスト:アレクサンダーの友人で、休暇をお互いの家で過ごす。 ●ストッダード=ウエスト夫人:ジェームズの母。 ●一家の主治医クインパー医師:密かにエマと両思い…かな? 殺人事件なのにそんなに暗くないのは、二少年のアレクサンダーとジェイムズが「納屋で死体が見つかった!」ということで大はしゃぎ!!証拠を見つけるぞ!と敷地中を探りまわるからかな 笑 そして超有能ルーシーの働き方も気持ちいい! 犯人も動機は、全く分かりませんでした。 私はアガサ・クリスティは「このような状況になったら、この立場の人が犯人」という基準があったのですが、今回それが見事に外れました(^_^;) 犯人も動機も被害者も分からず、最後の最後で一気に謎解き!解決!だったのでちょっと混乱、え、そんなに悪い人だったのか…。 そしてあることについて「どのような選択をしたのか」がはっきり書かれません。これがはっきりわからない段階でミス・マープルには及びませんね笑 しかし私としては「どっちも選択しない」でいいじゃんって気分。小説内で書かれるその人の姿がかっこよかったので、どちらかを選択したら変わっちゃうかなーって。
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汽車の中で殺人事件を目撃したが、死体が出てこない。死体はどこに消えたのか? 汽車から持ち出したなら、線路の近郊の大豪邸が怪しい。それでは大豪邸の召使にスパイを送って調べてもらおう、、、 といった話。 途中が長く感じるが、まあこんなもんかといった感じ。 マープルより自身の足で調査す...
汽車の中で殺人事件を目撃したが、死体が出てこない。死体はどこに消えたのか? 汽車から持ち出したなら、線路の近郊の大豪邸が怪しい。それでは大豪邸の召使にスパイを送って調べてもらおう、、、 といった話。 途中が長く感じるが、まあこんなもんかといった感じ。 マープルより自身の足で調査する探偵感のあるポアロのが好きかもなあ。
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1957年発表、ミス・マープルシリーズ第7作。芝居っ気たっぷりの導入にさっそく心を鷲掴みされる。事件そのものがあるのかないのかあやふやなまま、ミス・マープルは推理力だけで事件の舞台となるクラッケンソープ家を指し示す。探偵の助手や警察の面々の配役も絶妙で、彼らの人間性が物語としての...
1957年発表、ミス・マープルシリーズ第7作。芝居っ気たっぷりの導入にさっそく心を鷲掴みされる。事件そのものがあるのかないのかあやふやなまま、ミス・マープルは推理力だけで事件の舞台となるクラッケンソープ家を指し示す。探偵の助手や警察の面々の配役も絶妙で、彼らの人間性が物語としての面白さをぐっと深めているので、ミス・マープルものを何作か読み進めているとなお楽しめる。
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列車の窓から外を眺めていた老婦人が、すれ違った列車の中で殺人が起きるのを目撃。しかしだれにも信じてもらえない中、友人のミス・マープルだけが信じてくれて…。 どうやったらこんな面白い設定思いつくん???裏表紙のあらすじ読んだだけで鳥肌立ったわ。 もちろんストーリーも期待を裏切らない...
列車の窓から外を眺めていた老婦人が、すれ違った列車の中で殺人が起きるのを目撃。しかしだれにも信じてもらえない中、友人のミス・マープルだけが信じてくれて…。 どうやったらこんな面白い設定思いつくん???裏表紙のあらすじ読んだだけで鳥肌立ったわ。 もちろんストーリーも期待を裏切らない面白さだけど、この設定を思いついた時点でもう傑作になるのは決まったようなもんです。 そしてなによりルーシー・アイルズバロウよ。この作品はこの人が主役と言っても過言ではないぐらいカッコいいキャラ。賢くて勇気のある女性を書かせたらクリスティーの右に出る者はいませんね。 余談だけど、ルーシーの運命の相手を仄めかす表現が上手すぎて粋すぎて…最高。
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クリスティの本はこれで2冊目です。ポアロ以外に名探偵マープルという方もいるんですね。お上品なおばあ様が繰り広げる推理が心地よかったです。マープルシリーズも色々と読みたくなりました。クリスティの本は色んなところに伏線があり、登場人物のキャラクターも様々なので、また読み直しても面白い...
クリスティの本はこれで2冊目です。ポアロ以外に名探偵マープルという方もいるんですね。お上品なおばあ様が繰り広げる推理が心地よかったです。マープルシリーズも色々と読みたくなりました。クリスティの本は色んなところに伏線があり、登場人物のキャラクターも様々なので、また読み直しても面白いと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミセス・マギリカディは列車の中から、並んで走る別の列車の中で起こっている殺人事件を目撃するが、鉄道当局も警察も本気にしてくれず、列車内でも線路のまわりでも遺体が発見されない。マギリカディをよく知るミス・マープルだけが話を信じ、遺体があるかもしれない場所を推測し、土地の所有者のところへ優秀なフリーランスの家政婦ルーシー・アイルズバロウを送りこむ。 このルーシーが頭もきれて手際が良く、料理も上手で、どこの家でもずっといてほしいと思われるような人物。そして家に溶け込み、その家に住む人や家族のことなどをよく観察する。 列車のシーンは最初の目撃の場面だけで、ほぼルーシーの働くクラッケンソープ家での話になる。ミス・マープルはこの家が事件に関わっていることを確信しているのだが、真相が明らかになるのは本当に最後の方。人間、欲が出過ぎるとどんなことだってするというのが悲しい。
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