All Small Things の商品レビュー
とても読みやすい。さらさらと読めました。ただ、何かを得られると言うか、そういった類いのものはあまり感じられませんでしたね。でも、情景を思い描きやすいし、ちょっと思い立った時に読むには最適だとおもいます。
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「一番記憶に残っているデートは?」 というテーマでいろんな人のデートが描かれている短編集。読みやすい。 この本のいいところは、「デートとは言えないデート」とか「デートの相手が父親だったり、恋人同士じゃなかったり」するものがあるところ。 すごいほんわかしてて、わたし好みの...
「一番記憶に残っているデートは?」 というテーマでいろんな人のデートが描かれている短編集。読みやすい。 この本のいいところは、「デートとは言えないデート」とか「デートの相手が父親だったり、恋人同士じゃなかったり」するものがあるところ。 すごいほんわかしてて、わたし好みの本でした。
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「今までで、どんなデートが印象に残ってる?」 代わる代わるの主人公たちが、それを語り繋げていく物語。 恋が成就した瞬間を、その恋の頂点とするならば、 それから下っていくことは、悲しみにしか思えなかったときがある。 それが、若さだと今は思う。 ということを思ったのだから、ぼく...
「今までで、どんなデートが印象に残ってる?」 代わる代わるの主人公たちが、それを語り繋げていく物語。 恋が成就した瞬間を、その恋の頂点とするならば、 それから下っていくことは、悲しみにしか思えなかったときがある。 それが、若さだと今は思う。 ということを思ったのだから、ぼくは若くはない。 それは悪い意味ではなく、下っていく中にある輝きを、 今ならたぶん、見つけ出せる思考になったと感じるのだ。 All Small Things。 ちいさなしあわせ。 頂上から見た景色は、あまりにも美しくて、 いつまでもそこに立っていたいと思う。 けれど、そこに立ち続けていると、 薄い空気にいつしか倒れてしまったりする。 もう一度見たくなったなら、 下ってまた登っていくことだ。 その下り坂の途中、あるいは休憩しているさなか、 その中に、見つけられる幸せがある。 ドラマチックでもなんでもない、 他の人には何がいいのかさっぱりわからない、そのこと。 それこそ、実は幸せの大部分を握っているような気がする。 あったものが、なくなることは淋しい。 けれど、なくなったわけではなく、 形を変えたのだと思えたなら、 そこに、これからの「All Small Things」を見つけるのだろう。
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短編集なのですが、その話に出てきた話し手以外の人が次の話の 話し手になっていて、話同士がちょっとつながっている面白い形。 それぞれの話で話し手が違えば、その恋愛の仕方も様々。 後ろの方には一般公募で寄せられた「印象に残ったデート」が 載せられていて、それ読んでなんかいいなぁって思...
短編集なのですが、その話に出てきた話し手以外の人が次の話の 話し手になっていて、話同士がちょっとつながっている面白い形。 それぞれの話で話し手が違えば、その恋愛の仕方も様々。 後ろの方には一般公募で寄せられた「印象に残ったデート」が 載せられていて、それ読んでなんかいいなぁって思いました。
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くまちゃんに続き、こちらもリレー形式で主人公が一周していく短編集だった。 一番印象に残ったデートかぁ。昔の甘酸っぱい記憶がいろいろ浮かんだ。 気分転換とかにサラッと読める手軽な一冊。
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う~~~ん、 安くて薄いけど、 100円だからいっか♪ 面白いです! デートって? 最悪のデートって? 思い出に残るデートって? 主人公たちが引き継いでいく短編集のような恋愛モノ。 つなぎつなぎの展開がうまい!! 買ってよかった1冊です。
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うーーーん。 一番印象に残ったデートとかそういうものをリレー方式で綴ってく感じかな。 人はそれぞれもっていてそれを心に秘めてたり、他の人からはなんとも思っていないようなことだったり。。。。 さらさら読める感じです
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恋してて、輝いてたぶぶんって、ほんと、さりげない。 実際付き合ってないひとと過ごした時間のが光ってるかも。 誰にとっても一緒なのかな~。。。って思いました。 公園でふたりして食べるパン。 私もきっと幸福に思うだろうなー。 私にとっての幸福だった恋の思い出はいろいろあるけれど、ささやかなものは、なんだろな~ってすごい考えてしまいました。 やっぱり想い出はたくさんある方がしあわせな気持ちになれるなぁ。
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デートの思い出にまつわる連作短編。 わかるわかるーってしみじみしたい気分にぴったりの、じんわりしあわせな本でした。
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角田 光代さんのAll Small Things この本を読んで率直に今思っていることは・・・恋をしていないので、恋がしたい。そして、恋人がいなくても充実して楽しく過ごしていたはずなのにとっても人恋しくなってしまいました。 内容ですが、まず初めて恋人ができる32歳の女性が...
角田 光代さんのAll Small Things この本を読んで率直に今思っていることは・・・恋をしていないので、恋がしたい。そして、恋人がいなくても充実して楽しく過ごしていたはずなのにとっても人恋しくなってしまいました。 内容ですが、まず初めて恋人ができる32歳の女性が、恋人になんか物足りない。何か違う・・・・。一体他の人はどんな恋をしてきてどんなデートをしてどんな気持ちだったんだろう?と疑問に思うところから始まります。 この彼女がまず友達に『今でで一番印象に残ってるデートってどんなの?』と質問。友達は昔のデートを思い出したところ、もっともデートとはいえないデートのことを思い出します。 そして友達は自分の旦那さんにもっともデートとはいえないデートって何?と、質問。次に旦那さんは恋愛の最中で一番幸福だった時を思い出します。 そして旦那さんは職場の女の子に恋愛の最中で一番幸福だったときを尋ねます。 と、質問された人が質問の問いを思いつくと同時に、その時の出来事や感情を思い出して他の人がどう感じたか質問していきます。計12人の恋模様が細かく描かれていました。 100人アンケート「あなたにとって心に残るデートってなんですか?」も載っているんだけど、なんだかあったかくなるような、恥ずかしくなるような話が載っていて、くすぐったい気持ちになります。 薄くて読みやすく、かわいい挿絵も心和まされました。 1時間くらいで読めるのも手ごろでいいかも。 あぁ。なんか切ないです。
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