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帰ってきたソクラテス の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2千年前と現代と。ニ…

2千年前と現代と。ニンゲン社会、政治なんて根本的にはいっしょなんだ。どうしようもなくフニャララな。兎に角目から鱗が落ちまくる池田本。昨年一番の出来事は池田某こと池田先生の著作に出会ったことであった。自分史の中でも特記できる項目である気がしている。

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前回のレビュー記入後…

前回のレビュー記入後、池田晶子さんが病没。3月の初め、訃報を新聞で見つけ、しばらく呆然とした。氏の本を読んで今までとっつきにくかった本にも手を伸ばすようになった。自分とは、生きるとは、考えるとは。今この瞬間に自分?に与えられたアタマでもって、たどたどしく考えることを始めようと思っ...

前回のレビュー記入後、池田晶子さんが病没。3月の初め、訃報を新聞で見つけ、しばらく呆然とした。氏の本を読んで今までとっつきにくかった本にも手を伸ばすようになった。自分とは、生きるとは、考えるとは。今この瞬間に自分?に与えられたアタマでもって、たどたどしく考えることを始めようと思った。プラトンの著書も読んでみた。2000年以上も前の人類が、こんなにも身近な存在であったとは。池田さんのこの著書とほとんど同じソクラテスをそこに発見して驚いた。自分で考え出すきっかけを与えてくれる本だ、と改めて実感したのだった。

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2022/12/27

池田晶子が現代社会をソクラテスに論じさせる対話集。プラトンがそうしたように。 納得できるところはあるが、核心をずらされ、狐につままれた気分になった。そもそも哲学というもの、そういうものなのかもしれない。

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2021/05/20

ソクラテスが現在の日本に現れて、いろんな対立している人たちと議論の間に参加するという場面設定を通して2つの意見を哲学的に解釈するという興味深い鼎談の数々。ソクラテスと妻クサンチッペ、そして現代のフェミニスト(ウーマンリブの闘士?)の鼎談は実に楽しかった。現代の争点ともいうべき課題...

ソクラテスが現在の日本に現れて、いろんな対立している人たちと議論の間に参加するという場面設定を通して2つの意見を哲学的に解釈するという興味深い鼎談の数々。ソクラテスと妻クサンチッペ、そして現代のフェミニスト(ウーマンリブの闘士?)の鼎談は実に楽しかった。現代の争点ともいうべき課題をソクラテス的に考えるという著者の発想は凄い。ソクラテス夫妻はこの他にもたびたび登場する。性教育について考える章は実に可笑しく笑える。この他、元左翼と評論家、サラリーマンと妻、議員と青年などの組み合わせが面白い。一方で3大偉人とされるイエスと釈迦の組合せは笑えなかった。

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2018/12/30

ソクラテスが現代日本に蘇ったと仮定して、様々な主義主張をする人達と問答を繰り広げてます。 結論的なものははっきりとはしませんが、議論の進め方の勉強にはなります。 ソクラテスの言い分は、偉そうであったり、詭弁に聞こえる所もありますが、自分の頭でよく考えることの重要性を思い出させて...

ソクラテスが現代日本に蘇ったと仮定して、様々な主義主張をする人達と問答を繰り広げてます。 結論的なものははっきりとはしませんが、議論の進め方の勉強にはなります。 ソクラテスの言い分は、偉そうであったり、詭弁に聞こえる所もありますが、自分の頭でよく考えることの重要性を思い出させてくれます。

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2018/07/01

シリーズ第1弾。 プラトンの対話篇のパロディのかたちで、現代日本のさまざまな論者たちと古代ギリシアの哲学者が問答を繰り広げています。ソクラテスの妻であるクサンティッペや弟子のプラトン、さらにイエスや釈迦、ラスコーリニコフまでもが登場して、ソクラテスと架空の対話をおこなっており、...

シリーズ第1弾。 プラトンの対話篇のパロディのかたちで、現代日本のさまざまな論者たちと古代ギリシアの哲学者が問答を繰り広げています。ソクラテスの妻であるクサンティッペや弟子のプラトン、さらにイエスや釈迦、ラスコーリニコフまでもが登場して、ソクラテスと架空の対話をおこなっており、著者の哲学が彼らの口を通して開陳されています。 ややカリカチュアライズがすぎると感じられるところもありますが、ユーモアも十分にあって、おもしろく読みました。個人的に、著者の本のなかではもっとも好きなシリーズです。ただ、ソクラテスの鎧の下から小林秀雄がのぞくように思えるところも散見され、ロゴスとピュシスの関係について果たしてソクラテスやプラトンの思想を再現したものといえるのか、若干疑問に感じるところもありました。

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2017/12/23

紀元前400年、世間の様々な賢人と「問答」を行ってきたソクラテス。 よみがえり、現代人と問答をする。 ソクラテスって聞いたことあるけど、この本をきっかけに調べてどんな人か知ることができた。 ソクラテスVS現職議員・議員志望の青年 「政治家になんかなっても、簡単にカネ...

紀元前400年、世間の様々な賢人と「問答」を行ってきたソクラテス。 よみがえり、現代人と問答をする。 ソクラテスって聞いたことあるけど、この本をきっかけに調べてどんな人か知ることができた。 ソクラテスVS現職議員・議員志望の青年 「政治家になんかなっても、簡単にカネは貯まらないし威張れもしない、だから誰もそんなのになりたがらない、というふうにしてしまうのさ。いわば・・・『知らしむべし由らしむべからず』にかえちまうわけだ。」 由らしむべし知らしむべからず:国民を政治家の定める方針に従わせるのは容易いが、その理由を全てに理解させるのは難しい。 ソクラテスVSジャーナリスト・評論家 時代はどこにあるのか? 「学問上の発見や先端技術の発明で時代を画した人々が、事件や他人のあれこれに気を揉んで口出ししているのを見たことがあるかい。彼らは無言だ。自分を忘れて自分の仕事に没頭している」

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2017/09/11

「君の人生は、いつだって丸ごとそっくり君の所有、君の自由。生きるも死ぬも、君の意のままだ。君が君の好きなことを好きなようにすることを、会社や家族が止めてなんかくれやしない」 『不平不明は誰に吐く』からの一節。 各テーマごとに、ソクラテスとテーマの関係者の対話を読むことで、読ん...

「君の人生は、いつだって丸ごとそっくり君の所有、君の自由。生きるも死ぬも、君の意のままだ。君が君の好きなことを好きなようにすることを、会社や家族が止めてなんかくれやしない」 『不平不明は誰に吐く』からの一節。 各テーマごとに、ソクラテスとテーマの関係者の対話を読むことで、読んだ人にそのテーマについて考えさせる。

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2014/08/23

【本の内容】 「『私』ってのは何だい」「人が死ぬということなんか、ないではないか」「だから僕たちは考えなければ駄目なんだよ」―。 史上最強の論客・あのソクラテスが現代ニッポンに甦った。 相対するは、政治家、学者、評論家、はたまた老人福祉係、元左翼に人権擁護団体等々。 イエスに...

【本の内容】 「『私』ってのは何だい」「人が死ぬということなんか、ないではないか」「だから僕たちは考えなければ駄目なんだよ」―。 史上最強の論客・あのソクラテスが現代ニッポンに甦った。 相対するは、政治家、学者、評論家、はたまた老人福祉係、元左翼に人権擁護団体等々。 イエスに釈迦まで登場し、尊厳死から性教育まで身近な難問に大哲人が挑む。 知の広場へと誘う平成版対話集。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2013/07/16

03032 言葉の定義を相手に問いかけ、その答えの不備をついて自分の論理へ誘導してしまうのがソクラテス流哲学ということか。

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