1,800円以上の注文で送料無料

リンダリンダラバーソール の商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/22

オーケンの自伝かと思ったら、途中はイカ天の各バンドの思出話だった。 ただなんつーかこう、いい人生だな。

Posted byブクログ

2022/11/21

筋肉少女帯が好きなので読みました。 バンドブームはリアルタイムで体感してないので分からない部分も多かったですが、大槻ケンヂの心情描写が親しみやすく笑える部分もあり読んでて楽しかったです!やはり大槻ケンヂの感性は好きだなと思いました。 コマコとてもいい子。てかこれグミ・チョコレ...

筋肉少女帯が好きなので読みました。 バンドブームはリアルタイムで体感してないので分からない部分も多かったですが、大槻ケンヂの心情描写が親しみやすく笑える部分もあり読んでて楽しかったです!やはり大槻ケンヂの感性は好きだなと思いました。 コマコとてもいい子。てかこれグミ・チョコレート・パインの山口だー!この辺は実在したのかな?何だかちょっと綺麗過ぎる様な気もします。最後のラバーソール買うシーンはグッとくるものがあります。

Posted byブクログ

2020/06/09

ラバーソールって響きだけでエモーショナルに包まれる。バンドブームを描いた私小説。コマコがオーケンのこと君って呼ぶのがすき。「君」って言うヒロインが好きになったのは絶対大槻ケンヂの影響。

Posted byブクログ

2018/06/03

(01) 若者文化の圏内で音楽の嗜好が変わりつつあった,1980年代後半頃の記録と所感が,ブームの中にあった著者により綴られている. バンドブームを支えていた心性に,なにごとかを表現したい衝動が動機として働いてたことをうかがいしることができる.ライブハウスのステージの上下には,パ...

(01) 若者文化の圏内で音楽の嗜好が変わりつつあった,1980年代後半頃の記録と所感が,ブームの中にあった著者により綴られている. バンドブームを支えていた心性に,なにごとかを表現したい衝動が動機として働いてたことをうかがいしることができる.ライブハウスのステージの上下には,パフォーマンスやハプニングが繰り広げられていて,その一部がコアなロックやパンクとして派生したという様子も読める. 後半では,ブームの終息が,各バンドの各員に回収されていったかが淡々と語られている.そこには音楽事務所や版元にブームが与えたインパクトの大きさが著者によって描かれており,前後での音楽業界の変化が記録され,従後のバンドマン/ガールの生き様や死に様の多様にも,まだ彼ら/彼女らの衝動の初期状態が,いくばくか,表されているようにも読める.

Posted byブクログ

2013/07/29

2013年7月28日読了。大槻ケンヂが、自ら渦中に居たバンドブームの始まりと終わりと、自身を含むブームに巻き込まれたバンドマンたちについて語る、半小説半エッセイ。タイトルは当時超流行したバンドのヒット曲と、それを哀調する大槻氏の彼女のファッションから取られている。この「コマコ」と...

2013年7月28日読了。大槻ケンヂが、自ら渦中に居たバンドブームの始まりと終わりと、自身を含むブームに巻き込まれたバンドマンたちについて語る、半小説半エッセイ。タイトルは当時超流行したバンドのヒット曲と、それを哀調する大槻氏の彼女のファッションから取られている。この「コマコ」という女性は形を変えて大槻氏の様々な小説・エッセイでの女性の雛形として投影されている模様・・・意外と引き出しの少ない人だ。実在の人物に関するエッセイ的部分については、比較的「あーあの人ね」とみんなが知る人物を取り上げているだけに、ブーム終焉後真に悲惨な人生を送った人はそう多くなかった・皆それぞれに何とかやっているよ、という印象を受けるが実態はどうだったのかね・・・?ブームで多くの若いバンドが捨石になったが、結果「バンドマン」が白眼視された時代から、若者が当たり前のように「ミュージシャンになる」ことを目指せる世の中になった、という大槻氏の実感・分析には頷けるものがある。いずれにせよこの人の書く本は面白いわ。

Posted byブクログ

2012/02/25

自分はこの先どうなるのだろう? いつも怖くなるけれど、自分が一番表現したいものは何かをずっと根っこにおいておけば怖くないと思った。 「アイデン&ティティ」と近いものがある作品。

Posted byブクログ

2012/01/11

90年代初頭のバンドブームについて、自らの体験をベースにつづられている。おもわず吹き出してしまうエピソードが大半だが、最後は少しホロリとさせられる?! 大槻ケンヂさんてこんなにも人気があったんだと思ってしまった。自分の青春時代が微妙にずれていたので。どんぴしゃの方ならより楽しめ...

90年代初頭のバンドブームについて、自らの体験をベースにつづられている。おもわず吹き出してしまうエピソードが大半だが、最後は少しホロリとさせられる?! 大槻ケンヂさんてこんなにも人気があったんだと思ってしまった。自分の青春時代が微妙にずれていたので。どんぴしゃの方ならより楽しめる内容かと。

Posted byブクログ

2011/09/11

空前のバンドブーム。 一人のロック少年は、大人たちや社会の思惑という荒波に揉まれながら一躍スターへとのし上げられる。 「この先どうなるんだ!?」浮かれた気分の中にいてもそんな不安は拭えない、それに、どうなるかなんて誰も教えてくれなかった。 「ドブネズミみたいに美しくなりた...

空前のバンドブーム。 一人のロック少年は、大人たちや社会の思惑という荒波に揉まれながら一躍スターへとのし上げられる。 「この先どうなるんだ!?」浮かれた気分の中にいてもそんな不安は拭えない、それに、どうなるかなんて誰も教えてくれなかった。 「ドブネズミみたいに美しくなりたい」と叫んだヒロトへの、10年以上経ってからのオーケンなりのアンサー。 「バンドブームとはいったい何だったかの?」をオーケンの視点から当時~現在を見据えて描く半自伝的作品。 ブーム終焉後のそれぞれの生き方には胸がつまされます。 (個人的にはすっかり様相の変わったTOSHIが田舎町の商店街の片隅で歌いだした瞬間、誰もがあの美声に足を止めたというエピソードが印象的) ガムシャラでバカでひたむきで、ドブネズミのように美しかったかつての若者たちの夢の記録。それは、今でも色褪せずに勇気や希望を与えてくれる。

Posted byブクログ

2011/08/24

月並みで申し訳ないが、泣いた。や、泣きそうになった。 リアルタイムでないので、バンドブームのお勉強にもなる。

Posted byブクログ

2010/11/15

オーケンの文章は凄い。私もあのバンドブームに引き戻された感じ。 切なくて愛おしい、でも最高に馬鹿だった青春です! 素敵な一冊。

Posted byブクログ