OUT(下) の商品レビュー
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生きていることって生々しいことなのかもしれないね。 そう思えてきたわ。 彼らがたどる道は破滅でしかありませんでした。 不純なことをした一人はある悪魔の手により 殺害されてしまいます。 そしてその悪魔はある女性に牙をむくのです。 復讐の名の目的で。 終盤描写注意ね。 真面目に身がすくんだから。
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20年近く前に一度読んだ作品。 途中で寝てはいけない環境で読書をしなくてはいけなくなり、この話なら眠くならないだろう!と選択。かなり記憶があやふやで、特に後半はこんな展開だったか、と新鮮に読めた。 前半から中盤にかけての、どんどん追い詰められていく過程が好きだった。期待値が大きすぎたのか、昔読んだ時よりは怖く感じなかった。
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(上)は読むのに時間がかかってしまったけれど(下)はあっという間に読み終わった!それくらい続きが気になった! ヨシエはどうなったのか気になる…
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2023.4.11読了 3.5 ラストは疾走感があり、引き込まれた。 お弁当工場の内部事情が興味深かったです。
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上巻を読んだ後、「獣の奏者」を読んでいたので、ちょっと遅くなってしまった。 女性の犯罪者が主人公のストーリー。 貧困が人間を狂気にさせる。 悲惨、最悪、どん底な世界に入りたい方はどうぞ。 文章力は流石です。
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まさか雅子と佐竹の狂気に満ちたラブストーリー(?)になるとは… 上巻では想像もしない展開だった 終盤はちょっとOUTすぎて感情移入しにくくなったけど、4人の女たちの行末が気になって一気に読んでしまった 賢くて強い雅子がちゃんとモテてて出てくる男たちは見る目あるなぁと感心した 雅子はもう少し後の時代を生きてたらバリキャリになって表舞台で自由に生きられたかもしれないと思うと悲しい 能力があってもそれを発揮する機会も得られず我慢し続けた人たちが現実にもいっぱいいるんだろうな 邦子は死してなお酷い扱いで笑ってしまった まあ本当にろくでもなかったから自業自得なんだろうけど… 弥生とヨシエのその後も気になる! あと時代もあるんだろうけどみんな煙草吸いすぎ ドラマ化と映画化もされているようで、上巻の時点では確かにドラマになったら面白そう!と思ってたけど下巻読んでからはこれを映像化はちょっと…という感想。 どうやら結末とか変えてあるらしいのでドラマも映画も見てみたい。
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弁当工場のパート仲間が殺した死体をバラバラにして捨てた雅子たち。仲間の一人が借金のため街金に話してしまったことで、雅子は死体処理のビジネスに誘われ、もっと戻れない方へ向かってしまいます。 彼女たちの犯罪は明るみに出て警察に捕まってしまうのか、彼女たちに迫る「他者」に負けてしまう...
弁当工場のパート仲間が殺した死体をバラバラにして捨てた雅子たち。仲間の一人が借金のため街金に話してしまったことで、雅子は死体処理のビジネスに誘われ、もっと戻れない方へ向かってしまいます。 彼女たちの犯罪は明るみに出て警察に捕まってしまうのか、彼女たちに迫る「他者」に負けてしまうのか、彼女たちがどういった結末を迎えるのか、気になってしまいます。 殺人、死体解体といったことは非現実的ですが、それらに携わった四人の女たちのどうしようもない絶望を感じる人生は現実にあるものを感じました。だからこそ、雅子に待ち受けていた運命は、私には想像できなかったところに行き着きましたが、どこかリアルに迫るものがある、物凄い小説でした。
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続きが気になって一気読み。登場人物達のやってることは文字通りアウトなんだけど、途中から警察が全く出てこなくなる。主人公の雅子が馬鹿ではないから読んでいられる感じ。最後に2人が対峙するシーンは変態的。
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珍しく通勤途中以外でも読みたくなる程面白かったけど、多分桐野夏生の本を読むのは最後になるだろう。 途中のハラハラする展開がページをどんどん進めるので、これはどんな結末がこの先に待っているのかと期待していたがチョットガッカリした。 散々苦しめられて恐怖を味わったんだから、自分の手で...
珍しく通勤途中以外でも読みたくなる程面白かったけど、多分桐野夏生の本を読むのは最後になるだろう。 途中のハラハラする展開がページをどんどん進めるので、これはどんな結末がこの先に待っているのかと期待していたがチョットガッカリした。 散々苦しめられて恐怖を味わったんだから、自分の手でなくても相手を陥れる様に仕向けて、始末してもらう方法でも良かったのかもしれない。
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上下巻読み終えました。 かなり前に田中美佐子主演で連続ドラマやってたなぁ~と思い出し、読んでみました。 弁当工場で深夜のアルバイトをする4人の女達。 立場は違えど、共通しているのは全員幸せではないということ。 4人の中の1人が夫を殺してしまったことをきっかけに、死体の解体という...
上下巻読み終えました。 かなり前に田中美佐子主演で連続ドラマやってたなぁ~と思い出し、読んでみました。 弁当工場で深夜のアルバイトをする4人の女達。 立場は違えど、共通しているのは全員幸せではないということ。 4人の中の1人が夫を殺してしまったことをきっかけに、死体の解体という闇の仕事に手を染めていく女達……うーグロテスク。 妬み、嫉み、裏切り、女の嫌なところが絶妙に描かれているのもとてもリアル。女って、一緒に罪に手を染めても、本当の仲間にはなれないんだよね。結局は自分のことが1番大事で。 最後のヤクザとの対決は、え??そういうことだったの?と少し驚いたが、反面なんとなく納得。 女が、カラッカラに乾いてしまうと、どんな飛び方でもできるって言われている気がした
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