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夫婦茶碗 の商品レビュー

3.9

128件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/08/07

ある人に紹介してもらって購入して以来、2年近くうっちゃっていたものを部屋の片付けついでにひょいと読んだら大ハマリ。 独特の世界にひきこまれました。 町田康、これから揃えていくことになると思います。

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2009/10/04

えーと、芥川賞はこれでしたっけ?腰をぬかしましたよ。当時はふざけてんのかと思ったぐらいです。分かってんのか!

Posted byブクログ

2009/10/04

町田康はどれだけ素敵な心の持ち主なのだろう。好きな人は糸井重里のほぼ日にある「町田康の経験論」もオススメです!

Posted byブクログ

2009/10/04

町田康3つめ。読み始めは俺の中でくっすん大黒を超えるか、と思ったけど、読んでるうちにちょっと飽きてきた。ダメ男モノ以外も読んでみたいっすねそろそろ。

Posted byブクログ

2009/10/04

彼が書く人物や情景はにおいがする。酒やタバコや人間くささ。 妄想と現実の間をひっきりなしに往復する、主人公と読者である自分。

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2009/10/04

町田作品で私の中で1、2を争うのがこの作品。ある側面において病的に几帳面で潔癖な主人公が、大型冷蔵庫を購入したために小型冷蔵庫には付いていなかった鶏卵トレイを発見、その鶏卵トレイを巡って、古い卵から確実に消費し、かつその流れを阻害せぬように新しい卵を補充する方法を考えるのですが(...

町田作品で私の中で1、2を争うのがこの作品。ある側面において病的に几帳面で潔癖な主人公が、大型冷蔵庫を購入したために小型冷蔵庫には付いていなかった鶏卵トレイを発見、その鶏卵トレイを巡って、古い卵から確実に消費し、かつその流れを阻害せぬように新しい卵を補充する方法を考えるのですが(といっても、要は卵を必ず手前から使って、新しい卵を入れる時には、その都度古い卵を手前に寄せて一番奥から並べるだけ…)何事においても大雑把な妻がそのルールを無視して、ある時は手前から、またある時は奥から、そして事もあろうか真ん中からも卵を使うだけでなく、めちゃくちゃな補充をすることに気を揉んで他に何も手がつかない状態になるという、なんとも律儀なパンクスという町田さんの一面が垣間見えます。全然レビューにはなっとりませんが、物語は職なし甲斐性なしの一人の男がある日突然もの書き(なぜか童話作家)になろうと決意するもあれやこれやで、全然わややみたいな話です。しかし不覚にも最後は涙しました。同時収録の「人間の屑」も屑中の屑みたいな主人公が登場してこれまた最高!

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2009/10/04

なんの意味も中身もない、テンポと言葉の暴走だけで構成されている小説。つーか町田康という一つのジャンルですな!小説に無理に意味付けするなんてナンセンスだよんと言われているようで…好きだ!(笑)頑張って生きるなんてアホだという最低の小説です(愛)。

Posted byブクログ

2009/10/04

面白い。町田康の語り口で一気に読み切る。 でも、自分よりも駄目人間を見つけてほくそえんで、いや、それは違うかも。なんて思ったりもした。

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