C.G.ユング の商品レビュー
日本でユングについて知りたいと思うと、河合隼雄を通じて、が多いだろう。ワイもそうだったのだが、それだと偏りが出ることは否めない。 河合隼雄も、"ユング心理学と宗教"やヌミノーゼについて書いているが、オカルト寄りになることを回避しようとする"忖度&q...
日本でユングについて知りたいと思うと、河合隼雄を通じて、が多いだろう。ワイもそうだったのだが、それだと偏りが出ることは否めない。 河合隼雄も、"ユング心理学と宗教"やヌミノーゼについて書いているが、オカルト寄りになることを回避しようとする"忖度"が感じられる。彼には、ユング心理学を日本に布教するという"使命"があったので、これはやむを得ない。 だが神秘主義やオカルトとユングとの深いつながりを知らないと、つまるところユングは理解できない。少なくとも、他の心理療法のパイオニアと同じような態度で理解を試みても、ユングのモチベーションが理解できずモヤモヤするだけだろう。 そこで本書である。ユング派は、教祖ユングに傾倒した弟子たちから訓練を受けているので、一定のバイアスがかかっていると考えられる。ユング派以外の人間が書いたユングを読むことも大切であることを思い知った。 カラフルなマンダラや写真が多数あり、図鑑を眺めるように読み進められた。
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