昭和史がわかる55のポイント の商品レビュー

保阪正康(著者)

昭和の時代の55の歴…

[文庫ＯＦＦ]

昭和の時代の55の歴史的トピックについて解説した本。淡々と事実を整理して述べていくスタイルではなく、著者の見解をはっきり示すという方向で事実を整理していくスタイルである。著者の立ち位置は「コンサバよりのリベラルでサヨクには軽蔑的」という感じをうけるので、思想的立ち位置が近い人には受け入れやすいのではないかと思う。面白かったのが「ベ平連」の章。　『列強のアジア支配打破のための大東亜戦争』とか言ってた人たちが、明白なアジア支配のための戦争だったベトナム戦争に反対しないのは筋通ら

昭和史の名場面を55…

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昭和史の名場面を55の項目にわけて、見開き形式で解説。昭和生まれながらあまり知らない人に。平成生まれの人にも。激動の時代昭和です。

戦争を含めた昭和の歴…

[文庫ＯＦＦ]

戦争を含めた昭和の歴史についてポイントをしっかりとおさえて説明されているので学生の勉強にも役立つ。

2019/07/28

史学科の大学生レベルからもツッコミが入るレベルの事実誤認が複数ある。学術書ではないし、ジャーナリストだから主観的解釈や偏見は容認できるとしても、学者の書いた本に比べるといい加減さは否めない。これなら、受験参考書を読んだ方が全然マシ。

2018/01/08

長大な昭和史を、要点のみ55個のポイントとして抽出したダイジェスト本。語り口は厳し目のリベラル調で、反皇国史観でありながら、戦後の左翼に対しても厳しい。なので偏った愛国者は注意すべし（笑）

2011/06/05

勉強？なのかな。
こういうドラマ、真実のドラマとしてなら、歴史も興味深く、学べるものであったのになぁと思う。
真実の「羅列」ですらなく、薄っぺらく数字だけなめた教科書の、なんとつまらなかったことか。この教科書を与えれば、放って置いても詳しくなろうに。
子供に読ませたい本。受け継ぎたい本。