コンピュータユーザのための著作権&法律ガイド の商品レビュー
どこまでが合法でどこから違法なのか。特に難しいインターネットやコンピュータ上の著作権についてわかりやすく解説されている。
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『コンピュータユーザのための 著作権&法律ガイド』は、以前ここでも採り上げた『萌える法律読本 ディジタル時代の法律篇』の旧版にあたる本だ。いわゆる『萌える法律読本』の元祖というわけ。 新版を買った私が、なぜ その後に旧版も買ったのだろうか? 単に〈どこがどう更新されているのだ...
『コンピュータユーザのための 著作権&法律ガイド』は、以前ここでも採り上げた『萌える法律読本 ディジタル時代の法律篇』の旧版にあたる本だ。いわゆる『萌える法律読本』の元祖というわけ。 新版を買った私が、なぜ その後に旧版も買ったのだろうか? 単に〈どこがどう更新されているのだろう〉という興味で、図書館から旧版を借りてみたのが最初だった。それが、後に自分でも買う羽目になったという。 ──その答えは単純だ。旧版にも〈買うだけの価値〉があったからである。 旧版と新版の最も大きな違いは、旧版の第3章目「著作権法アウトライン」。全体像を見渡しながら解説されたもので、条文そのものも掲載されている。またとない著作権法入門だと思われるのだが‥‥新版では割愛されてしまった。新版ではさらに、旧版の残り部分の先に最新情報を持ってくる構成を採っている。 そのため新版では、気合い籠めて書かれた最新情報を腹一杯になるまで読み、その後でユルい(基本的な)Q&Aに付き合わされる。これがキツい。そして更にその後、最新情報と多分に重なってしまう「時事の法律トピック」が待っている。内容の充実度・解りやすさ・その存在意義は決して軽視できるものではない。しかし新版の「本」としての完成度を考えると、星4つが限界。 一方、旧版。まずQ&Aで基本を押さえつつ徐々にステップアップ。基本的な事項が最初に提示されていくから、本のペースに合わせて読んでいける(内容としては新版もほぼ同じなのだが、位置の違いがこのような読みやすさの差異を生んでしまう)。次に時事問題で内容の更なる充実を図る。最後に著作権法をおさらいする(付属資料みたいなもの)。 ──読みやすいのだ。完成度が極めて高い(さらに言えば、厚さも丁度よかったりするし)。だから星5つ。 実に残念な話なのだが、公式サイトでの案内によれば、新版を発売したので旧版は絶版とのことである。しかし、このまま埋もらせるのは勿体ないですぞ。 あ、そうそう、私は別に「萌え」てないからね。
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