Mr.クイン の商品レビュー
はっきり行って内容自…
はっきり行って内容自体は正義感の強い人は気分が悪く内容ですが、読むのがやめられません。犯罪プランナーのクインがその高い知能犯ぶりを駆使して完全犯罪を遂行するのか。
文庫OFF
裕福な不動産業者の一…
裕福な不動産業者の一家を事故に見せかけて殺し、全財産を乗っとるのだ。すべては順調だった。新聞記者に尻尾をつかまれそうになるまでは…究極のアンチ・ヒーロー、クイン登場。刺激に満ちた、新世代の犯罪小説。
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内容 麻薬王のブレーンとして完璧な犯罪計画を立てる―おれにとって犯罪はビジネスだ。計画を売るだけ、実行はしない。今度の仕事は大物だった。裕福な不動産業者の一家を事故に見せかけて殺し、全財産を乗っとるのだ。すべては順調だった。新聞記者に尻尾をつかまれそうになるまでは…究極のアンチ・...
内容 麻薬王のブレーンとして完璧な犯罪計画を立てる―おれにとって犯罪はビジネスだ。計画を売るだけ、実行はしない。今度の仕事は大物だった。裕福な不動産業者の一家を事故に見せかけて殺し、全財産を乗っとるのだ。すべては順調だった。新聞記者に尻尾をつかまれそうになるまでは…究極のアンチ・ヒーロー、クイン登場。
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第ニ作「わが名はレッド」もかなり強烈な内容だったが、シェイマスのデビュー作は過激さにおいて飛び抜けている。犯罪プランナーという一応の肩書が付いてはいるが、無辜のターゲットに対する主人公クインの非道ぶりは異常者と大差無く、己の悪魔的頭脳を駆使した完全犯罪を成立させることに生き甲斐を...
第ニ作「わが名はレッド」もかなり強烈な内容だったが、シェイマスのデビュー作は過激さにおいて飛び抜けている。犯罪プランナーという一応の肩書が付いてはいるが、無辜のターゲットに対する主人公クインの非道ぶりは異常者と大差無く、己の悪魔的頭脳を駆使した完全犯罪を成立させることに生き甲斐を感じる屑のような男だ。その歪み切った人格となるまでの生い立ちは僅かに触れられるだけで、物語のメインとなるのは、裕福な一家惨殺による全財産強奪である。 長年にわたり犯罪計画のブレーンとして〝麻薬王〟と組むクインにとって最大のリスクとなるのは、正義感に溢れる新聞記者の義姉だった。新たな〝仕事〟に狡猾な知恵を働かせる一方で、妻との離婚問題に尻込むという矛盾した一面を持ち、その私生活の乱れが義姉と接触する機会を増やし、危機的状況へと追い込まれていく。遂には妻が雇った探偵など第三者の介入によって私生活を覗かれ、影の犯罪立案者としての存在が暴かれる寸前となり、進行中の完全犯罪が綻びる予兆を示す。 通常のパターンでいえば、そこから先は主人公が自滅するまでの道程を描くところだが、本作は違う。例え近親者であろうと、計画の妨げとなる人間に対して容赦なく暴力を行使し、死体の山を築く。そこに罪悪感の吐露は一切無い。犯罪小説としての完成度は高くとも、後味は悪い。
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いしいひさいち「ほんの本棚」に取り上げられていたので、図書館で借りてきて読んだ。 主人公は知り合いの麻薬密売人のために犯罪の筋書きを考えるのが仕事である。筋書きは徹底的に検証してあり、しかも思い切った容赦ないやり口。 (実行犯は別にいる)こういう悪いヤツが主人公の話は大好き。 な...
いしいひさいち「ほんの本棚」に取り上げられていたので、図書館で借りてきて読んだ。 主人公は知り合いの麻薬密売人のために犯罪の筋書きを考えるのが仕事である。筋書きは徹底的に検証してあり、しかも思い切った容赦ないやり口。 (実行犯は別にいる)こういう悪いヤツが主人公の話は大好き。 なかなかにクールなプロなのだが、奥さんや愛人にはヤイノヤイノ言われ放題だったりする。このしっかりした女性にやり込められるパターンは、ジム・トンプスン「POP1280」の主人公とよく似ている。 もしかしたら、シェイマス・スミスは、ジム・トンプスンのファンなのかもしれない。
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シェイマス・スミスの処女作。犯罪小説。ある種の倒叙物。単調なストーリーラインを主人公の魅力的な語り口で補っている。おもしろかった
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アンチ・ヒーローも極まれりの1冊★私は大好きなミステリのひとつだけど、これ、大好きって言ったら人間性疑われるかね・・・?アイルランドを舞台にした、麻薬王の犯罪プランナーが主人公。彼の目線で語られる内容はマジで最低です♪でも、そこまでいくとあっぱれ!!
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眉一つ動かさずに身近な人に手をかける。但し彼がやるのは計画のみで実行に移すのは他の人という犯罪プランナー。こんな極悪非道の主人公は見たことが無い
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