1万1千の鞭 の商品レビュー
本当にアポリネールの…
本当にアポリネールの著作なのでしょうか?ヨーロッパ人の、倒錯した性の営みに、違和感を感じつつも、ハァハァしてしまいます。
文庫OFF
世界エロス文学のベス…
世界エロス文学のベスト10に入る名作中の名作。現代のエロスはだいたいここからの引用。感心してしまう。
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世に名高い書だが、正直なところ、その真価が分かったとは言い難い。まず、主人公がルーマニアの郡長(自称では公)であることの必然が納得できない。また、日露戦争時の旅順を主な舞台に物語が展開することも、エキゾティズムという以上の効果があるようにも思えない。ここでのエロティシズムそのもの...
世に名高い書だが、正直なところ、その真価が分かったとは言い難い。まず、主人公がルーマニアの郡長(自称では公)であることの必然が納得できない。また、日露戦争時の旅順を主な舞台に物語が展開することも、エキゾティズムという以上の効果があるようにも思えない。ここでのエロティシズムそのものも、多分にエキゾティズムに寄りかかっているように見えるし、身分の高い女性と娼婦、あるいは日本人の(元は貴顕の)娼婦の登場など安直にさえ見えかねない。ただ、ここでも快楽の究極は殺人であり、一万一千本の鞭に打たれる死だ。
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文学的ポルノと称されるものは、余程突き抜けた内容でない限り、他の小説よりも一層退屈に感じられる。また、ポルノの翻訳は、職業翻訳家ではなく、創作を本業とする作家の手になることが望ましいのではないかと思った。
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