怪談(文庫新装版) の商品レビュー

高橋葉介(著者)

2019/02/11

「怪談」連作、「猟奇博士」連作、「アン」連作。
４、２２、３４、７２、１５０、１７４、１９４、２１４、２２８、３０６、３４４ページが好み。
特に「月夜」の甘さったらない。
ムンクの影響。
アン連作も気持ちいい爽快さ。

2010/01/13

本棚を整理してたら発見、懐かしくなって読み返した。読んだのは新装版ではなくて、古い方だけど。

高橋葉介の面目躍如というか、最近のギャグ路線だけじゃないんだぞ、と、改めてすごいなあとうならせるような珠玉の短編集。台詞なしのオチの1コマなんかものすごい。「あぶな坂」が特にいい。もっとこういうの描いてくれないかなあ。初期の頃の短編（私が生まれていない頃の奴）も大好きで、全集買って何度も読み返したなあ。

夢幻君もちょこっと出てくるので、マニアとしては嬉しいです。