鋼の錬金術師(16) の商品レビュー
第62話「夢の先」 少年ガンガン 平成18年 9月号 第63話「520センズの約束」 少年ガンガン 平成18年 10月号 第64話「ブリックズの北壁」 少年ガンガン 平成18年 11月号 第65話「鉄の掟」 少年ガンガン 平成18年 12月号
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オリヴィエさんの 働かざるもの食うべからず って銀の匙と百姓貴族を読んでから読むと荒川家家訓だよなぁ…。
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初読。ホークアイ中尉が、エドという少年を目の前にして過去やこれからの展望を話したことで、とても大人に見える。そしてメイとランファンに、殺し合わないで欲しいと言うノックスの背中は寂しそうだった。彼女ら従軍し(てい)た者達は既に十分自覚していたが、彼女らがイシュヴァールで行った事は決して褒められるものではない。それでも過去に縛られて動かないのではなく、先を見据えて行動する大人の人たち。これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。それでも、次の時代を生きる人々には幸せになって欲しいと願いながら今を戦い、生きる姿は素晴らしいと思う。この姿勢が大きな目的を達成するためには不可欠であり、ひいては物語を厚いものにする要素であると考えられる。 エドは大佐と520センズの約束を交わす。一巻ごとに約束してるな兄さん。 シン国の仕えの者たちは一旦離脱。キンブリーさん出所。どう物語に絡んでくるか楽しみ。エドとアルはメイを追いブリッグズへ行く。オリヴィエ少将初登場。様をつけて呼びたくなる。スロウスも実体が初登場。強そうだけれども最後まで立ちはだかるキャラには見えない。スカーとキンブリーの戦闘は決着つかず。キャラが北のその先に集結し始める。次巻も楽しみ。
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組織の中で権力・権限を握っていなければ、無謀なクーデターに訴えるしかない。その無意味さを知っていればこそ、理想を忘れず、臥薪嘗胆の境地で物事に取り組むことが必要なのだ。捲土重来を期し、不利な中で次の準備を進めるマスタング一派。そしてエルリック兄弟。一方、ブラッドレイ側も自らの野望実現のため次の布石を。それを担うのは紅蓮の錬金術師。追い込まれるスカーは、恩讐を超克しつつDr.マルコーを救出し、彼との共闘の道を選ぶ。そして、舞台は雪深い北の山間地帯へ。そこで出会う新たな女傑…。
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アームストロング少将登場。弟も好きですが姉ちゃんもナイスキャラです!メイやスカーと、エドたちの錬金術の違いにはどんな秘密があるのか・・なんか嫌な予感。得体の知れない巨大なアイツも。
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北へ!!ホムンクルスが「お父様」と呼ぶ男によって錬金術の発動を止められたさなか、メイとスカーが使用した東方の錬金術『錬丹術』の謎を追うことに。メイが北へ旅立ったという情報を得た兄弟は一路、北方司令部よりさらに北に位置する隣国ドラクマとの国境付近を目指す。「賢者の石」を体内に隠すキ...
北へ!!ホムンクルスが「お父様」と呼ぶ男によって錬金術の発動を止められたさなか、メイとスカーが使用した東方の錬金術『錬丹術』の謎を追うことに。メイが北へ旅立ったという情報を得た兄弟は一路、北方司令部よりさらに北に位置する隣国ドラクマとの国境付近を目指す。「賢者の石」を体内に隠すキンブリーの出獄!“ブリッグズの北壁”アームストロング少将登場!物語は新たな局面に向けて静かに動き出す。(Amazon紹介より)
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舞台は北の国へ。 アームストロング少将。 少佐のお姉ちゃんだけど、全然似てないッ! 傷の男を追うキンブリー。 この二人の因縁はまだまだ続きそう。
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イシュヴァールを経て、それから逃げるのでもなく正当化するのでもなく 愚直なまでに覚悟を決めて進むマスタング大佐、 その背中を守ろうとするホークアイ中尉。 凄まじい決断であると思う。 話してくれてありがとう、と言うエドもまた素晴らしい。 一方、ノックス先生からアルも話を聞いているというのもまた良い。 それらを話した上で、喧嘩をするな、とメイとランファンに先生が言うのが じんとくる。 最終回で先生がおっしゃっておられたが、確かに キャラクターたちは挨拶やお礼をきちんとする。 エドがホークアイさんに言うのもそうだし、 メイがアルに助けてくれてありがとうと言うのもそうだ。 フーさんとランファンがノックス先生にお礼を言うシーンも然り。 イシュヴァールから後敢えて検死専門に転じたノックスさんに 命を助けてくれてありがとうという一言。 そして、息子が医者を目指しているのだという言葉。 全てが過去になる訳ではない。それでも、少しでも救われただろう。 だからこそ、人は生きていけるのだと思う。 セリムと奥さんとエルリック兄弟が会うシーン 短いが、今後の展開を考えると非常に重い。 そして、舞台は北へ向かう。 血の滾る展開である。
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