ルネッサンス夜話 の商品レビュー
西洋美術史の研究者である著者が、ルネッサンス時代のイタリア社会にかんするいくつかのテーマをとりあげ、エッセイふうの文章で語っている本です。 最初の章では、銀行の業務をとりおこなっていたとされるメディチ家ですが、利子をとることが禁じられていたキリスト教社会において、いったいどのよ...
西洋美術史の研究者である著者が、ルネッサンス時代のイタリア社会にかんするいくつかのテーマをとりあげ、エッセイふうの文章で語っている本です。 最初の章では、銀行の業務をとりおこなっていたとされるメディチ家ですが、利子をとることが禁じられていたキリスト教社会において、いったいどのようなしかたで利益を得ていたのかということが、わかりやすく解説されています。そのほか、フィレンツェやヴェネツィアの傭兵にまつわる諸問題について考察している章、人文学者でありながらフィレンツェで政治家としても活動したレオナルド・ブルーニをあつかった章などがあります。 ルネッサンス美術を主なフィールドとしてきた著者の、いわば研究余滴というべき内容の本ですが、おもしろく読むことができました。
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(1994.05.22読了)(1987.10.09購入) 近代の黎明に生きた人びと (「BOOK」データベースより)amazon 偉大な芸術の数々を生んだ近代の黎明期ルネッサンス。その背景となった社会に生きた人々の、生活、精神風土はどのようなものであったのだろうか。フィレンツェを...
(1994.05.22読了)(1987.10.09購入) 近代の黎明に生きた人びと (「BOOK」データベースより)amazon 偉大な芸術の数々を生んだ近代の黎明期ルネッサンス。その背景となった社会に生きた人々の、生活、精神風土はどのようなものであったのだろうか。フィレンツェを支配したメディチ家の銀行の実態、当時の戦争のやり方や流行病の影響など、さまざまな話題をめぐり、最新の学問的成果を随所におりこみながら、探索の足をのばした興趣つきないエッセイ集。名著『ルネッサンスの光と闇』の姉妹篇。
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人相学についての記述あり。当時の銀行家の状況やルカ・ランドゥィッチの日記など社会・思想面からのルネサンスのアプローチ。もっと深く突っ込んでもらいたい部分もあったが、ルネサンスの時代を簡潔にわかりやすくまとめられた良書。
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