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蟲師(8) の商品レビュー

4.4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2017/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 風景描写やキャラ(蟲も含む)の奇怪さの一方、人間関係のリアリティを併せられることにより不可思議な物語が生み出された。それも終幕に近づきつつあるようだが…。◆アニメーション版がよくできているのは勿論だが、それを生み出した本作の着想と描述の見事さがあってのこと。

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2016/10/18

ヌシの話が好き。切ない話が多い中、神様のような存在にうまく利用されちゃう、でもそれを受け入れちゃうギンコがよかった。骸草の話は今までになくドロドロしてたけど、その憎しみも愛情から生まれていて。人間の哀しさが出てたと思う。どの話もズーンと心に残ります。

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2014/06/02

「全部ヌシ殿の掌の上か・・・まぁいいか 世は春だ」とヌシ殿を、自然を当たり前のように受け入れるギンコの姿が好きな「冬の底」  人間の恐ろしいドロドロとした一面を描いた「泥の草」 人の感情は複雑で恐ろしい。

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2012/11/11

最後の話こわすぎる。 でも、誰もうらむなよっていうの 登場人物の心が色々切ない。 全部アニメでは見てない話だった。

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2010/12/15

この巻では「隠り江/こもりえ」という話が好き。水郷柳川のイメージだとか。 (2009年7月19日読了)

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2010/04/24

 植物でも動物でもない、この世のものともあの世のものとも定かではないもの、蟲。  蟲師ギンコがたどる蟲たちの話。   *潮わく谷   *冬の底   *隠り江   *日照る雨   *泥の草  「冬の底」のヌシさま、かっこよかったっすww  で、「日照る雨」が切ない。ギンコの言葉は...

 植物でも動物でもない、この世のものともあの世のものとも定かではないもの、蟲。  蟲師ギンコがたどる蟲たちの話。   *潮わく谷   *冬の底   *隠り江   *日照る雨   *泥の草  「冬の底」のヌシさま、かっこよかったっすww  で、「日照る雨」が切ない。ギンコの言葉は、毎度重いですな。不幸なめぐり合わせは、往々にしてあることだ。けれどそれを、誰の責任、自分を責めることもなく、不幸なめぐり合わせだと受け入れることは、難しい。人は簡単に自分を見失ってしまうから、難しい。  うむ。ギンコは、片目を失うときに自分を見失いかけたからこそ、そうやって自分自身という地に足をつけていられるのだろうか。  と、「泥の草」……キモかった。  昔、夏に海で怪我をして、秋に病院いったら、膝の骨の内側にフジツボが生えてたという、話を聞いたことあるんだが(毎度思い出すと、鳥肌がたつ。うげげ)あれを思い出してしまった。うーーー。    次の巻は、1年後ですかね。待ち遠しいな。

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2010/04/11

“『……ヌシ どころか けもの一匹 いねぇ しかし よく見れば あちこちに 山崩れの跡が あるな おそらく秋頃 台風に遭った 跡…… かなりの 規模だ ……その傷を 癒すため ヌシは 山を閉じて 山ごと冬眠 させているのか ……だが 弱った生物に とって 冬眠は そのまま 死んで...

“『……ヌシ どころか けもの一匹 いねぇ しかし よく見れば あちこちに 山崩れの跡が あるな おそらく秋頃 台風に遭った 跡…… かなりの 規模だ ……その傷を 癒すため ヌシは 山を閉じて 山ごと冬眠 させているのか ……だが 弱った生物に とって 冬眠は そのまま 死んでしまう 事もある 賭け―― となりの山じゃ もう春 なのに まだ 息を吹き返さない という事は…… ……もう この山は 死を待つのみ ――――』 「このままじゃ 俺も 巻き添えか」” 「潮わく谷」 「冬の底」 自然の深さとか。 「隠り江」 「日照る雨」 ちょっと辛いかと思ったけど、いいエンドだった。 「泥の草」 後味が、苦い。 “「ヒトとヒトの 意識の間には 見えない 通路が あると言う ちょうど この町に 張り巡らされた 水路のように 裏庭で すべての水路は つながっていて そこには 五識を補う モノ…… 我々の言う “妖質”というモノが 流れている だが 水かさが 少ない所も多く おまけに 入り組んでいて 地図もない それでも水路は つながって いるので 望む相手に 会える事も たまにある すると お互い同時に 相手の事を 思い出すような 事…… いわゆる “虫の知らせ”が 起こるわけです」”

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2009/10/04

潮わく谷(うしおわくたに) 冬の底(ふゆのそこ) 隠り江(こもりえ) 日照る雨(ひてるあめ) 泥の草(どろのくさ)

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2009/10/04

2007年3月に映画化した、人間と「蟲」という生き物の物語です。時代背景ははっきりしていないけれど、大昔の日本のような感じで、和の好きな人にとっては面白いマンガになると思います。

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2009/10/07

人間も自然の一部、利用するだけでなく利用される側でもあるのです「冬の底」主が悟りの領域です 蟲師にしてはめずらしくホラーな話「泥の草」

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