テガミバチ(1) の商品レビュー
現在12巻まで発売中。以下続刊 泣き虫ラグの成長が楽しみ。 前作の「I'll(アイル)」と比べて、世界観が広いですよね。 まだ謎がある政府、それに戦いを挑むとかではなくなぜそうなったかを考えられる主人公、簡単に敵対関係に持ち込まず少年漫画のようではない所とか、すき。
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絵が相変わらずすごく好き。 あと、やさしい空気感。 テガミバチは、「この時代に、毒の無い話を」と創り始めた作品なんだって。 浅田さん、ほんとすきだー。 ずっとすきだー。
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イラストがきれい。物語もよくできていてすごいなーと感心してしまう。マンガ家さんってほんと、すごいなー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夜の明けることのない星にアンバーグラウンドと呼ばれる地があった。 そこに、人々の“こころ”が託されたテガミを配達する国家公務があり、それはテガミバチと呼ばれた。 郵便配達員をテーマにした異世界ファンタジー。 物語は主人公ラグ・シーイングがテガミバチを目指すきっかけとなる出来事から始まる。初っ端からテガミは紙ではなく人間の少年というエピソード。 甲殻の巨大モンスターあり、それを倒す手段で武器の心弾銃ありの荒唐無稽設定のパレード。 しかし、それを補って余る画力とコマ使い。今後もブレることの無いであろうシンプルで重厚なテーマ性。 ジャンプコミック恐るべし。 「DEATH NOTE」もそうだが、近年のジャンプコミックはハイレベルである。 単純明快これぞ少年漫画の「ジャングルの王者ターちゃん」系は息を潜め、系列敵には近い「ONE PIECE」や「NARUTO」、「銀魂」「CLAYMORE」などは既に友情・努力・勝利の3原則を超越した青年誌の域に達している。小中学生には難しくないだろうか。水準は最早、30代前後の大人が読んで程よい難易度に設定されているような気がする。 テガミバチも言うに漏れず、冒頭から裏テーマは差別社会である。 階級によって陽の当たらない世界に住み、そこから逃がすために人間をテガミとして郵送する。人を買う人がおり、人と距離を置く人がいる。 劇中に登場するモンスターよりも人は恐ろしく描かれ、その人の為に危険を省みずテガミを届ける旅に出るのも人である。 勧善懲悪という概念は消滅し、それぞれの解釈という時代なのだろうか。 本作は宮沢賢治のオマージュと言うべき要素が見え隠れし、太宰でもあり、現代要素のツンデレも抱擁する。 入り口は浅く、中は底無しに深い。 ゲーム化、商品化という都合主義の一切感じられない高純度漫画。 浅田弘幸 その他の著書 ・I'll ・BADだねヨシオくん! ・眠兎 などなど。
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凝った世界観、というのが個人的に好きなんですが、この作品は私の中でも屈指の高さの世界観かと!! ゴーシュにきゅんきゅんです←
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絵がところどころDグレっぽいと思ったり思わなかったり…… 主人公はゴーシュだとばっかりwwwwてかゴーシュでよかったwwww
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ネーミングセンスが好きです。 ヨダカとかゴーシュとか、宮沢賢治じゃないか!と勝手にわくわくしてしまう。 あと赤毛のアン。好きだなあ。いいなあ。
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見れば見るほど、素敵な漫画。持ってるだけで幸せになれる系です。緻密な画面で黒の割合が多く、ストーリーも含め幻想的です。巻末の博士はrobot3【ワニマガジン社】の登場人物だった気がする。
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浅田先生の絵と素敵な構想がたまらない。作者コメントで少年漫画に毒が求められる時代なら毒のないものをつくりたい。みたいなコメントがあって、それがなぜか強烈に頭に残っています。独特の世界観と漂う物悲しさは一品です。美麗な絵と一緒に楽しみたい作品かと。
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浅田先生の作品が好きで、気になっていた漫画。読んで、やっぱり浅田先生の世界観は凄い!と思いました。「心」がとても重要な、人と人の絆の物語。テガミを届けるのって本当に大変だけど大切。完結はまだしてないけど、続きがどんどん気になる・・・ニッチの姉が綺麗・・・(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
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