カムイ伝全集 カムイ外伝(4) の商品レビュー
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「十文字霞くずし」 霞斬りが通用しなくなったため考案した新技だが、霞斬りのようなエモさはない。というか初めて知った。 「小さな石もなけりゃ大きな石も」 カムイは顔も知らぬ誰かを探している。まだ見ぬもう一人の自分がいるはず、と。初めて知った。 「尾州柳生」 ウツセ。いかにも白土忍者というたたずまい。 「百日童」 カムイとウツセの初対峙。すれ違いざま、カムイの顔を知るウツセは殺る気、ウツセの顔を知らぬカムイは殺気に反応して躱す。 交錯する時に向かって緊張を高める描写。ここで想起させられたのは山口貴由だが、よく考えれば手塚治虫もやっていた。 白土三平といえばまた唐突に始まる脇役のコメディ。時に辟易させられるくらいに長い。これは連載に追われるがゆえのツナギだったのだろうか。こうなるとカムイのアレコレはうやむやになりがち。
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夜明けが来ると、夜は泣きながら消えて行く。 おれも去って行こう…………遠く、遠くへ…… (スガルの島 「十文字霞くずし」)
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