ヴィンランド・サガ(1) の商品レビュー
個人的漫画史上最も優れた歴史作品 誰もが知っている逸話や人物を題材とした歴史作品は多くあれど、なんとなく知っているテーマを元に架空の出来事を濃密に、現実と神話のエッセンスを加えて上手くノンフィクション風のフィクションに仕立てあげた素晴らしい作品だと思う。一つの主軸を一貫して貫くタ...
個人的漫画史上最も優れた歴史作品 誰もが知っている逸話や人物を題材とした歴史作品は多くあれど、なんとなく知っているテーマを元に架空の出来事を濃密に、現実と神話のエッセンスを加えて上手くノンフィクション風のフィクションに仕立てあげた素晴らしい作品だと思う。一つの主軸を一貫して貫くタイプの漫画ではなく、主人公が最底辺の殺人鬼から人々を救う国を建国するまでの話 主人公の堕落と絶望・落胆に大きく共感でき、成長を目にして感動すら覚える。物語の構成が上手いのは勿論のこと圧倒的画力で描かれる緻密な人物・戦闘描写が1ページ1コマが作品になりうるクオリティー 批判する要素が見当たらない万人に勧めたい一作
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もう10年前の出版みたいだし、存在は知っていたけど、先日の漫画特集を見るまでは、特に気にも留めていなかった作品。いざ読んでみると、自分が初めて触れる時代・舞台設定も興味深いし、物語展開も流れが良くて、掴みはオッケーな感じでした。もう少し読み続けてみたいかな。
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「自己都合で殺戮」みたいなイメージがついてしまって入り込めず先に興味が持てませんでした。とりあえず1巻でやめておきます。
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圧倒的な筆致で描かれる、ヴァイキングの物語である。 物語はいま過去を描いており、その意味では悪手と言っていい。読者は現在進行形の物語が読みたいのであり、過去はあくまで添え物にすべきである。それを一巻ですでに描き始めるのは、明らかに良くない。 だが、それをおして余りあるほどに...
圧倒的な筆致で描かれる、ヴァイキングの物語である。 物語はいま過去を描いており、その意味では悪手と言っていい。読者は現在進行形の物語が読みたいのであり、過去はあくまで添え物にすべきである。それを一巻ですでに描き始めるのは、明らかに良くない。 だが、それをおして余りあるほどに豊かな筆致で描かれる中世北欧の模様は優れたものだ。物語に漂う情感の濃厚さもまたすばらしい。 読み始めてよかったと思える作品である。星五つを付けたい。
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11世紀のヨーロッパを席巻したヴァイキングの物語。 北の民(ノルマンニ)、デーン人と呼ばれた北欧ヴァイキングのトルフィンという短剣使いの少年が主人公。 アイスランドの戦士トールズの息子トルフィンは、なぜか父の仇のアシェラッドに従っていた。 あまり馴染みのなかった北欧の歴史が描かれる。侵略と強奪を繰り返したヴァイキングの傍若無人さが際立っている。
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ヴァイキングたちの話。まだはじまったばかりだし、すぐに過去編になってしまったのでまだなんともですね。
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1~14巻まで読了。 11世紀初頭の北ヨーロッパ周辺とヴァイキングがモチーフの歴史漫画。 全体的には『本当の戦士とは何か』の問いかけと、幼年期に聞いた理想郷『ヴィンランド』を探すのがテーマっぽいです。
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最近読んだ中でダントツに面白い作品。 久しぶりに胸が熱くなる漫画に出会えました。 家族愛はただの差別。 なるほど、本当にそうだと思いました。 私はうまく言葉がみつからず。。 長年もやもやしていたのが解消されました。 物語も絵も圧巻で、すごい漫画家さんがいたんだな~と 驚きました。 トルフィンが奴隷になってからのお話がますます面白くなりましたね。 プラテネスも読んでみたい!
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幸村 誠さんの、プラネテスが大好きなので、試しに読んでみた。 北欧の厳しい生活のお話で、歴史漫画になるんだろうか。 1巻読んだ感じで、ふつーな印象。今一つ盛り上がりがない。 どうやら10巻も出ているようなので、2,3巻ぐらいまでは読んでみようかと思う。
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ヴァイキングがテーマの漫画を初めて読んだが、面白い。 割と早くから主人公の過去に触れ、 彼が何者なのか明かされていく展開で、 続きが気になる。
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