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僕の小規模な失敗 の商品レビュー

4.1

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    3

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2013/10/21

すごく気分が落ち込んで鬱々としているときに思い出して読んでしまう。 読み終わった後はさらに気分が暗くなるけど、なぜか諦めがついて何かしら前向きな行動をとれている気がする。 福満さんが結構アクティブなのがこちらの不安を加速させて、読み手に行動力をあたえているのかと思ったりした。 と...

すごく気分が落ち込んで鬱々としているときに思い出して読んでしまう。 読み終わった後はさらに気分が暗くなるけど、なぜか諦めがついて何かしら前向きな行動をとれている気がする。 福満さんが結構アクティブなのがこちらの不安を加速させて、読み手に行動力をあたえているのかと思ったりした。 とにかく自分が心配になる本。

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2012/12/08

頭が悪いお金がない女にモテない、と世の中の同世代と比較して卑屈になって批判ばかりしている自分自身を描く作者が、嘘がなくて好き。 基本的に、人間って誰でもずるかったり弱かったりする部分があると思うので、優等生的な作品よりもそういったところを描いてくれる作品のほうがリアルを感じるし...

頭が悪いお金がない女にモテない、と世の中の同世代と比較して卑屈になって批判ばかりしている自分自身を描く作者が、嘘がなくて好き。 基本的に、人間って誰でもずるかったり弱かったりする部分があると思うので、優等生的な作品よりもそういったところを描いてくれる作品のほうがリアルを感じるし信じられる。 あと、幸せってやっぱり、好きな人と一緒にいられるってことでしかないんだろうなと思った。単純すぎるけど、そうだ。

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2012/09/06

とにかく暗くてウジウジした作者の、自伝的マンガシリーズ。 絵柄も絶妙に暗い。だがそれがいい。 全体的に病んでる雰囲気と、ほのぼのした日常感が同居している。こんな福満さんに共感して、癒されてしまうのはわたしだけだろうか… 明るく前向きで、健康的な人には決しておすすめできない一冊...

とにかく暗くてウジウジした作者の、自伝的マンガシリーズ。 絵柄も絶妙に暗い。だがそれがいい。 全体的に病んでる雰囲気と、ほのぼのした日常感が同居している。こんな福満さんに共感して、癒されてしまうのはわたしだけだろうか… 明るく前向きで、健康的な人には決しておすすめできない一冊。 我が家では人気です(笑)

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2012/08/20

随分前に、ブックオフにて購入。 結構行動力のある方なんだなーと。 (じゃないと結婚もされてないですよね・・・。) なんとなく、作者のものの考え方というのか、 経歴?をかいま見れて面白かったです。

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2012/08/08

なんかこのシリーズ的なものに飽きを感じるというか、たぶん、この主人公であろう作者を投影した人物自体にはそれほど僕は面白みを感じていないんだよなぁ、と気づいた。やっぱり、キャラクターとして、あの奥さんのあっけらかんさがあるから、いいんだ、と。だからか、この作品でも特に前半はただのネ...

なんかこのシリーズ的なものに飽きを感じるというか、たぶん、この主人公であろう作者を投影した人物自体にはそれほど僕は面白みを感じていないんだよなぁ、と気づいた。やっぱり、キャラクターとして、あの奥さんのあっけらかんさがあるから、いいんだ、と。だからか、この作品でも特に前半はただのネガティブの連鎖で嫌気すらしてしまって。(11/8/27)

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2012/06/02

貧乏で自堕落な「僕」の生活エッセイ漫画。 結婚後を描いた僕の小規模な「生活」の1巻を読んで、いまいち甘いような印象を受けたがこちらはすごく面白かった。 「生活」に比べてこちらの「失敗」は全体にかなり切迫しており、狂気じみた印象。特に作中に彼女が登場する以前の、まったく救いのな...

貧乏で自堕落な「僕」の生活エッセイ漫画。 結婚後を描いた僕の小規模な「生活」の1巻を読んで、いまいち甘いような印象を受けたがこちらはすごく面白かった。 「生活」に比べてこちらの「失敗」は全体にかなり切迫しており、狂気じみた印象。特に作中に彼女が登場する以前の、まったく救いのない生活を送っている描写は計算されたものではないマジもんのギリギリ感がある。破綻する一歩手前……というよりそのラインを半歩くらい踏み越えてしまっているようなヤバさを感じる。 主人公の思考展開や言動がどんどん病的になっていくし、だんだんコマが小さく細かくなっていく(空間恐怖症の人間が描いてるみたいで恐い)し、作者が作中の自分を相対化しているようで絶妙にしきれていない感じが読んでいて不安になる。 彼女ができてからも極貧な生活自体はほとんど変わらないのだが、しかし明らかにそれ以前にあった暗さが消えていて、精神的に底を支えるものができたことでの作者の余裕を感じる。心底良かったと思ったが、しかしその分面白さは減っているように思えて読者として喜んでいいのか悲しんでいいのか微妙なものも感じた。

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2012/05/08

「僕の小規模な生活」の方が気に入ったんで、こっちにも手を出してみた。「生活」と同じく作者の自伝漫画。いいなぁ、これ。いい感じに暗い。けど時々ものすごくポジティブ。じわじわくる。「生活」でもナイスなキャラの嫁との出会い~結婚までの経緯が描かれててる。いや、よく結婚までこぎ着けたもん...

「僕の小規模な生活」の方が気に入ったんで、こっちにも手を出してみた。「生活」と同じく作者の自伝漫画。いいなぁ、これ。いい感じに暗い。けど時々ものすごくポジティブ。じわじわくる。「生活」でもナイスなキャラの嫁との出会い~結婚までの経緯が描かれててる。いや、よく結婚までこぎ着けたもんだ。

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2011/12/22

初めて福満を知った一冊。ものすごく好きだと思った。後半部になるにつれ、どんどんコマが小さくなるのがウケる。あとがきでも何か色々言い訳してて、それもウケる。

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2014/09/06

鬱屈、人並みへの憧れ、青春期の祝福と呪いが凝縮されて詰まった一冊。最後の最後「一応のハッピーエンド」は見られたので本当によかった。ここから今の「うちの妻ってどうでしょう」に至る道を想像すると感慨深い。

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2011/12/09

小規模な生活とあわせて読んだ。個人的にはこれが一番面白かった。暗い情熱が画面全体からほとばしってて、芸術的とすら感じた。

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