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あしたのジョー(ちばてつや全集)(7) の商品レビュー

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2009/12/26

原作は高森朝雄となっていますが、巨人の星やタイガーマスクで知られる梶原一騎です。巨人の星のような熱血スポコン漫画と先入観をもたれたくないため、新しいペンネームを使ったそうです。 「明日のジョー」の主人公の矢吹丈は必ずしも好青年ではありません。ドヤ街出身だけあって泥臭く、盗みや詐...

原作は高森朝雄となっていますが、巨人の星やタイガーマスクで知られる梶原一騎です。巨人の星のような熱血スポコン漫画と先入観をもたれたくないため、新しいペンネームを使ったそうです。 「明日のジョー」の主人公の矢吹丈は必ずしも好青年ではありません。ドヤ街出身だけあって泥臭く、盗みや詐欺は平気でするし、コーチとなる丹下段平も裏切ります。少年院からの練習仲間のマンモス西が、減量に苦しみこっそりうどんを食べてしまうことがあるのですが、うどん野郎呼ばわりです。こんな悪ぶれた主人公は見たことないので読んでいるこちらがハラハラしますね。ライバルの力石の方がむしろ素行はよいのです。 普通、例えば「はじめの一歩」の主人公の幕之内一歩のように、主人公は好人物です。漫画に限らずハリーポッターなどの映画もそうですね。ハリーは盗みや詐欺はしません。 7巻ですが、この巻はジョーのライバル力石徹が行き過ぎた減量が原因で、ジョーとの試合後に死んでしまいます。そしてジョーはこう言うのです。 「この世に力石はいないという現実に、頭ん中がからっぽになっちまったんだ。…体中にでけえ穴があいてて、風がひゅうひゅう音を立てて通り抜けるのさ。…むなしくって…どうしていいかわからねぇんだ」 これをきっかけにジョーは元のように荒くれ、ヤクザに喧嘩を吹っかけて逆にぼろぼろにされます。 力石がいなくなって漫画として非常に寂しいですが、今後の展開に期待です。

Posted byブクログ

2013/03/01

評価「6」にしたいです。もう号泣ですよ。 「おれがもの心ついてからというもの・・・・世の中のやつらはどいつもこいつも一歩へだてたところからしかおれに接しようとはしなかった 「みなしごジョー 危険なジョー・・・・ 無法者ジョー 野生のジョー けんか屋のジョー 「段平のおっちゃんに...

評価「6」にしたいです。もう号泣ですよ。 「おれがもの心ついてからというもの・・・・世の中のやつらはどいつもこいつも一歩へだてたところからしかおれに接しようとはしなかった 「みなしごジョー 危険なジョー・・・・ 無法者ジョー 野生のジョー けんか屋のジョー 「段平のおっちゃんにとってさえ しょせんおれは 自分の見はてぬゆめをかなえさせる拳闘人形にすぎなかったのさ・・・・ 「そこへあの力石が・・・・力石徹だけが・・・・あの力石徹だけが・・・・ひとりの男のもてるありったけをたたきつけて いっさい欲得ぬきで――この矢吹丈と肉と骨をぶっつけ合いきしませ合って みじかい期間だったがもつれあうように生きてきた 「ふたりが力のかぎりに打ち合ったパンチは・・・・とびちらせ合った血しぶきは・・・・そんじょそこいらの百万語のべたついた友情ごっこにまさる 男と男の魂の語らいだった 「そうよ 友だちだったんだあいつは・・・・ほんとうの友だちだったんだ 「それをいまになって・・・・あいつを殺してしまったいまになって気がつくなんて・・・・ うわあああああ

Posted byブクログ