はだしのゲン(新装版)(9) の商品レビュー
著者、中沢啓治さん(1939年~2012年)の作品、ブクログ登録は8冊目。 順番からいうと8巻を読みたかったが、図書館では貸出中だったため、9巻へ。 今巻では、夏江ねえちゃんが逝去。
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≪県立図書館≫ 夏江の死が悲しい。 今の私には、そんな状態で病院に行かせるのは酷だと思ってしまう。 でも、少しでも良くなる可能性を求めて、ゲンたちは病院に行かせたのだろう。 それも、悲しい。 えげつない坊主がでてきたり。ありそう。 ゲンが絵と出会ったのが、意外だ。 文化っぽ...
≪県立図書館≫ 夏江の死が悲しい。 今の私には、そんな状態で病院に行かせるのは酷だと思ってしまう。 でも、少しでも良くなる可能性を求めて、ゲンたちは病院に行かせたのだろう。 それも、悲しい。 えげつない坊主がでてきたり。ありそう。 ゲンが絵と出会ったのが、意外だ。 文化っぽいことより、肉体派の感じでずーっと来てたのに。 作者の自伝という要素もある作品だからか。 多才だな。
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時代は昭和26年 元は、「芸術に国境はない!」と絵描きを目指します。 しかし、そこは働かなければ、生きていけな「戦争孤児」 看板屋で修行をすることに。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
島根の件とは関係なく、よむ決心ができたので、今年の夏から図書館で借りてよんでいる 兄が結婚して家は取り壊され、隆太たちと暮らし始めた元は、夢を見つける 隆太は底なしの明るい脳天気かと思いきや、ムスビと共に複雑な心境をもらす場面があり、はっとさせられることが多い 元の将来のことを考えると、やはり物語に登場するものは、すべて伏線であると考えられる 本巻でも元のまわりの人が原爆で死んでしまう 残り一巻、もう誰も死なないでほしい それにしても、「そうしましょう そうしましょうと 太郎さんも 花子さんも いいました マルッ」というのが、なんだかそろそろクセになりそうだ
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戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けま...
戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。 そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。
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