pink の商品レビュー
岡崎と言えば、やはり『PINK』です。何、コレ?いつの間に俺の私生活覗かれてたワケ?ええ?マジで?コレ、絶対に俺がモデルだべ? という錯覚を起こすホドにシンクロ。私のバイブルだかバイブスだかバイブラだか、そういう漫画。 これからも、愛と資本主義のモトに堂々と生きていこうと思い...
岡崎と言えば、やはり『PINK』です。何、コレ?いつの間に俺の私生活覗かれてたワケ?ええ?マジで?コレ、絶対に俺がモデルだべ? という錯覚を起こすホドにシンクロ。私のバイブルだかバイブスだかバイブラだか、そういう漫画。 これからも、愛と資本主義のモトに堂々と生きていこうと思います。
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岡崎京子作品でこの作品が一番好き。 OLしながらホテトルやってる主人公と腹違いの妹、さえない大学生のお話。
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カワイイに囲まれて思考停止する心理。 モノの威光によって満足感を得るというのは、何にでもある落とし穴ですよね。 その恐さを切り取った作品。
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人は色々欲しいものがあって、ドラマや雑誌に載っているようないい暮らしがしたくて、だからといってそんなものが普通のOLに手に入るはずもなくて、たいがいの人はそこで現実を見て諦めてしまうのだけれども、諦らめ切れない人もいるという話し。 ちょっと話しのテーマがわかりにくかったり、全体...
人は色々欲しいものがあって、ドラマや雑誌に載っているようないい暮らしがしたくて、だからといってそんなものが普通のOLに手に入るはずもなくて、たいがいの人はそこで現実を見て諦めてしまうのだけれども、諦らめ切れない人もいるという話し。 ちょっと話しのテーマがわかりにくかったり、全体の構成が曖昧としているけれども、伝えたいことや、苦しさはよくわかる。 男は、仕事で夢を手に入れられるかも知れないという希望があるけれども、女の人はどうするのだろう。若さを少しずつ失っていってしまった時、その後に一体何が残るのだろうという不安はものすごくあるのだろうとおもう。そういう不安に順応してしまう人よりも、不安に耐え切れなくなってしまう人のほうが、普通の神経なんじゃないかという気もする。 「このBランチ(ハンバーグ・魚フライスパゲッティ添え・ライス・コーヒー付き800円)て私たちみたいじゃない? 毎日たいした仕事もないし毎日そんなに代わりばえもしないし毎日良くもなければ悪くもない退屈なメニュー そんなかんじがそっくり」(p.153)
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