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日出処の天子(文庫版)(2) の商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2023/05/04

やっぱ思ってた以上に王子と毛人、惹かれ合っててこう…すごいな… しかし毛人、♡は行きすぎだ(マジレス) 世はまさに権力争い、それを王子は裏で不思議な力を使い…でも王子としては、異能力といよりもSPEC的なイメージなんだな 誰しもにあって使えるようになってる人はほんのわずか、みたい...

やっぱ思ってた以上に王子と毛人、惹かれ合っててこう…すごいな… しかし毛人、♡は行きすぎだ(マジレス) 世はまさに権力争い、それを王子は裏で不思議な力を使い…でも王子としては、異能力といよりもSPEC的なイメージなんだな 誰しもにあって使えるようになってる人はほんのわずか、みたいな…

Posted byブクログ

2021/09/19

2016.9.24市立図書館 →2021年9月、電書化ときいて大人買い (コミックス版ですでに読み終えていたけれど、巻末に氷室冴子と山岸凉子の対談があると聞いて改めて借りてみた。すごくつっこんだところまでインタビューしていておもしろかった)

Posted byブクログ

2016/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

蘇我氏と物部氏の権力闘争が激化。その背後には、不思議な力を用いて朝廷をあやつろうとする厩戸王子の姿があった。彼の真の狙いとは? 蘇我毛人と厩戸王子、ふたりの激動の物語はどこに着地するのか。 2巻では、物部氏VS蘇我氏(朝廷)の戦がメインになります。 王子がカミナリと共にやってくる戦の神、「剣の護法童子」を呼び寄せるのですが、 何回読んでもそのシーンはゾクっと来ます。 そして、王子の心、魂に毛子が少しずつ写り出したことで、 王子の内面が繊細に揺れているのも色々なコマで目撃できます。 厩戸王子らの父である大君が斃れ、後継者争いは一層激しさを増す。 しかし王子は自らは名乗りを挙げず、御しやすい相手を祀り上げるために 権謀術策、人を操ることのみに専念する。 その真意は毛人にも読み切れない。  崇仏派と神道派、支持を得るための寝返り、更に血筋まで絡み合った諍いは、 遂に蘇我・大伴連合軍と物部軍との全面対決という局面を迎える。 神輿として戦場に担ぎ出された若い王子達の中に、厩戸王子の姿もあった…  …王子の孤独さ、繊細さ、その結果としての残酷さが非常によく解る2巻です。 異能の片鱗を持つ母、その愛を乞い期待する度に拒絶される王子は哀れです。 王子を愛する義務を感じつつ恐れる母は、己の中の異能も認めたくないのでしょう。 そしてそういう二人を見てしまうことで、毛人の王子への同情は募ります。

Posted byブクログ

2016/01/21

ううーん困る…。今さらこんな古典的名作にはまってなるものかと思っていたけども…いたけども……! くそっ、厩戸王子…っ好きだっ!ううかわいい……っ

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2013/06/20

やはり愛がテーマになる。厩戸と毛人との妖しい愛がテーマになりそうな雰囲気。こればっかりだとつまんないなぁ 厩戸皇子の能力も超人として扱っているかのよう。毛人も対物部守屋戦で超能力を発揮し勝利する。

Posted byブクログ

2011/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ああ、もうこれは毛子が厩戸皇子に恋している。恋とは気づかぬ恋。 自分が言ってしまったことで皇子を傷つけたと後悔したり、もう取り返しがつかないのかと悩んだり、皇子が自分にかける言葉づかいで彼の自分への気持ちが変化したことを感じとったりしていて、それは恋です恋。 大王の座を巡っての権力争い中。厩戸皇子はまだ大王の座につける年齢に達していないけれど、大人たちがみな一目置いている状態。 人殺しも自分の手でしてしまうほどの大胆さを持つ厩戸皇子。ふつうに考えればこわい人だ。 不思議な能力を持っていても不死身ではなく危ない場面があったり、賢くても、まだ子ども。母の愛が得られないことで不安定で、精神的にはまだ未熟なところもある。 助けてあげたい。 厩戸皇子のような人が、本当の笑顔を自分にだけ向けてくれたと思ったら、好きになるでしょうね。美しいし。

Posted byブクログ

2010/05/06

厩戸皇子の冷酷な面が強調される巻かも。 一巻で死んでしまった父親が、もっと持ちこたえれていれば、こんなことにはならないですんだのかなぁと思ったり。 氷室冴子さんとのあとがき対談も面白い。

Posted byブクログ