笑う大天使(ミカエル)(文庫版)(1) の商品レビュー
妹に勧められた一冊。舞台は名門のお嬢様学校、主人公はそこに通う3名のお嬢様、、但しいずれも猫かぶり、といった感じ。なかなかに荒唐無稽な要素もテンコ盛りではあるのですが、三者三様の「猫かぶり」とその要因となった背景は、それぞれに作り込まれていて興味深く。 また、その3人の&quo...
妹に勧められた一冊。舞台は名門のお嬢様学校、主人公はそこに通う3名のお嬢様、、但しいずれも猫かぶり、といった感じ。なかなかに荒唐無稽な要素もテンコ盛りではあるのですが、三者三様の「猫かぶり」とその要因となった背景は、それぞれに作り込まれていて興味深く。 また、その3人の"将来"もまた、三者三様で、幸せってのは、個々人がそれぞれに決めれるものだし、決めていくものだよなぁ、、とも。他責でただ騒いでいてもどうにもならん、なんて事をも考えさせてくれたような。 なぜか今の今まで手元にはなかったので、久々にAmazonで頼んで再読してみました、、『バビロンまで何マイル?』や『メイプル戦記』は蔵書にあるのですが、うーむ。
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完結まで読了。 ストーリーやギャグだけでなく、様々な引用が楽しいけれど、知性をひけらかすのではなくユーモアでくるんでいるからか、とても軽やかで上品さを感じさせる漫画。 最終話で、史緒はついに泣くのかと思った。けれど、“本当は、自分はあのとき泣きたかったんだ”と気づくことができて、それだけで前に進んでいける、というような姿は、最後まで一貫して自立した精神を感じさせて格好良かった。
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娘たちが図書館でであって私も含め愛読している川原泉作品、次女がときどき読み返したくなるらしいので文庫で入手。 巻末の清水ちなみの解説が、わたしや娘たちがどうして川原泉に惹かれるのかをずばり言い当てている。登場する少女たちが中性的というよりむしろゆるやかに女性的(女らしさを武器にせ...
娘たちが図書館でであって私も含め愛読している川原泉作品、次女がときどき読み返したくなるらしいので文庫で入手。 巻末の清水ちなみの解説が、わたしや娘たちがどうして川原泉に惹かれるのかをずばり言い当てている。登場する少女たちが中性的というよりむしろゆるやかに女性的(女らしさを武器にせず)で「ボーっとしているようにみえる」が「批評精神に富んでいる」、十把一絡げの「少女まんが」的ではないこと、それだなぁ。 そして、なぜか名門お嬢様学校に入ってしまって猫をかぶって窮屈に過ごしている根は庶民の娘たちが三人だけの世界でのびやかにすごすという構図は、まさに少女まんがの中での川原泉作品と愛読者を象徴しているのかもね。 初出は1987年〜。当時はまだ「外人」「ホモ」のような表現が女子高生の使用語彙だったのだな、という資料価値もある。
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*1巻2巻併せての感想です。 ***** この作品を読むまでの道のり。 つじあやのさんのブログを読む。 「映画の主題歌かぁ、『笑う大天使』??どんなのだろう…」 映画の公式ページを拝見。 「上野樹里ちゃんだ、予告編は」 ・ ・ ・ なんじゃ、こりゃ。 めっっちゃコメディ??えー原作あるの??川原泉…あー、有名なひと(本当にとても有名な漫画家さん)やっていうんは知ってる…でも、古い少女漫画やから読み難いかも…。 すごく、すごく偏見持ちの私。 前言撤回。 めちゃくちゃ面白いです。 ***** 聖ミカエル学園。由緒正しき、まごう事なきお嬢さまのための学校といえる場所。 そんな学校に3人の庶民が通っていた。 普段は猫をひっかぶり、お嬢さまを演じていた彼女たちであったが、ある出来事をきっかけにお互いが庶民であることを知り…。 ***** 最初の設定自体はまぁ、理解できる範囲だな、と思うんです。 ほんとは庶民の子がおじょーさま学校へ。 ただ、その後の展開がまさしく奇想天外(笑) えっ、えっ、そんなのアリ?? 文庫本2冊の間にそんなつっこみが幾度か入る。 アリなんです。そういう強気の姿勢が見える流れ。 マンガはそれくらいの勢いがあってこそですよね。フィクションなんやから何でもアリなのだ。 でも、無茶苦茶派手なぶっ飛びではないのに、このインパクトは何でしょう。 私はいたくお気に入りとなりました。
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学生だったころ、MOEかプータオか、とにかく白泉社の雑誌で源氏物語のレポートのカットを見て、速攻買って一気にカーラくん落ちした思い出の作品。源氏物語好きだけど言っちゃダメな感じだった感想をさらってかいてあって刺さったのです。カーラくんの作品でもっとツボな話はあるけど、やっぱり笑う...
学生だったころ、MOEかプータオか、とにかく白泉社の雑誌で源氏物語のレポートのカットを見て、速攻買って一気にカーラくん落ちした思い出の作品。源氏物語好きだけど言っちゃダメな感じだった感想をさらってかいてあって刺さったのです。カーラくんの作品でもっとツボな話はあるけど、やっぱり笑う大天使は特別な作品です。最近出てる愛蔵版のやつ、一部がわかれてなければ、大天使も買ったのになー。
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なんだこれ…不思議に淡々と面白いぜ…。ぶはっと笑ってしまう…。やっぱりお嬢学校モノには弱い。好きです。昔の少女漫画の文字数の多さとか、状況説明的にメタ視点が入るのって慣れてないのだけど。でも作者さんの豊富な知識から成る言葉で、読んでて「ああ〜私少女漫画読んでる…」とうっとりできま...
なんだこれ…不思議に淡々と面白いぜ…。ぶはっと笑ってしまう…。やっぱりお嬢学校モノには弱い。好きです。昔の少女漫画の文字数の多さとか、状況説明的にメタ視点が入るのって慣れてないのだけど。でも作者さんの豊富な知識から成る言葉で、読んでて「ああ〜私少女漫画読んでる…」とうっとりできます。名作は時代を経ても色褪せないからスゴいんだな! 3人自体もユーモアたっぷりで可愛くて、それぞれ相手との関係性もよかったなあ。何故かきゅん。「空色の革命」が好きだったなあ。
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「清く正しく美しく」の名門お嬢様学校で、 自分の内側に大いなる猫を飼っている3人のお嬢様。 お嬢様とは縁遠い性格の3人の女の子と、 謎のお嬢様連続誘拐事件。 いつか読もうと思いつつ…やっと! 名作と言われる作品だけあって、時代は流れても 不変の面白さで2巻が楽しみっ。 故事...
「清く正しく美しく」の名門お嬢様学校で、 自分の内側に大いなる猫を飼っている3人のお嬢様。 お嬢様とは縁遠い性格の3人の女の子と、 謎のお嬢様連続誘拐事件。 いつか読もうと思いつつ…やっと! 名作と言われる作品だけあって、時代は流れても 不変の面白さで2巻が楽しみっ。 故事・格言・ことわざ・異国文化・聖書・数理・神話、 多岐に渡った知識がマンガの中に散りばめられていて 内容が奥深いところも面白くて興味が尽きない。 壮美な洋館の校舎に、陽だまりの中庭、 ティータイムのお菓子の数々に紅茶、お茶会! 3人はうんざりしているけれど[*゚ω゚*] 正統アフタヌーンティーに文学、音楽。いいな~♡ 面白みと知識と憧れが一体になっていて楽しい。 そして、ダミアンがんばれ!!
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引っ越しの最中に久しぶりに読んだのですが・・・・相変わらずおもしろいなこれ。年代関係なく読めるマンガ。それにしてもお嬢様学校の敷地内で七輪で干物を焼くとか。読んでると必ず干物を食べたくなります。
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ファンタジーと哲学と様々な愛が詰まった名作 柚子さんとロレンス先生がかわいくて好き。 一押しシーンは中庭でアジの開き(笑) 映画化もされたが、そちらははっきり言って駄作 映画化をするなら「甲子園の空に笑え」にするべきだった。
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貧乏くささを競いあうお嬢様たちのおっさんくささといったら!!箱入りメロンかと思ったら中身はアジの開きだったよ…という感じ。
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