弥次喜多 in DEEP 廉価版(1) の商品レビュー
シュールすぎ 高橋源一郎がすすめてたんだけど、シュールレアリスムすぎて乗れないと厳しい。たぶん適当に描いてる。東海道中膝栗毛をベースにしてゐるが、そんなに関係ない。弥次喜多どうしがホモセクシュアルにかかれてゐる(ただ私の考へでは、このふたりはホモソーシャルではないか)。
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※このレビューにはネタバレを含みます
この本が出たのは2001年だというけど、その頃に第1巻は読んだ。その時は、こりゃいかん・・・と思って以後スルーしていたんだけど、「どんな風に展開するんだろう」「結局どういう話なんだろう」とずっと頭の片隅に残っていて、いつか読まねばならん・・・というのが、どうも潜在意識にあったんである。 最近「廉価版」というのが出ているのを知り、またその発端に当たる「真夜中の弥次さん喜多さん」という本もメルカリで買えたので、一念発起、読んでみることにした。 「真夜中の・・・」の方では、ヒゲが濃くて男臭い弥次さんと、ヤク中の役者喜多さんの人となりや、2人がいろいろ行き詰まってお伊勢さんを目指すことになったいきさつが描いてある。 「・・・in DEEP」はその続きで、2人の異様な旅が描かれる。想像力の横溢というかシッチャカメッチャカ、あらぬ筋があらぬ筋につながるものすごい幻惑感。「こりゃいかん・・・」の感をいよいよ強くする。 そして結末は、壮大な「夢落ち」なのだった。 これ何、しりあがり寿さん、泥酔してるか、ほんとにラリって描いてるのかと思ったけど、なるほど夢の脈絡だったのである。悪夢から覚めた時の「ああ、よかった夢だった」感がまたすごい。 長い不思議な旅の末、闇に消えて行く2人の姿とともに、お伊勢さんというのは結局なんだったのか、「ああ、変なリアルな夢見た」という余情もある。
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柴田・高橋対談集における、高橋オススメ作品の一。いわゆる不条理ギャグマンガだけど、やっぱり私、この系統は苦手です。あまりの馬鹿馬鹿しさに、思わずクスッとくるシーンもあったけど、読み続けたいともあまり思わん。ちなみに絵も苦手なんだな。
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全巻一気読み シュール漫画の傑作 本編?より大幅に長くなった「ディープ」 前半分の不条理な部分の出来がよくて ※ゴミの山でのエピソードとか 後半、宗教に話がはしってからは ありがちになってきて ラストは、えってオチ。 でも勢いがあって、読む手が止らない。 本編の合間に挟ま...
全巻一気読み シュール漫画の傑作 本編?より大幅に長くなった「ディープ」 前半分の不条理な部分の出来がよくて ※ゴミの山でのエピソードとか 後半、宗教に話がはしってからは ありがちになってきて ラストは、えってオチ。 でも勢いがあって、読む手が止らない。 本編の合間に挟まるミニコントがいい味 この人の本、絵は汚いのだが、なぜか読んでしまう。 廉価版になる前のをブックオフで購入 自炊して電子化する予定 全8巻
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すごくよかった。しりあがり寿始めて読んだけど、全ての作品こんな調子なら全部読みたい。とりあえず弥次喜多シリーズ買おうかな。 想像力というかぶっ飛び具合半端ない。この独特の絵の無気力具合がギャグにもシリアスにもなるのがすごい。最後の夢の緒のどんどん場面が変わる速度とか本当に夢みた...
すごくよかった。しりあがり寿始めて読んだけど、全ての作品こんな調子なら全部読みたい。とりあえず弥次喜多シリーズ買おうかな。 想像力というかぶっ飛び具合半端ない。この独特の絵の無気力具合がギャグにもシリアスにもなるのがすごい。最後の夢の緒のどんどん場面が変わる速度とか本当に夢みたい。意味ありげな、でも全く関係なさそうなもの同士をなんなく繋げる才能とかうらやましい。 以下、読みながらのメモ。 白まゆ様→タヌキの最後のイタズラ。夢。犬も巻き込まれた。 あぽかりぷす スターの夜→メリークリスマスで死者蘇る。神様寛大。三回忌までまってね♡チュ 記憶の雪→嫉妬して死んだ女の雪山。記憶玉のコンタクトレンズを男の生首につけたらアツアツの涙で雪とける ふりだしの畳→ふりだしに戻ってしまう畳。てことは死んでもふりだしに戻れるのでは?2人して死んだらダメだろ!すべての畳は死に続いている いつまで同じこと繰り返してんだい あゆの塩焼き→兄のしもやけ 紅牛の宿→賭場、クモかハエかぁあ!! 無制限生物全部。…次は紅牛だ。紅牛に助けられる 桜の宿→お花見で、花粉症がひどすぎてクシャミと一緒に魂が出てしまう。むすんでひらいて。歌うぶんだけの魂 夢の緒→ヤジさんの夢の中に入ってしまう。夢の緒が切れる前に戻れ 起こしたら終わり。きたさん半分になる。
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全4巻。もともとシュールですが今作のラストはシュールにも程がwww巻数を重ねる毎に厚くなるので最終的に4巻の開きにくいことwww
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ホラーなようでファンタジー。 私にとって、ジャンキーでゲイでという発想が筆者の作品としては意外でした。 弥次喜多さんの旅を読んでいると、人間の思想を渡り歩いている気分になります。それとも人間の一生なのかも知れません。 とにかく素晴らしい作品。いつも裏切りません。。 しかもここ...
ホラーなようでファンタジー。 私にとって、ジャンキーでゲイでという発想が筆者の作品としては意外でした。 弥次喜多さんの旅を読んでいると、人間の思想を渡り歩いている気分になります。それとも人間の一生なのかも知れません。 とにかく素晴らしい作品。いつも裏切りません。。 しかもここ数年ものすごい力を発揮していますね。 ますますしりあがり寿氏に注目です。
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読まず嫌いしてた!馬鹿! もっかい読もう。 次の巻を買いに行こう… 私だったら、「夢の緒」で、 半分でも帰れる気がしない。 それにしてもあー、2人が大好きすぎる。
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不条理ギャグ、爆発!夢か現か曖昧な世界の中に、人間の根源的な感情が巧みに描かれています。最初は、意味不明さに気をとられ、ん?と思いますが、2回目読んで、あそっか、と思い、この世界観に浸ってしまえば不条理なんて気にならなくなります。
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こんなにやる気のなさそうな絵なのに、こんなに面白くて切なくて考えさせてくれる漫画があるの??! あるんです。
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