笑う大天使(ミカエル)(3) の商品レビュー
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2016.9.3市立図書館 おはなしとしては2巻でひとまず完結して、後日譚というかスピンオフのように独立して読める「空色の革命」「オペラ座の怪人(原稿落としたって前の単行本の1/4コーナーにあったのってこれのことか)」「夢だっていいじゃない」の3編。和音の両親のなれそめや俊介と和音の出会いをふりかえる一作目、イングランドでの冬休みとロレンス先生の親友との交流を描く2作目(ちょっと泣きそうになった)、そして司城兄妹の関係を描いた3作目でめでたく聖ミカエル最後の一年を終えて完結、らしい。 親のない(あるいは存命でも存在感がないに等しい)キャラが河原マンガの特徴なのかしら(これが初川原泉なので断言するのは早いが)。 おハルさんと和音がにたような雰囲気で、それはまた作者が投影されているのかな、と思ったり…ほかの作品も読んでみようかな…リアルタイムで(高校生の頃に)出会ってたらさらにハマったのかもしれないがともかくおもしろいし、友人らが好んでいた理由もよく分かる。
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文庫本読んだけど、2巻まではコミックであったから、文庫本にあった短編三つは3巻からと聞いて感想は敢えてこっちに 『空色の革命』 和音と俊介の出会いと、誘拐事件のその後 和音と俊介は3歳と中学生の頃からの付き合いで、距離が近すぎて、次の展開なんて考えてなくて、すれ違って・・・珍しく切なくなったよ (一方で俊介の昔のまさかの性格にびっくりしたけど) 最後の俊介に叱られて喜んでる和音の様子からは・・・二人の関係が発展するのはまだまだな気がするけど、少なくとも、お互いに少し変化あってよかったなーとか思う それにしても和音の両親は冷めてるなぁと思ってたらあんなことがあったとはね苦笑 何てすれ違い方 和音と俊介よりひどい 『オペラ座の怪人』 「キゾク・・・?何それ?食べられるの?」って何それ美味しいの?と一緒!!昔から似たような表現あるんだね笑 とかって笑ってたら、何て悲しい結末なの・・・うるっとした 同時に、こっちはこっちで柚子とロレンスか、とか全然違うことも考えちゃってたり 『夢だっていいじゃない』 まさかのとっても妹思いの史緒のお兄ちゃんが素敵だった 最初にこの女タラシとか思ってごめんね・・・ でもあの条件を飲める女性は簡単には見つからないと思う 最後の主人公3人の将来が書いてあってびっくりした! 柚子はやっぱりロレンス先生とくっついたのより、二人の間に6人の子供って多いね 和音も俊介とくっついてよかったし にしても史緒はこの先もずっとお兄ちゃんと二人で過ごしていくのかな?
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友情ってスバラシイ。 家族愛も素晴らしい。 ダミアンも大活躍!! 女子高って楽しかったなぁ~って思い出の作品。
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これを言うのは恥ずかしいけれど、ある意味「青春の書」かもしれない…! 良家の子女の通う名門・聖ミカエル学園で出会ったネコかぶり少女たち三人。 今で言うなら桜蘭高校でしょうか。それまでも「銀のロマンティックわはは」「不思議なマリナー」で登場してはいましたが、聖ミカエルがついに...
これを言うのは恥ずかしいけれど、ある意味「青春の書」かもしれない…! 良家の子女の通う名門・聖ミカエル学園で出会ったネコかぶり少女たち三人。 今で言うなら桜蘭高校でしょうか。それまでも「銀のロマンティックわはは」「不思議なマリナー」で登場してはいましたが、聖ミカエルがついにメインの舞台として登場。お嬢様の集う「綺羅の空間」にうっとりあこがれたものです。 もちろん本物のお嬢様学校なんか今も昔も私は知りもしないわけですが、それでもなぜか他のマンガのお嬢様学校より、この学校には妙なリアリティを感じました。 三人の出会いとひとつの大きな事件を描く1、2巻(厳密には「笑う大天使」はそこまで) 3巻は、三人それぞれのキャラクターを掘り下げた内容で、中でも担任ロレンス先生のイギリスの実家で過ごす冬休みを描いた「オペラ座の怪人」は、号泣必至の良いお話です。きっとこれが一番好きだというファンの人は多いと思います。 だけどもその「オペラ座の怪人」において原稿を落としてしまったところから、川原泉の漫画家人生の終わりが始まってしまったかと思うと、少し複雑な気分です。 当時私がリアルタイムで読むのをやめたのが「オペラ座の怪人」の何回目か。ちょびっとずつしか載っていなくて何度もがっかり、そんでうんざりしたんですもの。
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【完結】 超名門お嬢様学校、聖ミカエル学園。そんな「綺羅の空間」に迷い込んでしまった、庶民派お嬢様3人。 独特のカワハラワールドが炸裂です♪ 実写映画化されます。2006年に劇場公開予定。
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