百鬼夜行抄(朝日ソノラマ)(14) の商品レビュー
読むタイミングが悪かったのか、最新刊に追いつくために月2冊ずつ読むことにしたのがよくなったのか、新鮮さに欠ける。このあたりは長期連載の難しいところなのかも・・・。過去の物語が描かれた「介添人」が面白かった!
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メモとりながら読んで何とか理解できた。まあ、分かりにくいのはそれがトリックなんだからしょうがない。「天上の大将」お仲さん、この人も結構な悪党だね。男の子とか言って女の子渡したんだから。婆さんが母親戻って来ないとか言ってたのは何なんだろ。うーん、あの二人死んだかと思ってたが、あれで...
メモとりながら読んで何とか理解できた。まあ、分かりにくいのはそれがトリックなんだからしょうがない。「天上の大将」お仲さん、この人も結構な悪党だね。男の子とか言って女の子渡したんだから。婆さんが母親戻って来ないとか言ってたのは何なんだろ。うーん、あの二人死んだかと思ってたが、あれで妖怪化したのか?「床下の賢人」結局息子はいつから入れ替わってたん?脳死って事は事故直後?「介添人」暎子と?が結婚してたらある意味面白かったんだろうけど
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「飯島一族に起きるトラブルは直接間接にかかわらずだいたい何でも律が原因なのよ」と御無体な言われようをして律くんは、恋人(妖怪)探しの旅に出た晶ちゃんを探しに行く羽目に陥った/他に尾白、尾黒の誕生秘話など/床下の何かの代替わり関係で律はレポート地獄の佐久間ゼミに/祖父と祖母の結婚前...
「飯島一族に起きるトラブルは直接間接にかかわらずだいたい何でも律が原因なのよ」と御無体な言われようをして律くんは、恋人(妖怪)探しの旅に出た晶ちゃんを探しに行く羽目に陥った/他に尾白、尾黒の誕生秘話など/床下の何かの代替わり関係で律はレポート地獄の佐久間ゼミに/祖父と祖母の結婚前の話/このシリーズ、何が起こっているのかわかりにくいのでゆっくり読むべし/再読。久しぶりに読み始めたのでリハビリのために数巻は再読で。再読日2024年7月23日。 ■百鬼夜行抄に関する簡単な単語集(13巻から始めました)。 【青嵐】祖父の命令で律を守るためによこされた式神。竜系のようでかなり強い。ふだんは律の父の死体を着ている。 【晶】律の従姉。やはり霊感が強い。恋人の三郎はこの世の者ではない。 【篤志】母親が自殺し、しばらく伶が面倒を見た少年。 【飯嶋家】霊感の強い一族。 【暎子】吉森暎子。 【円照寺】うっとーしい坊主がいる寺。今は三郎が居候している。 【おさき】伶が独身の頃家事をしていたなんらかの妖。見た目狐っぽい。 【尾白・尾黒】飯嶋家の桜についている妖怪。律のことを主人と慕う。ふだんは文鳥の姿をしておりとってもプリティ。酒盛りが好き。司のことを姫と呼び、律の嫁になると思い込んでいる。元はお向かいの秋山さんと長谷川さんちの杉に住んでいたが住む場所がなくなって律のとこに来た。 【開/かい】律の叔父。26年前に行方不明になって不意に戻ってきた。美人の土地神様に拉致監禁されていたらしい。13巻時点で46歳。律といい勝負の妖怪に好かれる体質でいろいろ憑いている。 【カオ】白川薫ちゃん。病気の少女。家に奇妙なお客さんが来ていることに気づく。健一おにいちゃんはその客のことを話してはダメだと話した後に死ぬ。 【絹】律の母。おっとり天然ボケ系。すべてわかってるようでもあり、まったくなにも感じていないようでもあり(たぶん後者)。 【三郎】晶の恋人。箱庭の話のときに初登場。人間といっていいのかどうかはわからない。今は円照寺に住み込んでいる。植木屋をやってる。 【白川家】男が生まれても長くは生きられない家系。別名「男殺しの家」。どんな呪いがあるのか?カオや縁(ゆかり)が登場する話。開が縁と見合いすることになる。律はシンパシイを感じられるかもしれない。 【環/たまき】開の姉。 【司】律の従姉妹。律ほどではないが、やはり見える人なのだけどそれを認めたくないらしい。外見はクールで怖い女性らしく敬遠されがちらしい。律の嫁候補ナンバーワンと思われるがお互いはそういうふうに見てはいないようだ(むしろ敬遠しあっている)。最近男ができたらしい。いつまで続くのか? 【八重】律の祖母。 【八名瀬】伶が独身の頃、書生として同居していた男。妖? 篤志の未来の姿のようでもある。 【縁/ゆかり】白川縁。カオの姉。一家の長となって皆を守ろうとしている。開の見合い相手となる。開は白川家の呪いに勝てるのか? 【律】飯嶋律。見える人。多少祓うこともできる。とりあえず霊関係は避けたいと思っている(が、向こうからわらわら寄ってくる)。ある時期まで女の子として育てられた。美形で良かったね。司《飯島一家に起きるトラブルは直接間接にかかわらずだいたい何でも律が原因なのよ》第十四巻 【伶/りょう】飯島伶。律の祖父。作家。青嵐の主。 【麗奈】真柴麗奈。ある晴れ着にかかわる登場人物。自分のものになるはずだった着物を従姉の小夜が来ているのを見ているのを見てショックを受けるが小夜はその後死んだらしい。晶ちゃんの友人。ツキのない女を自称(憑いていない女?)。
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怪奇ミステリーベースですが、妙な日常感が漂う作品。今市子の特徴でもあります。 "暗"の印象を与える絵柄でありながら、"笑"の表現が多くみられます。 基本的に1話〜数話完結。 だいぶ長く続くシリーズですので、産みの苦しみを思わせる話もありま...
怪奇ミステリーベースですが、妙な日常感が漂う作品。今市子の特徴でもあります。 "暗"の印象を与える絵柄でありながら、"笑"の表現が多くみられます。 基本的に1話〜数話完結。 だいぶ長く続くシリーズですので、産みの苦しみを思わせる話もありますが、 まだ完全なねた切れではないようです。
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妖怪好きにはたまらない面白さと怖さ。 しかし段々複雑な話になってきて、ただでさえ1冊読みきるのに時間がかかるのに、理解するのに結構時間かかるようになりました・・・まぁ嬉しい悲鳴なんですがw
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まず、尾白と尾黒が! 目、目ぇつぶった顔! 鳥飼ってる人は実によく見てる。この二羽が可愛いの。舞いまする〜とか言うの。やる気のない感じの主人公とか、主人公守ってる青嵐とか、たぶん一番すごいお母様だとか。うーん、楽しい。
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主人公・律と、妖怪幽霊その他もろもろが織り成すオムニバス。 基本、BL作家なんだよね。この作品はノーマル(というか主人公近辺には恋愛要素が存在しない)。 端正な絵で淡々と描かれる物語は、ホラー寄りだけど怖くない。むしろどこか温かく、それでいてクール。うーん、この魅力はなんと言え...
主人公・律と、妖怪幽霊その他もろもろが織り成すオムニバス。 基本、BL作家なんだよね。この作品はノーマル(というか主人公近辺には恋愛要素が存在しない)。 端正な絵で淡々と描かれる物語は、ホラー寄りだけど怖くない。むしろどこか温かく、それでいてクール。うーん、この魅力はなんと言えばいいのか。 関係ないけど律は私の理想の男子だ。淡白な感じのクールなハンサム。
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百鬼の新刊が出たということで、買ったら財布の中身が残り300円になろうと買いました。今市子さんの話はいつもうまいなぁと感心することが多くて、今回も確かにそうなんだけど、だんだん話が難しくなってきているような・・・一回読んだだけじゃ分からなくて、何度も読まないと分からない。特に2話...
百鬼の新刊が出たということで、買ったら財布の中身が残り300円になろうと買いました。今市子さんの話はいつもうまいなぁと感心することが多くて、今回も確かにそうなんだけど、だんだん話が難しくなってきているような・・・一回読んだだけじゃ分からなくて、何度も読まないと分からない。特に2話目は何回か読んでもよく分からないのだけど・・・あれって、前世とかそういう話なのかな・・・?私は百鬼の中でも実はおじいちゃんとおばあちゃんの話がかなり好きで。怜と八重子の頃の。八重子さんの鈍感さがいいんだよなぁ。どうやら私は一見まったく相容れない2人がくっつくのが好きなようです。補間できるから、返ってそういうほうが相性がいいと思っているみたいで。今回の話の中でもよく似ているからこそ縁があるけれど、でも・・・という話でしたし。(?) 怜が八重子のあざを見るシーンが良い雰囲気。なのに、兄のようなつもり、とか言って、誤魔化してなかなかくっつかないじれったさも好きだなぁ。 今さんの話はニュアンスのものが多いのですが、それがとても心地よくて好きなんです。
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今まで忘れてました。 このお話はずーっと読んでると時々無性に怖くなって、1人で読みたくないときがあります。 でもそれは妖魔が怖いとかじゃなくて、人間が怖いんだと思います。 結局怖いのは人間なのかな?
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14巻続刊。 途中までは朝日ソノラマの文庫。 もののけだったり、霊能者だったり、時々物凄く怖かったり、基本的にはほのぼのだったり。
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