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三国志(文庫版)(24) の商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2024/01/15

三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・そ...

三国志を読んだことが無かったので、とりあえず、漫画で読破してみた。 なのでシリーズ通しての感想です。 横山三国志なので、若干顔の作りが似通って見える。 また、蜀を主軸に置いており、その中でも桃園の義兄弟の絆を優先的に描く傾向がある上、連載の都合もあり、諸葛亮死後の蜀や、魏・呉・その他勢力のストーリーの一部が割愛されているように感じた。

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2020/05/18

辺境の地・南蛮とは、大蛇に毒蛇、毒蜘蛛、害虫はおろか、虎や豹、巨象が生息する獰猛な地域で、現代のラオス、ミャンマ-、ベトナムなどインドシナ半島あたりらしい。そんなジャングルと山岳地帯に君臨する南蛮王の孟獲(もうかく)などは、孔明率いる蜀軍の敵ではなく、捕縛される度に悔悛し服従する...

辺境の地・南蛮とは、大蛇に毒蛇、毒蜘蛛、害虫はおろか、虎や豹、巨象が生息する獰猛な地域で、現代のラオス、ミャンマ-、ベトナムなどインドシナ半島あたりらしい。そんなジャングルと山岳地帯に君臨する南蛮王の孟獲(もうかく)などは、孔明率いる蜀軍の敵ではなく、捕縛される度に悔悛し服従することを期待され解放されること、六回にも及んだとあります。可笑しいのは、孟獲の妻・祝融(しゅくゆう)が武芸に秀でており、戦場に出て蜀軍を翻弄する場面ですが、ウォー・ゲ-ムを楽しむかのように、南蛮王らを弄ぶ余裕の孔明でありました。

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2015/04/18

ひたすら南蛮攻めばかり。 魏、呉対策大丈夫なのか・・・ 3国で領地を奪い合う面白みがない。 孟獲捕まりすぎッ! 3回ぐらい開放して、改心しないようなら見込みなし。 探検隊なみの森林探索に猛獣使い・・・ 左慈以来の衝撃。

Posted byブクログ

2013/02/23

魏との戦を制した孔明率いる蜀軍は南蛮平定に向かう。 孟獲は捕らわれるも孔明に釈放される。釈放されては策を立て立ち向かってくる。そのたびに捕らわれるが力で征服したのでは再び覇向かってくる。そのため孔明は闘う度に孟獲を生け捕り、その度に釈放する。

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2012/09/21

本巻では全て孟獲との戦いを描いている。もっとも、孔明が格違いの智略を見せつけ、孟獲を虐め抜いているという印象の方が強いが(笑) 朶思王、祝融、木鹿王など鳴り物入りで孟獲に加勢した者が毎回呆気なくやられてしまうが、蜀軍の強さ、孔明の智略の成せる技なのだろう。 解せないのが、孟獲...

本巻では全て孟獲との戦いを描いている。もっとも、孔明が格違いの智略を見せつけ、孟獲を虐め抜いているという印象の方が強いが(笑) 朶思王、祝融、木鹿王など鳴り物入りで孟獲に加勢した者が毎回呆気なくやられてしまうが、蜀軍の強さ、孔明の智略の成せる技なのだろう。 解せないのが、孟獲を二度目に釈放したせいで董茶奴が惨殺された点。董茶奴は孔明に心服しており今後の大きな戦力になりそうだったのに。 本巻のあらすじは以下の通り。 ・南蛮軍の忙牙長、蜀の馬岱に一太刀で斬られる。次に董茶奴が出陣するも、馬岱に説かれ退却、孟獲より百杖の罰を受ける。董茶奴、孟獲を裏切り捕えて孔明に引き渡す。が、二度目の釈放。 ・戻った孟獲、董茶奴と阿会喃を斬る。弟の孟優、孔明に偽りの降伏をし、孔明討伐を諮るも孔明&馬謖に見破られ痺れ薬を飲まされる。孟獲の夜襲も失敗し三度目の捕獲→釈放。孟優と共に銀坑洞に逃げ帰る。 ・孟獲、連邦の八番九十三デンの各洞長の加勢を得て再びVS蜀軍。蜀軍、しばらく様子見後、孟獲を落とし穴にて捕える。四度目の釈放。 ・孟獲、禿竜洞の朶思王に助けを求める。朶思王、安全な道を遮断し、危険な道を蜀軍に通らせる。王平軍、ほぼ全滅。関索、その様子を探る。孔明、万安渓にて孟獲の兄:孟節に会い、兵を解放してもらい、土地について聞く。孔明、禿竜洞入り。 ・孟獲と朶思王の元へ銀冶洞の酋長:楊鋒が応援に参じ、前祝いをしていたところ、裏切られて捕えられる。楊鋒は既に孔明に降っていたため。五度目の釈放。 ・孟獲、八納洞長の木鹿王に助けを求める。朶思王、孟獲の命により三江城を守り、毒矢にて蜀軍を圧倒する。孔明、兵に衣服を持たせ、土を詰めて土嚢とし城壁まで積み上げさせて城を攻撃。朶思王は討ち死に。 ・孟獲の妻:祝融、夫を笑い、蜀軍を蹴散らし張嶷と馬忠を捕らえるも、趙雲&魏延に捕らえられて人質交換。 ・木鹿王、蛮都へ到着、猛獣を用いて趙雲&魏延軍を蹴散らす。孔明、からくり木獣にて反撃し、関索は木鹿王を討つ。孟獲、六度目の釈放。 ・孟獲、烏戈国の国王:ゴク突骨に救援を求める。蜀の魏延、烏戈国の藤甲軍(水に浮き、矢や刀も通さない強靭な鎧を纏う)に苦戦、孔明は秘策を武将達に授ける。

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2010/10/17

孟獲、三度放たれるが屈せず。孔明は心を治めることを大切にしている。 未開の地での戦いは、犠牲を出しているという点も忘れてはいけない。そこで死を捧げたものに対して恩義を感じられるかどうか。

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2011/07/30

孔明が、蜀の南に位置する南蛮の征圧に出かけていきます。 南蛮国とは、今の東南アジアの辺り。 大男や、トラやゾウを操る猛獣部隊などが登場して、おもしろいです。 異国情緒たっぷりで楽しめる巻。 策略で、敵将の孟獲を何度も何度も捕えても、その度に釈放し、再戦を挑ませます。 遊んでる...

孔明が、蜀の南に位置する南蛮の征圧に出かけていきます。 南蛮国とは、今の東南アジアの辺り。 大男や、トラやゾウを操る猛獣部隊などが登場して、おもしろいです。 異国情緒たっぷりで楽しめる巻。 策略で、敵将の孟獲を何度も何度も捕えても、その度に釈放し、再戦を挑ませます。 遊んでるの?と疑いたくなりますが、武力で押さえつけても、孔明が蜀に戻ったら、すぐにまた反乱を起こすだろうことがわかっているために、心から納得させないとだめだと思っての作戦でした。 孟獲の弟、そして妻も果敢に戦い、南蛮では、女性も強いことがわかります。 血なまぐさい本編の息抜きのような、楽しいくだりでした。 実際、7回捕まって7回釈放された孟獲は、さすがに観念して、乱は起こさずに降伏し、蜀に下ります。 統治ではなく自治領として、その土地の人々の自由を認める孔明。 勝つためには、気の長さと付き合いの良さも必要だとわかります。

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