鉄子の旅(1) の商品レビュー
月刊誌「IKKI(イッキ)」にて、「新・鉄子の旅」の連載が開始されました(ただし、漫画家はほあしかのこさんに交代)。 そこで、前作「鉄子の旅」をおさらひすることにしませう。 漫画家のキクチナオエさんに、「トラベルライターが企画する旅に同行して漫画を描く企画」が飛び込みます。あへ...
月刊誌「IKKI(イッキ)」にて、「新・鉄子の旅」の連載が開始されました(ただし、漫画家はほあしかのこさんに交代)。 そこで、前作「鉄子の旅」をおさらひすることにしませう。 漫画家のキクチナオエさんに、「トラベルライターが企画する旅に同行して漫画を描く企画」が飛び込みます。あへて詳しく説明しない編集者に、「やります!!」と即答するキクチでしたが、実際に旅が始まると、それは鉄道オタクの横見浩彦氏が計画する過酷な鉄道旅でした。鉄道に乗ること自体が目的で、酒なし美味しいものなし観光なしの旅です。怒るキクチでしたが、結局「昼食は駅弁にすること」を条件に引き受けるのでした。 鉄道情報漫画になるはずが、案内人横見氏があまりに特異でユニークな人物のため、横見氏本人の言動を中心としたギャグ漫画になつてしまひました。全く鉄道に興味の無いキクチの醒めた視線で描かれてゐるため、鉄道好きには物足りないかもしれません。私はあまり鉄分はないので、充分楽しめましたが。 特に後半になると毎回のように女性ゲストが登場し、ようやくタイトル通り「鉄子の旅」となつてきます。そしてアニメ化が決定!といふ盛上つてきた頃に連載が終了してしまひます。 しかしその後も各種イベントや限定復活などで、鉄子の企画は続いてゐました。それらをまとめたのが「鉄子の旅プラス」であります。従つて、「全7巻」ではなく「全6巻+プラス1巻」なのでした。 いずれにせよ、その後に起きたちよつとした鉄道ブームに一役買つたことには間違ひないでせう。 鉄道オタクに対する偏見を助長した部分もあるかな、とも思ひますが、先入観を持たずに読めば楽しめる漫画と申せませう。 さて、今後は新たな作者による「新・鉄子の旅」に期待しませう。横見さんは相変らずのやうです... http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-21.html
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全7巻 今日もいっぱい列車に乗れるぞ!! つまりそういうこと。 あ、僕は別に鉄子じゃありません。
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今迄、『鉄道好きの女性』と言えば、何となくカミングアウトをしにくい物でしたが、この作品を読ませて頂いて、 菊池直恵さんが横身さんとの突っ込みと、駅弁に釣られて居る菊池さんのお話には笑える物がありました・・・☆(^^;;) そして今迄、『鉄ちゃんと言われる、所謂、鉄道マニアと言...
今迄、『鉄道好きの女性』と言えば、何となくカミングアウトをしにくい物でしたが、この作品を読ませて頂いて、 菊池直恵さんが横身さんとの突っ込みと、駅弁に釣られて居る菊池さんのお話には笑える物がありました・・・☆(^^;;) そして今迄、『鉄ちゃんと言われる、所謂、鉄道マニアと言えば、 本当に鉄道マニアだけで盛り上れる物でしたが、この作品の御蔭様で、 鉄道好きの世界が更に大きくなったと思います。。。(^-^) 今では所謂、『鉄道ファン』を始めと致しまして色々な雑誌に鉄道関連の記事が出て居ります。 そして鉄道に関するGOODSも沢山鉄道の会社さんから出て居るので、 この作品の人気度の貢献はとても大きい物になったと思います。。。 実は私も鉄道好きであり、飛行機や夜行バスでの普及に寄り、 ブルートレインや国鉄色の汽車や電車が段々と廃止になって行くのは、『とても寂しい』の一言に付きます。 又初代の編集者である石川昌彦さんから2代目の神村正樹さんに交代になりましたが、 そんな石川さんも今では同じ小学館から出て居る、『鉄娘な3姉妹』の方にも、 監修で出て居るので石川さんの鉄道好きには詳しい物が見事出て居ります。。。(^^) お話では第2話の、『130円の一都六県の大回り話』には体力を使いますが鉄道の旅には為になるお話で、 何時か実践したいなぁ・・・と思いました。。。(^-^;) 第3話では、『鈍行で東京~鹿児島迄2泊3日の旅』をしたり、長野電鉄の、『木島線ラストラン』の話が出たり、 レールクイーンを本当に候補を出したり、 今は無くなった、JR東海の、『大垣夜行や、ムーンライトながら』、そして廃止になった、和歌山県の、『紀州鉄道』、 大阪府の、『有田鉄道』が出たりと、今ではとても貴重な作品も読めれます。。。(^^) それと今では有名になった千葉県の、『銚子電鉄』の1番最初のお話も読めれる事が出来ます。。。 色々と楽しめる作品且つ有名になった漫画なので寄って御評価は文句無しの満点とさせて頂きます。。。(^-^) 追伸。。。 この漫画を読んだ所・・・かく言う私自身も、JR東日本の駅である、『土合』と、『湯檜曽』と・・・、 『押角』の自然にあふれる鉄道の駅の旅に行きたくなったので、 何時か必ず行きたいと思う今日この頃で御座います。。。(^^;;)
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鉄道マニアといえば本当にマニアだけで盛り上がるものだったが、この作品のおかげで、市民権を得たといえます。 今ではいろんな雑誌に鉄道旅行の記事がでています。鉄道会社も影響が出ているでしょうから、この作品の貢献は大きいでしょう。 私も実は鉄道マニア。博多大阪間はやっぱり新幹線がい...
鉄道マニアといえば本当にマニアだけで盛り上がるものだったが、この作品のおかげで、市民権を得たといえます。 今ではいろんな雑誌に鉄道旅行の記事がでています。鉄道会社も影響が出ているでしょうから、この作品の貢献は大きいでしょう。 私も実は鉄道マニア。博多大阪間はやっぱり新幹線がいいですね。 ブルートレインがなくなったのは寂しいの一言です。
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「新」を見て再読したくなりました。菊池さんの素直なぶーたれぶりが懐かしい。つっこみ・ぼやき・ちょっと新発見のバランスが絶妙で、テツでなくても楽しめる作品!
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初見の時は対して面白いと思わなかったが、何度か読んでるtpじんわりと面白さが。 ついつい2巻も買ってしまった。 いやぁ、ほんとに、せまい日本にも色々な駅があるものだ。
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同居人が軽く鉄なんでこういうジャンルを買ってくるのだが、 これは単純にマンガとしておもしろかった。 古いマンガ家の影響を受けた絵、ただのヨイショマンガにならないように 「マンガとして面白く」と頑張りつづけた作者の努力と疲労がいい。 一巻が出ないうちから話題があったのもうなずける。...
同居人が軽く鉄なんでこういうジャンルを買ってくるのだが、 これは単純にマンガとしておもしろかった。 古いマンガ家の影響を受けた絵、ただのヨイショマンガにならないように 「マンガとして面白く」と頑張りつづけた作者の努力と疲労がいい。 一巻が出ないうちから話題があったのもうなずける。 私は電車にはほとんど興味がないが、秘境駅は心揺れるものがあるので、 この作者のフリーハンドの建物の絵など、とても好みでよかった。
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忘れていた、鉄道への情熱を呼び起こしてくれた漫画です。私のブログ「150円の旅」は、この漫画に触発された部分が大です。
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入院中に読みました。もう面白すぎです。 でも周りにテツがいない人には勧められないかも。 それは理解してあげよう、というキモチが少しでもないと 分かり合えないから…
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JRの全ての駅で上下車した究極の鉄ヲタが、女性漫画家を連れまわして鉄道に乗りまくるこれまでにないスタイルの旅漫画。 最初は線が細くかなり丁寧に書き込まれている(と言っても最終巻までタッチの変化は少ない)。話の詰め込みっぷりもよい。押角駅に絶望してしまうのはどうだろう。率直な感想を...
JRの全ての駅で上下車した究極の鉄ヲタが、女性漫画家を連れまわして鉄道に乗りまくるこれまでにないスタイルの旅漫画。 最初は線が細くかなり丁寧に書き込まれている(と言っても最終巻までタッチの変化は少ない)。話の詰め込みっぷりもよい。押角駅に絶望してしまうのはどうだろう。率直な感想を描写している点は(作品全体を通じて)歓迎だが、かなりネガティブに捉えている点が少し微妙だった。
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