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最終兵器彼女(7) の商品レビュー

4.1

52件のお客様レビュー

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2009/10/04

ここまで鮮明・純粋・素直にキャラクターの感情や世間と見つめる漫画はないと思いました。【こんな私でも恋してるんだ】っていうセリフに涙がとまらんでした

Posted byブクログ

2009/10/04

最終巻。何回読んでもどうしても泣きます。本当に何にも救いのない話だけど、なぜか心に残って切なくなる。シュウちゃんとちせ好きすぎる。

Posted byブクログ

2009/10/04

 電車内にあった「最終兵器」や「彼女」という言葉を見て「彼女が最終兵器だったらイヤだな」という作者の思いから始まった物語。  エヴァンゲリオンに始まるとされるセカイ系作品を固有のジャンルとして位置づけた作品の1つとも言われる。  はっきり言えば、謎だらけです。ですが、そんな謎を...

 電車内にあった「最終兵器」や「彼女」という言葉を見て「彼女が最終兵器だったらイヤだな」という作者の思いから始まった物語。  エヴァンゲリオンに始まるとされるセカイ系作品を固有のジャンルとして位置づけた作品の1つとも言われる。  はっきり言えば、謎だらけです。ですが、そんな謎を答える事に内容が割かれていないからこそ、良い作品に仕上がったのだろうし、また、読者が登場人物に近づけるのだと思う。  キャッチコピーは「この星で一番最後のラブストーリー」  北海道の田舎地に住む高校生、シュウジとちせ、この二人の恋は、本当にどうでも良いことから始まる。ちせが度胸試しに、と目つきの悪い(根は優しい……というより、優しすぎる気がするのだが。ちせは一応、シュウジに興味はあったらしい)シュウジに告白をした(ちなみに二人は中学時代も同じ学校だった模様)。シュウジは断ると思いきや、何故か応諾してしまう。だが、典型と言える、不器用なお二人、ぎこちない交際で一度は決裂の危機に……。  そんな中、日本は(多分)世界を相手に戦争を始めた。理由は明らかになっていないが、おそらく日本が「人類にとって最後の住める土地」だから。そんなことになろうとは知らず、シュウジはちせ(当人はドタキャンした。理由は……)のために友達と札幌に出かけた。だが、札幌で楽しく(?)買い物をしているシュウジはとんでもない光景を目にすることとなる。  空襲。それを撃墜する自衛隊機。やがて、何かが落ちてきた。そこでシュウジが目にしたのは、兵器として体を改造されたちせだった……。  普段は高校生としてちせは生活しているが、戦闘を経験する毎に兵器として成長する。また、それに伴い、戦争も激化、シュウジの周囲では多くの、大きな変化が起こる。また、兵器として成長するちせは、やがて日本側からも「悪魔」や死神などと呼ばれるようになり、“薬”がなくなっていくにつれ、“人間である”彼女は“兵器である”彼女に侵食されていく。  最初、ちせの力が強力になればなるほど、階級が上がるのはまるでRPGだな、と思いましたね。  ラストは本当に良いです。全7巻と少なめなのも良い点です。一応、青年誌掲載作品です。

Posted byブクログ

2009/10/04

この作品の凄い所は、安易に「そしてこれ以降二人の姿を見た者はいない」EDではなく、地球滅亡、その後の二人の姿まで描ききったことだと思います。何故ちせが最終兵器に選ばれたのか、ちせの姿を変えたのは誰なのか、敵は誰だったのか等結局明かされませんでしたが、途中にそれを想像させるような描...

この作品の凄い所は、安易に「そしてこれ以降二人の姿を見た者はいない」EDではなく、地球滅亡、その後の二人の姿まで描ききったことだと思います。何故ちせが最終兵器に選ばれたのか、ちせの姿を変えたのは誰なのか、敵は誰だったのか等結局明かされませんでしたが、途中にそれを想像させるような描写があって匙加減がいいよなあ。あとがきでも書かれていましたが、『最終兵器彼女』はシュウジとちせの恋を描いたもので無闇に脱線しなかったのは凄い。

Posted byブクログ

2009/10/04

「人は…誰だって…誰も、死にたくなんかないんだ!」「思い出したくなかったんだよ?シュウちゃんのことなんか、本当に、本当に。」 …誰かを守り、愛するということ。あるかどうかもわからない明日を、それでも信じて“生きていく”ということ。シリーズ完結。

Posted byブクログ

2009/10/04

これも、大学時代に、読んでた。 彼女が兵器になっちゃう、 ただそれだけのことで、 高校生のしゅうちゃんの気持ちは こんなにぶれる。ゆれる。いたむ。怖がる。苦しむ。 ちせの心も、身体も、変わる。 それに、共感するしかなくて。 出会ってよかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

とにかく切なくなります。 いまだに読み返しては泣いてしまいます!! 恋すること、愛すること…。 ちせとシュウジ、互いを思う気持ちの大きさに胸を打たれます☆★ これから読む人は、ハンカチの用意を忘れずに。

Posted byブクログ

2009/10/04

とにかく切ない。 作者のあとがきを見てみると「彼女が最終兵器だったらこわいなぁ」から始まったようですが、そんなところからこんなに凄い作品になるなんて! 最終兵器に入るならば、ぜひ実写とかよりも原作をまず最初に見て欲しいです!

Posted byブクログ

2009/10/04

物語が現実的でなくなればなくなるほどに、リアリティが押し迫ってくる。 きっと自分が恋愛マンガを読むのはこれが最初で最後になるだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

泣きすぎて本がしょっぱくなっちゃいました。二人に永遠の幸福があるといいです。欲を言えばちせがなんで兵器になったかのエピソードがあるとこれは大きな社会問題を起こしていましたかと。 地球がこのようになるのはそう遠くないと私は思う。

Posted byブクログ