あずみ 第一部(9) の商品レビュー
連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物...
連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。 それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。
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徳川家康を討つべく、家康の護衛を務める小野派一刀流の小野忠明のもとに潜入したあずみ。そこには井上勘兵衛も名を偽って潜入していた。凄腕の門下生たちのいる小野派一刀流。果たして家康を討つというあずみと勘兵衛の悲願は達せられるのか? 家康が死ぬかどうかという歴史的に非常に重大な巻です。討てるのかどうかは…読んでのお楽しみ。。。
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